いや
ああいやだ。これからまた夜行バスだ……。ああいやだ~~~おおお~~~~~夜行バスはいやだ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~もう本当にいやなんだよ~~~~~~~~っっっ
ああいやだ。これからまた夜行バスだ……。ああいやだ~~~おおお~~~~~夜行バスはいやだ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~もう本当にいやなんだよ~~~~~~~~っっっ
昨日は朝から晩まで、紀子さま出産のニュースばかりだった。テレビっ子としては報道特番を見るとなんかイベントのようなわくわくした気分になるが、その中でも、今回に関しては人生で初めての体験となる「お世継ぎ誕生の瞬間」ということになる。秋篠宮さんもオレよりよっぽど年上なので、未来の天皇陛下が生まれたニュースというのは初めて聞いたのだ。
しかし、その男の子が将来皇族のトップに立つという、天皇陛下になるべき男の子がまさに今日生まれたということをじっくり考えると、なんかたいそう興奮する。歴史に残る出産であり、日本中が注目している大ニュースなのにも関わらず当の生まれた本人は事の重大さもわからずオギャーなんて泣いているのだ。まさか将来自分が天皇陛下になる運命にあるなどとはわかっているはずもなく。
きっと「ああ、やっとオレも生まれることができた。がんばって学校に行って、将来はできれば外資系のサラリーマンになりたいな」なんてごく普通の人生計画を練っているに違いないのだ。できればクリスマスにはおもちゃを買ってもらえるようなそこそこの経済力の中流家庭に育って、大学も普通に行って、郊外にマンションを買って……とか生まれたということを気楽に考えていたら、実は自分は皇室の一員でしかも皇位継承順位第3位、天皇陛下になることがほぼ確実な立場だったのだ!! これは彼にとって衝撃的だろう。ある意味どこの中高一貫教育よりもエスカレーター式なのだ。ひたすら長い、人生の終わりまでのエスカレーターに乗ってしまったのだ。
でも男子誕生ということでみんな喜んでいるが、これが女の子だったらどんな感じになっていたのだろうか。そもそも、女の子が生まれるということは許されたのだろうか?? 昔会見で皇太子さまが言っていたが、宮内庁関係側近の人たちからのお世継ぎを生んでくださいくださいというプレッシャーは相当強かったそうではないですか。おかげで雅子さまが体調を崩してしまったと。今回もそういう人からの期待はものすごかったと思うし、日本全体が男子を望んでいる環境で、もしかしたらこれはマンガなどでよくあるように、幕末純情伝でも沖田総司は女だったなんてことで牧瀬里穂が主役を演じていたが、男子の誕生を期待されすぎていたがために本当は女性であるのに男として育てられ、一生男として生きていかなければならないなんてそんなことは……。
まあそれにしても、紀子さまご出産というニュースに関しては、はっきりいってぜーんぜんオレの生活と関係ない。しかしぜーんぜん関係ないことはわかっているのに、なんか幸せな気持ちになってしまうものですな。これが日本人なのだろうか。引きこもりでもやはり慶事はそれなりに慶事なのです。花の慶事。