新刊「俺も女子高生も絶対探偵に向いてない」

新刊情報です。

 

さくら剛著「俺も女子高生も絶対探偵に向いてない」が発売されました。

内容紹介

 あのダメダメ探偵、伊藤たけしが帰ってきた! ――

・アイドルを襲う大物司会者のセクハラ
・幸せな夫婦を悩ませる恐怖のストーカー
・舞台は秋葉原のJKおでかけ散歩♪
・今度のターゲットはあの○○連合!!
・初めての後輩はなんと女子高生!?

笹野探偵事務所には今日も刺激的な依頼が舞い込んで……

元ニートのたけし、ドSの美女探偵・恵梨、武闘派のトガシ、
さらには「ちょりーーーす! 」な新入りを加えた最強(?)カルテットが今回も所狭しと大活躍! 爆笑ノンストップ小説の続編、ついに登場!!

前作「俺は絶対探偵に向いてない」ともども、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

イベント出演告知

みなさんこんにちは。さくら剛です。

2014年8月に、2本のイベントに出演させていただくことになりました。

以下、詳細へのリンクとなります。

8月7日 高円寺にて 海外ブラックロードpodcast公開収録 詳細はこちら 

8月30日 お台場にて トリカゴナイト2014 詳細はこちら 

どうぞよろしくお願いいたします。

三国志男

「三国志男」が幻冬舎より文庫本として発売されました!!

どうぞよろしくお願いいたします。

サイン会のお知らせ

みなさんこんにちは。さくら剛です。いつもお世話になっております。

新刊「困ったココロ」発売を記念いたしまして、4月4日(金)19時から名古屋にて、4月5日(土)13時から浜松にて、ミニトークイベント&サイン会を行います。

東京以外にさくら剛が出没する貴重な機会でございますので、お近くの方はご参加いただければ幸いです。
参加いただくには一応事前に該当書店さまで本を買っていただく必要があるのですが、当日会場での販売もしておりますので、当日直接来ていただいても参加可能でございます。

詳しくはこちら、サンクチュアリ出版さまのホームページに概要が記載されておりますのでぜひご覧ください!

ブログ更新停止します。

みなさんいつも見てくださってありがとうございます。

しばらくの間、こちらのブログは休止しようと思います。このまま永久に更新しない可能性もありますが……

当分のあいだブログ自体を消すことはないですが、当分のあいだ(もしくはずっと)更新はありません。

他の活動をいろいろしていきたいと思っていますので、また他のところでどうぞよろしくお願いします!

最近のこと

 最近、カゼをひいたと主張しつつ仕事をさぼりまくっている私・さくら剛です。

 でも結局いくら仕事をさぼっても、代わりに僕の仕事をやってくれる人は誰もいないので後から自分に降りかかってくるだけなのですが。でもよく考えたら、そもそも僕はかれこれ5年ほど夏休みを取り続けている人間なので、仕事なんて無いのでした。

 ところで先日、作家の石田ゆうすけさんとお会いしました。

 さくら剛を知っているという人なら、ほとんどの方は石田ゆうすけさんもご存知だと思います。なにしろ旅行記コーナーの定番ですね。7年半の自転車による世界一周を書いた「行かずに死ねるか!」(幻冬舎文庫)がベストセラーになっています。
 石田さんとは文庫本が同じ出版社から同じ日に発売されたり、テレビの収録で顔を合わせることがあったり、他にもごにょごにょ……ということで、なにかとご縁がある仲でした。そこで今回は、完全プライベートということで他の友人含めて少人数で密会を行ったというわけです。

 基本的に初対面の人とは喋ることを断固として拒否する僕ですが、石田さんとの密会は異様に盛り上がりました。
 普段同業者と顔を合わせることはほとんど無いということもあり、とても貴重な機会となりました。4時間くらいひたすら話をしていたでしょうか。いけない話を。
 石田さんのブログにも書いていただきましたが、我々は、なんとなくお互いに方針というかスタンスが似ているというのは多分にあるかと思います。考え方が似ているから同業者になっているのか、同じ業界に入ったから考え方が同じになったのか? 具体的に話すと細かくなるのであれですが、旅が好きじゃないところとか、表現の仕方とか、その他もろもろで非常に共通しています。
 ただそれは考え方だけの問題であり、7年も自転車で世界をまわっていた石田さんと、所詮公共交通機関を使って普通の観光旅行に行っただけの僕とは越えてきたものは全く違いますが。
 もちろん、僕には自転車旅は絶対にムリです。なにしろパンクしたらもう旅が終わりですから。自分で直せないので、途中でパンクしたら一度日本に帰国して自転車屋さんに行って修理してもらってまた旅を再開しなきゃなりません。人見知りだからヒッチハイクもできなければ見知らぬ人の家に泊めてもらうこともできないし。世界一周をするなら、僕は飛行機で無着陸で世界一周をしたいです。1泊程度で。
 そんな過酷な自転車旅を無帰国で7年も続けた石田さんというのは、ある意味人間ではないと言えるかもしれません。

 旅が好きじゃないという点では、「旅が好きな人」と話をすると僕はかなりの違和感を覚えるというか全然話が盛り上がらないんですが、石田さんは僕と同じ「旅が好きじゃない旅行作家」であり、話はぴったり合いますね。「旅が好きじゃない」というのは、面白いということの条件だと思います。よく聞いてください。旅が好きな奴が書く旅行記なんて面白くもなんともないんだよタコがっっ!!!
 ウソです。面白いです。

 結果的にかなり多岐にわたっていろいろと語りましたが、振り返ってみればその多くがなんと!!! ブログという公の場ではとても書けないそれはそれは恐ろしい内容であったとの噂です。
 僕たちは初対面なのに、お互いに知ってはならない秘密をいろいろ知ってしまいました。ある意味核の抑止力を持っているような状態であり、おかげで僕と石田さんは戦争に至ることは無いでしょう。
 というのは冗談ですよ! 冗談です! 半分は! でもまあこんな業界にいるといろいろ同業者にしかわからない苦労や不満や事件があるということで。利害関係の全く無い同業者だけに、隠し立てをせず話せました。悪口を言ったり。
 いつものブラックロードの方々と同様、貴重な旅行記業界の仲間(というより先輩ですが)として、これからも石田さんとはぜひ共闘していきたいと思っています。

 それではみなさま、ごきげんよう。これからも健康に過ごされますように。

豪雨+

 それにしても、昨日はすごい豪雨でございましたね。なんとなく、人生で最も激しい雷が鳴っていたような気がします。なんとなくというのは、寝ていたからですけど。でも雨音と雷と、杉並区役所からの大雨洪水警報の放送で寝られなかったです。雷、怖かったです。ゴロゴロゴロゴロ……

 今は、次第に起きるのが遅くなっていた生活を早朝に起床するサイクルにあらためるために、強引にますます起きる時間を遅くしています。昨日は起きたのが夜の8時です。

 夜に起きるようになると、心にヒビが入ります。心が不健康になります。この生活サイクル調整期間はなるべく人と会う予定も入れないため、人と喋ることなく夜に目覚め世間が寝静まった時間帯にひとりでじっとパソコンに向かうのです。

 そんな毎日が続くと、気持ちがふさぎ込んできます。「死んだら楽だろうなあ」とか考えてしまいます。そんな時にはムクの写真を見ると心が安らぐんですけどね。今も気持ちがちょっとふさぎ込む時期です。なんて人生っていうのは楽しくないんだろうかと、いつもじゃないんですけど、ある瞬間にふと思ってしまうことがあります。夜中に起きていると。脳がおかしくなるんです。これが昼間に起きているようになると、なにもかも楽しい具合になったりするんですけどね。

 でも夜中に起きていようと、動物と遊びたいとはいつも思います。

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コミックマーケットにご訪問いたします

 コミックというのは素晴らしいものですね。何度も買い足しました、コミックを。
 子どものころから優柔不断だった私は、一度捨てたコミックたちがとても名残惜しくなり、全巻をあらためて買い直すというもったいないことを幾度もしておりました。
 小学生にもかかわらず、買い直す時は書店で1巻~10巻をまとめ買いというようなことをしておりました。ですがしかしそれだけのコミックスをまとめ買いしているというのに、当の本人(さくら剛小学生)はちっとも嬉しくないのでした。なぜなら昔読んだ、一度買ったことのあるコミックをまたお金を出して買っているだけなのですから。

 きっとレジを打つ書店員のおねえさまは、「この子ども、小学生なのにコミックスを10冊もまとめ買いするだなんて、一度にコミックスを10冊も買うというその行為は小学生としてはこの上ない極上の幸せを感じさせるものに違いないわよ。一見クールな表情をつくろってはいるけれど、心の中ではうれしくてうれしくてにんまりしまくっているにちがいないわこのきゅーとなおとこのこは。紛れもなく。」と思っていたに違いありません。

 旧家の出身で、お助け軍団もいるようなお金持ちのおぼっちゃまだったのです私は。カラムーちゃんは今なにをしているでしょうか。お小遣いは月10万円でした。

 そんなコミックス愛好家の僕ですが、2011年8月14日のコミックマーケットにご訪問いたすことになりました。
 「トリカゴ放送ブース」という不謹慎なブースがあるのですが、そのブースに私も午後2時~3時の1時間ほど入れていただこうと画策しています。もしかしたら人波にもまれて遅刻するかもしれませんが。なるべく14時には行きたいなと。そこではトリカゴ放送の山本さんという恐ろしい方が「トリカゴ放送冊子」というものを発売しております。彼に近づくと悪魔が乗り移ってきますのでご注意を。

 東京ビッグサイトにて行われるそうです。もしご必要でしたらさくら剛はサインなどいくらでもいたします。販売しているトリカゴ冊子や、さくら剛の本でも持って来てくだされば。ただネットで調べた限りではどうやら会場内では写真撮影は禁止らしいので、私や山本さんの姿を写真に収めることはできないようです。ついでに悪魔などおかしなものも写ってしまうかもしれないですから、それがちょうどよいかもしれませんね。

 こちらに本家の告知もございますのでご覧くださいませ。みなさんに幸あれ。

http://www.tkago.net/blog/2011/08/tkagotsushin01.html

新刊発売

 本日、最新刊「中国なんて二度と行くかボケ! ……でもまた行きたいかも。」が発売されました。幻冬舎文庫の新刊です。全国の書店でお求め下さい。

 これは「アフリカなんて二度と行くか!ボケ!」から始まった、「南アフリカ共和国→中国」の旅の最終章となります。
 思えば自分の旅は、旅行記を書くということによって日本への帰国後もじわじわと続いていたように思います。アクティブな、動的な旅としては北京に着き夢破れた時点で終わっていたはずなのですが、静的な旅は東京の自分の部屋でも続いていたわけです。ひたすら毎日パソコンに向かいながら。

 それをトータルで考えれば長い旅でした。今の自分から見ても当時のさくら剛はムチャをしていたと思います。
 「アフリカを縦断する」という決断が最初にして最大のムチャでした。今でもジンバブエやエチオピアにいた頃の自分、そして自分の気持ちを鮮明に思い出すことはできます。がしかし、まさかその後自力で本当に中国に到達ししかもその旅行記が書店に並ぶ日が来るとは、思ってもいなかったですし当時の自分から考えれば夢の世界です。

 ともあれ、これでようやく終わったという気持ちです。
 しかし自分の中の気持ちはこうしてしんみりしていますが、この中国旅行記の中身はというと今までにも増して、「変態の中の変態・さくら剛」という呼称がぴったりあうような過激で気持ち悪くて汚くて情けなくてバカバカしい号泣必死の内容となっております。

 自分自身、この中国旅行記の原稿を読むとあまりのアホらしさとかわいそうさで泣き笑いです。ほんと、この本に出て来るさくら剛って人、変態だと思います。情けなくてかわいそうな人です。海外旅行が世界一似合わないネクラ男です。みじめです。
 でも、人間らしい!! 

 先日画像を掲載しましたが、本の裏表紙にある「概要」を載せておきたいと思います。

「自分を振った彼女を追いかけて中国へ向かった、軟弱で繊細なひきこもりのさくら剛。ドアなしトイレで排泄シーンを覗かれ、乗客が殺到するバスに必死に乗り込み、少林寺で槍に突かれても死なない方法を会得した。こうして鍛えられた(?)著者は、辿り着いた氷点下の北京駅で彼女を待つ……。果たして彼の目標は達成されるのか!? 爆笑必至旅行記。」

 そんなわけで、どうか今回ばかりはみなさん、買っていただけたら嬉しいです。

 

新刊とどきました。

 発売は今週末ですが、「中国なんて二度と行くかボケ!でもまた行きたいかも」の見本が出版社より届きました。

 このように、おばあさんがメンチを切っているような恐ろしい表紙となっております。並ぶおばあさんの構図はなかなか不気味に感じるものがありますね。幻冬舎文庫からです。今週の金曜日には全国の本屋さんにお届けされるでしょう。

 

C

A

 

 そして裏表紙の「本の概要」がこのようになっています。これは自分で書いたものではなく出版社の方でつけてくれたものですが、なかなか赤裸々すぎるストーリーですね。我ながらこの本の著者はどんな変人なんだと意味がわからなくなります。

 

D

 

 なるほど僕は軟弱で繊細なひきこもりであり、ドアなしトイレで排泄シーンを覗かれ、少林寺で槍に突かれても死なない方法を会得して、氷点下の北京駅で彼女を待つ……その結果が「爆笑必至」だと。
 なんとも僕という人間は自分を犠牲にして笑いを取っていますね。言うなれば笑いものですね。ここまで自分を全てさらけ出した文章を世間に向けて発表し、笑いものになる覚悟があるかといったら、できれば笑いものにはなりたくありません。恥ずかしいから。
 しかしみなさんはさくら剛という人間を笑っているように感じるかもしれませんが、しかし実は巧妙な策略によってさくら剛に笑わせられているのです。笑わせられているのだけど笑っている気持ちになる。そういう策なのです。僕の作戦なのです。

 こんな恥ずかしい本を書いてしまったら、恥ずかしくて道を歩けない。人に出会った時にさくら剛ですと名乗れない。隠れながら生きていくしかないかもしれない。

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