さよならノートくん
ウィーを買いたい……。というか前回のブログの内容からして普通に考えると来月まで次のブログ更新はなさそうな気がするのだが、なさそうな時にある、ありそうな時にないというのがひねくれ者なのである。もうフェアに関しては書くことを書き尽くしてお願いし尽くしたので、今さら書くことはないです。
最近は北斗無双がやりたくて、でもやれなくて。amazonのレビューばかり読んでいる日々だ。おかげでだいたいゲーム内容は把握しつつある。ケンシロウは最初は動きが遅くてストレスがたまるが、ちゃんと成長させてジャンプキャンセルと回避というスキルを身につけると爽快なプレイになるらしい。そしてマミヤは尻のグラフィックがたまらなくて、伝説編ではQTEというコマンド入力が難しいというかイライラさせられて、トキは技の後にこふこふと咳をするらしい。
そんなことまでわかってしまっても、ソフトどころかプレステ3もxbox360も持っていない。オレはゲームをするために生きているはずなのに、もう長らくの間ゲームの電源すら入れていないのはなぜだろう。南米でオレは悟ったはずなのだ。チチカカ湖畔のペルーの町・プーノの宿(マンコカパクイン)でなぜだかふと思ったのを覚えている。オレはこんなふらふらと生きていていつ突然死ぬかわからない。それならば、出来るうちにやりたいだけゲームをやっておくべきではないのか! と。
もし北斗無双をプレイする前に何かの事故で死んでしまったらそれこそ死ぬほど悲しい。それは成仏できない。そんなことになったら、北斗無双を購入したどこかのご家庭で、夜な夜な住人が寝静まった後に勝手にプレステ3の電源が入り、誰もいないのに北斗無双が起動して画面が動いている。ふと見ると何か青白い影がコントローラーにまとわりついていて……アナログスティックは動きボタンは押し込まれ……そしてすすり泣く声が……
きゃ~~~~~~~~~~~っっ(号泣)!!!
無事に南米から帰還したことだし、春を迎えてしばらく経ったら、新しいゲーム機を買って今までの分も遊ぼうと思っていたのだが、だがしかし。デスクトップPCを1ヶ月前に買ったばかりだというのに、今度はノートPCがご臨終を迎えた。まさに突然死だった。なんというか、このノートにはあまりにも思い入れがあるのだ。一緒にアジア大陸を横断したし、中南米も旅をした。パキスタンの雪山でもインドでもバングラデシュでも、マレーシアのジャングルでもアマゾンでも、標高5000mのボリビアでもマチュピチュでもガラパゴス諸島の船の上もイースター島も中国の奥地でも、ずっと一緒だった。
何万枚という写真を管理してくれてテントや山小屋では明かり代わりになってくれ、ホームページを書いてアップして、いつしかノートPCでは原稿も書くようになりそれが何冊かの本になり……。
ゲームをやっている時は、攻略サイトを表示してくれた時もあったね。ネコ動画やムク動画を再生してびびったムクにガリガリとやられたり……。
そんな竹馬の友とも言えるノートPCくんが、その職務を果たしお亡くなりになりつつある。よく旅が終わるまで我慢してくれた。あと2ヶ月早かったら、オレの旅に大ダメージであったろう。世界のあちこちを旅させてもう5年、長距離バスの座席から転がり落ちたこともあったし、バラナシの46度の世界から中国の氷点下10度まで、とっくに寿命を終えていてもおかしくないレッツノートくん。しかし、オレが中南米4ヶ月の旅を終えるまで、待っていてくれたのだ。そして力を使い果たしたのだ。「もう休ませてください」って、言っているんだねノートくん。
新しいレッツノートを買おうと思っていたけど、これを書いていたらなんだかすごく名残惜しくなってきたぞ。どうしよう。
なので、新しいノートPCを買わなきゃいけない。この出費は当然ゲーム機用に組んでいた予算にも影響を与えるだろう。
今月の14日に、よしもとさんのお宅にお邪魔してWiiをやらせていただいた。初めてWiiというものに触ったのだ。ちょっとだけブログでも触れてくださっていたが、よしもとさんのご子息と一緒にニュースーパーマリオブラザーズWiiをやったのである。食欲旺盛期のためにタイカレーを2杯も食べさせていただいた上に家に上がり込んで夜まで居座って。なにしろ超久しぶりのゲームで次世代機に触れるのが嬉しくて。
しかしまあ初めてのWiiとはいえこちとらゲーム暦25年である。ご子息の年齢の2倍もの期間のゲームキャリアがあるのだ。しかも25年前に生まれて初めて買ってもらったゲームソフトがスーパーマリオブラザーズ。格の違いというものを見せてやろう、と思ったのだがやはり今時の子供にはかなわなかった。
しかしよしもと家のお子さんは、2人プレイで時々オレ(ルイージ)を持ち上げて崖下に放り投げて死なせるというおよそ年上を尊敬していない悪さを働いたりしたのだが、はっきり言ってよしもとさんのご子息だけにおいそれと背後から近寄って三角締めで懲らしめたり出来ないのが辛い。本来ならば、ゲームの中とはいえ年上はきちんと立てて接待プレイをしなければいけないということを厳しく教えてやりたかったのだが。逆に踏まれるわ落とされるわキノコはオレの分まで取られるわと散々であった。
いや~、
はらはらしながらブログを書いています。もうやめよう。本来の調子が出ない。
Wiiも欲しいなあ。なにしろドラクエXがWiiで出るのだから、遅かれ早かれ買わなくてはいけないのだ。これは義務なのである。ニンテンドーDSは、まだ本体は持っていないが「買いたいソフト一覧表」は既に作成済みだ。早くこれを活用できる日が来るといいな。オレは毎夜星に願う。どうか思う存分ゲームをやれる日が来ますようにと。
でも本当にそんな日が来たら、それは仕事が無いってことだから不安でとてもおちおちゲームなんかやってる気分じゃないんだよね。ああ、生活パターンが……昨日起きたのが夕方の6時で……そのまま夜を過ごし今は昼の12時。今日は何時に寝るのだろう。
ここ数日で読んだのが和田京平レフェリーの人生は3つ数えてちょうどいい なのだが、全日本プロレスでどのようにレスラーたちの不満が溜まりノアの旗揚げに至ったのか、その他など、知りたくて知らなかったことが書かれていて久しぶりに止まらなくなった本だった。しかし馬場さんの死に関しての章では、元子さんにすごく感動した。いろいろ言われても、少なくとも馬場さんに対しては純粋に美しい愛だったんだなと。いい話だった……。うう……(号泣)