新刊発売になりました。2015年8月7日
「感じる科学」「困ったココロ」に続く、学問バカバカしく解説する系の新作単行本を発売いたしました。
世界のニュースなんてテレビだけでわかるか!ボケ!!…でも本当は知りたいかも。
「感じる科学」「困ったココロ」に続く、学問バカバカしく解説する系の新作単行本を発売いたしました。
世界のニュースなんてテレビだけでわかるか!ボケ!!…でも本当は知りたいかも。
地球が滅亡するまで、あとたった2年しかないのかもしれない。いや、むしろオレが中南米で見て来た過去からの遺品や伝承は、人類の終焉が間もなく訪れることを確実に示していた……。
もし明日地球が滅びるとわかっていたら、どうするだろう。人類滅亡の前日、おすすめの過ごし方はいったいなにか。
とりあえず、銀行強盗でもしようか。もう明日死ぬとわかっていたら死刑もなにも怖くないので、普段したいと思っているけどできないことを思い切ってやってみる格好の時じゃないか。一度「金を出せ!」っていうのやってみたかったんだよね。スタンガンとか持って。覆面かぶって。顔以外は全裸で。顔を隠して体は露出していれば、ますます目撃者の視線が顔からそれるので犯人にとっては好都合なのだ。ただ、逃げる時に見つかりやすいという欠点はあるけれども。
でも、よく考えてみれば地球が滅びる前日に大金を手に入れたところで全然意味がない。それに、そもそも明日地球が滅びるという日に銀行は営業しないだろう。
どうせ強盗をするなら、地球が滅びる直前ではなく何ヶ月か前がいいと思う。それならまだ強奪した金を株式投資なりなんなりで使う期間があるじゃないか。とはいえあまりに日程に余裕を持ちすぎて犯行に及ぶと、まだ世の中が正常に動いていて普通に警察につかまって刑務所に入れられてしまう可能性がある。とはいえ滅亡に近づくまでじっと待っていると、お巡りさんや警備員さんももう出勤していないだろうから捕まる心配はないけれど、既に地球は大混乱で金を使うような余裕は無い、もしくは自分が強盗しに行く頃にはとっくに他の強盗や横領によって盗む金すら無いということになりかねない。そのあたりの日程の調整、いつ決行するかという身を削るような強盗のせめぎ合いが、きっと地球滅亡間近には繰り広げられるだろう。
否(いな)、しかしオレは、そんな殺伐とした中で死んで行くのはゴメンだ。人生という自分の作品を、オレは美しいままで終わらせたい。犯罪なんて冗談じゃない。「最後の思い出に」と、長澤まさみちゃんの住所を突き止めて抱きつきに行こうなんていうやましいことも一切考えたくない。そんなことは。たとえまさみちゃんがそれを望んでいようとも。オレはできない。
どうせ滅亡が避けられないのなら、オレは、穏やかに死んでいきたい。そう、ただひとつ、生まれ育った浜松に帰って、最後に母の手料理を食べたい。それだけでオレはいい。
と言いつつ、実際に滅亡前日に実家に帰って母に手料理を頼んだら、母親は母親で「なんで滅亡の前の日にまでおまえの食事を作らなきゃいけないんだよっ!!! わしゃおまえの家政婦かっ!!!! 最後の日くらい私の好きなようにさせろっ!!! おまえが下品な本を書いてるせいで私らまで白い目で見られてるんだからな!! この親不孝ものがっ!!!」と完全拒否される可能性もある(一部ノンフィクションを交えてお伝えしております)。それでも母の手料理が食べたいと、しつこく食い下がったらキレられて「セロリとゴーヤとたくあんとパクチーの酢の物」なんていう渾身のいやがらせな食事をふるまわれる可能性もある。全部オレの食べられないものだ。母親だけに息子の好き嫌いは完璧に把握している分、敵に回した時は非常に恐ろしい。ああそんな人生で最も不味い最後の晩餐はいやだ……(涙)。それなら、もう素直に最近笹塚にできたココイチにでも行った方がいい。最後にカツカレーを食べよう。と思ったけど明日地球が滅びるという日にCoCo壱番屋に出勤して見知らぬ客のためにカレーを作ろうという人もいないだろうな……。
そう考えると、地球滅亡前日の最後の晩餐というのは自炊以外にあり得ないような気がしてきた。
まあ本当言うと、晩餐とかどうでもよくてオレは、みんなに感謝して滅亡を迎えたい。ハグをしたい。道行く人々全員と、「おつかれさま!」と言いあってハグをしたい。だから事前に長澤まさみちゃんやフカキョンや木村多江さんが行きそうな道を綿密にチェックし、偶然を装って通りかかりハグをしたい。一度ハグをしたらちょっとやそっとじゃ離れないぞオレは。最期の力を振り絞るから。そのままの体勢で滅亡を迎えてもいいという覚悟だから。1億年後に宇宙人が地球に来て発掘調査をしたら、木村多江さんにハグをした体勢のまま一心同体で化石化した状態で出土しようとしているから。堀越高校とか、宝塚音楽学校あたりに侵入するのもいいね。そうすれば道行く人はみな美女だから、たいてい外れなしのハグができそうだよね。
バカヤローーーーっっっ!!!!!
マヤ文明の、パレンケという遺跡だ。
マヤ文明のことを知れば知るほど、怖くなる。
2000年ほど前に、今のメキシコ周辺の位置に栄えたのがマヤ文明だ。しかし、マヤの人々は20世紀になってようやく近代人が辿り着いた高度な天文の知識を、2000年前の時点で既に持っていたのである。
最も有名なのが地球の公転周期だ。西洋文明が数百年前まで使用していた暦の1年の日数、小数点以下4ケタまで算出されていた公転周期の数字よりも、2000年前のマヤの人々の計算の方がずっと正確だったのである。他にも月や金星の公転周期など、どのようにして発見したのかも想像がつかないずば抜けた地球に関する知識を、マヤ文明は持っていたのだ。
計算が正確というよりも、そもそもマヤの人々が、最新のコンピューターでやっと近代人が辿り着いたような計算結果をどのように見つけたのか、本当に計算でそれを見つけたのかということすらわかっていない。これは、マヤの人々が現代人と同じくらい凄かったということでは全然無いのだ。なにしろ、現代にはコンピューターがあり、その他にも文明発祥より5000年以上かけて培った知識や知性や発明品、いろいろある。なんでも揃っている。オレの生まれ育った実家(名家)のようになんでも揃っている。コンピューターやら骨董品やら肖像画やら家政婦やらラジコンカーやら幸せやらありとあらゆるものがなんでも揃っていた。そう、オレが子供時代に手に入らなかったものは、「友達」だけだ。ウソ。
しかし2000年前なんて、パソコンはおろか電卓すら、電卓はおろかパソコンすら無い。AVすら無い。ディズニーランドも無い。アルパカ農園くらいはあったかもしれないけど。その環境の中で現代と全く変わらない正確な天体運行の計算をするということは、そんなことは現代の人類でも無理だ。現代の博士や教授だって、現代文明に頼っているのだ。コンピューターも望遠鏡も何も無いという中では今に生きている人の中でも公転周期など正確に計算できる人はいないだろう。それをいとも簡単にこなしているマヤの人々は、今の人類よりもはるかに天才的な知能を持っていたということになる。その証拠に、現代の人々がいくらマヤの人々の知識の謎に挑んでも結論は出ず、現代人のレベルでは「なぜマヤの人々がコンピューターも無いのに正確な天文の知識を持っていたのか」ということが全く解明できず、結局「マヤ文明は、宇宙人が伝えたものだ!!」「マヤ人というのは、地球に移住していた宇宙人なのだ!!」という説が生まれてしまっているほどである。
マヤの人々(一説では宇宙人)の手による像、仮面
そんな恐ろしい知能を誇ったマヤの人々が、ある予言をしているのだ。
それは、「2012年12月23日に、地球は滅亡する」というものである。
メキシコでマヤの遺跡をまわり、多くの発掘品を見て、ひとりの旅人としてオレはその予言から目を背けることはできなかった。地球滅亡の日。マヤの予言の謎。そして中米最大の町メキシコシティで、あるひとつのオーパーツを見たことをきっかけにオレは恐ろしい陰謀に巻き込まれて行くのだが……
※オーパーツ=現代の科学・学問では存在の説明がつかない謎の発掘品や遺跡。詳しくは前回のアルパカのブログのそのまた前のブログを見てね!
巻き込まれて行くのだが……
いや、ぶっちゃけ特になににも巻き込まれてはいないのだが………
とにかく続きは、8月6日にメディアファクトリーから89%くらいの確率で発売されそうな、「南米でオーパーツ探してる場合かよ!!」というわけのわからないタイトルのさくら剛さん著のみすぼらしい本の中に続きは書かれているのです。書かれていなかったら、ごめんなさい。最近物忘れが激しくなっちゃって。地球滅亡について書いたのか、2年前に薬局の女の子(さやかさん)を好きになっちゃった時の告白大作戦の顛末を書いたのか、どっちだかわからなくなっちゃいました。忘れちゃいましたいろんなことを。
最近ニュースになってたんだけど知ってますかこれ? 小泉元首相の息子が対立候補を無視する動画。
このモラルの無い息子が当選しないことを祈りますが、握手を拒否された対立候補のよこくめ勝仁さんって……、総理じゃないか!!! あいのりの総理!! 存在感が無く、ちゃきにふられてあっさり消えていった総理。
総理の息子が総理を無視するとは。よくできた話じゃないか。
これは明らかに小泉息子がどうしようもないと思うが、しかしあの総理が政治家になるのもどうかと思う。知識はあっても、あいのりメンバーの中でも人間的未熟さが目だっていたじゃないか。全然人の心がわかってなかったように思う。ちゃきへのアプローチも不気味だったし。だって告白が失敗してたんだぞ? あいのり史上初の告白失敗。「今日はちゃきの過去を知りたい」とか偉そうに言って、ちゃきが泣いて部屋に戻ってしまったのでチケットを渡せなかったのだ。
なにより、古参メンバーの時期だったにもかかわらずひさよんが田上を糾弾して孤立した時に助けなかったのが許せん。タチと植っきと一緒に出て行きやがって。思い出したら腹が立ってきた。そんな人間が政治なんか出来るわけない。ひさよん一人助けられなかったくせに。
ちなみにタチはじゅん子とまさかの大逆転帰国を果たしたけど、FLASHかなんかの記事で帰国して速攻別れたと書いてあった。帰国する飛行機の中で既に雰囲気が悪かったらしい。ざまーみろ。ひさよんを思いやらない行動を取るからそうなるんだ。
でも、ひさよんにmixiでファンレター送ったけど無視された。くぅはちゃんと返事をくれたぞ。短かったけど。あっ、この話は忘れて。
とにかく2人とも人の上に立つべき人間ではない。総理なんて勉強だけできるけど応用が利かない真面目人間の典型ではないか。握手を拒否されたのはかわいそうだけど、ひさよんを見捨てたんだからこれくらい当然の報いだ。あの時のひさよんはもっともっと辛かったんだぞてめー。
あいのり出たかったなあ。
マイケルジャクソンも死んでしまいましたね。
50歳。ここがどうも英雄が死ぬべきラインのような気がします。三沢もマイケルも織田信長も上杉謙信もそこで死んだからこそ英雄視されるわけです。徳川家康なんか、長生きしただけになんかじいさんのイメージがあるじゃないですか。
沖田総司とか、坂本竜馬とか、夏目雅子なんかもやっぱり名が知れている人は、予想より早く死ぬからこそ「えーーっ!!! そんなに早く死んじゃったの!!! ガーーーン!!!」という意外性が強烈で人々の印象に残るのだと思います。大往生を遂げるのは普通の人々にとってはいいことでも、英雄にはマイナスイメージになってしまうのですよね。もし沖田総司とか坂本竜馬がヨボヨボの歳まで普通に生きてたら、マンガになったりしてないような気がします……。
それにしても、個人的にマイケルジャクソンは人並み以上に好きだったというわけではないですが、ムーンウォークやスリラーなんかはマネしたりしてたので人並み程度には思い入れはあったりします。
しかし、やっぱり若い頃と比べてここ最近のマイケルの外見の変化には正直戸惑いを隠せませんでした。だって、どう見ても別人になってるじゃないですか。同一人物として認識する方が難しいです。
どうしてこんなに変わり果てた姿に……。ちくしょお、こんなの、オレの知っているマイケルじゃないぞっ!!!
今年のレッドホワイト歌合戦の司会者が、Sports Music Assemble Peopleの中居くんと笑福亭鶴瓶師匠に決まったそうだ。ラストイヤーのDJOZMAに続いて、またもやアンダーハーフボディつまり下半身の露出ハプニングでの話題性を狙っているのだろうか?? スモールフォレストハッピーチャイルド、つまり小林幸子が年々衣装が派手になっていったように、露出についても去年はボディスーツだったから今年はワンランク上げて、鶴瓶師匠のリアルボディを見せるつもりなのだろうか?? そうすると、ネクストイヤーも小林幸子の衣装と共にさらにビッグサイズになることが考えられるので、おそらく来年は羽賀研二あたりが司会者に抜擢されるのではないか。
ちなみに、こうしてブログを書きながらルー語のプラクティスをしているのは、オレがこのポリス、警部補を見習っているからである。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071112ic21.htm
宮崎県警の警部補が、容疑者の娘に交際を迫るメールを送ったというのだが、その内容が、「良いボディーを持っているんですね」だそうなのだ。40代の警部補ですらこのように国際的、インターナショナルなルー語、ルーランゲージを使っているんだから、こっちもヤングなジョブレス、ニートとしては負けていられないじゃないか。
しかし、よく考えてみれば「良いボディーを持っているんですね」というのは別に交際を迫るメールではないような気がする。ただのセクハラだろう。だって、「良いボディーを持っているんですね」と言われて「そう? 嬉しい! 付き合いましょう!」と返事をする女性はまずこの世にいないのではないだろうか。まあ合計で26通ものメールを送ったそうなので、おそらくは他のメールでいろいろ口説く内容を書いたのだろう。「良いヘアースタイルをしているのですね」「良いボイスを持っているんですね」「良いフェイスを持っているんですね」「良いバストを持っているんですね」「あなたの良いボディーをフォーエバーに私のものに」「あなたの作ったグッドテイストな味噌スープが飲みたいです」などのルー語を駆使して、彼女に交際を迫ったのであろう。きっと今ルー大柴がブレイクしているのを見て、流行りを取り入れれば彼女の心も掴めると思ったに違いない。実に短絡的な発想だ。
尚、最近気になったニュースで、「石を食べるおばあさん」というものもあった。
http://www.recordchina.co.jp/group/g12676.html
どこの話だろうと思ったら、中国である(やっぱり)。陳お婆さんが10年前に歯を鍛えようと決意して、それから瀬戸物や石を食べるようになったという。……いや、歯を鍛えるためはわかるが、別に噛むだけで済む話で、あえて飲み込まないでもいいんじゃないだろうか。腹が減っているのか??
そもそも瀬戸物なんてちゃんと胃の中で溶けるのだろうか。いやいや、もしかしたらこの陳おばあさんは胃液で瀬戸物を溶かして体内で新しい形に練り上げており、彼女が亡くなって火葬をしたらお骨と一緒に新しい皿や湯のみなどが出来上がって出てくるのではなかろうか。はっきり言って、その皿ではメシを食いたくない。
ある意味、この陳おばあさんも石や瀬戸物も食べられる強い体をしているんだから、良いボディーを持っていると言える。しかし陳おばあさんに「良いボディーを持っているんですね」とメールを出しても、別にセクハラとも交際を迫るメールだとも思われないだろう。ひょっとしたら、さっきの警部補の相手も、石を食べるのが特技の女の人ではなかったのだろうか? 警部補はそういう意味で「良いボディーを持っているんですね」と驚きを伝えただけなのに、自意識過剰な女性に間違って受け取られてしまったとか……。
でも、この警部補は26通もメールを送ったというのに、警察がマスコミに公開したメールが「良いボディーを持っているんですね」のメールだったという、そのチョイスの素晴らしさには拍手を送りたいと思う。オレもこれから女性にメールをする時には、ぜひ使いたいフレーズである。ただ、女性の方々は、もしオレから「良いボディーをしていますね」というメールが送られてきてもそれは陳おばあさん的な体の強さを褒めているわけなので、どうか誤解して警察に行くのはやめてください。
先日女子バレーの日本×セルビアを見ていたら、日本が2点差でリードしている時に、川合俊一が「早く3点差にしたいですね。2点差は1点差みたいなもんですからね」と言っていた。
2点差は1点差みたいなもんか……。それじゃあ3点差は2点差みたいなもんだということだよな。ということは2点差は1点差みたいなもんなので、3点差も1点差みたいなもんだ。4点差は3点差みたいなもんだから、その3点差は2点差みたいなものつまり2点差みたいなものということは1点差みたいなものなので、結局何点差でも1点差みたいなものだ。2セットは1セットみたいなものであり、今度は19800円の外付けハードディスクを買う時に、「2万円は1万円みたいなものですよね。川合俊一がそう言っていましたから」と言って1万円だけ払ってみようと思う。残りは、ぜひ川合俊一に請求してもらいたい。
さて、それ(川合俊一の話)はいいとして、実はオレのPCはこのところ不調続きである。遂に化けの皮が剥がれた感じだ。今まで好調だったのは、どうやらオレの力量を測っていたということらしい。主人がたいした人間じゃないとわかった途端、自分がエロ系のデータで満たされて行くのに反発して、ひたすら壊れ続けるようになってしまったのだ。機械のくせに選り好みしやがって!! かわいい娘がいっぱい入っているだけでも幸せだろうが!! 世の中には熟女とか排泄シーンのデータで満たされてるパソコンだってきっとあるんだぞ!! それに比べればうちはなんて健全なことか!!
ということで、ついこの間買ったパソコンのある周辺機器が調子が悪くなったもんだから、保障期間だったのでメーカーに修理してくれとメールを出した。すると、「製品を○○センター宛に送ってください」という返答が来たのだが、その住所を見ると、なんとオレの最寄り駅から徒歩3分の場所じゃないか。家からドアツードアで徒歩10分、自転車で5分の場所だ。一輪車なら、オレは一輪車に乗れないので何分かかるかわからない。しかしこれはわざわざ送料を払って発送するのはもったいない。自分で持って行こうではないか。一輪車で持って来るように言われたら発送した方が楽だけど、特に指示は無いので自分で届けに行こうではないか。
とりあえずその周辺機器を封筒に入れて、オレは駅近くの○○センターが入っているビルに向かった。
しかしよく考えてみれば、ニセ郵便局員であるオレがオフィス宛の郵便物を持って勝手にビルに入って行っていいのだろうか?? そこは○○センターの他にもいくつものオフィスが入ったビルで、基本的にこういうところは首から入館証みたいなものをぶら下げてないと入れないのではないだろうか。しかもそのビル独自の入館証が必要で、もしヒンズー教の女神カーリーが生首で出来たネックレスを首からぶら下げて入ろうとしても、きっと警備員に止められるだろう。
と思ったら、そういえば今日は日曜で、そもそも正面玄関が閉まっていた。そして、「本日ビルを利用される方は通用口にお回りください」という看板が立っていた。
指示通り奥まった通用口にお回り、そのまま入ろうとしたのだが、そこは壁に数字が書かれたボタンがつけられていて、暗号を入力しないとドアが開かないようになっていたのである!! これはさすがに入れないな……。まあこういうところはセキュリティがしっかりしているから、平日に出直してくるか……
でもせっかく来たのにこのまま帰るのも、せめて一糸報いなければと思い、とりあえず開くかもとドアノブを捻ってみたが、やっぱり開かなかった。でドアに中が覗けるようなガラスの小窓がついていたので、開けようとトライしながら中をチラっと見ると、今にも出てこようとしている女の人と目が合った。
や、やばい。オレは日曜に通用口からビルに侵入しようとしているめちゃめちゃ怪しい男ではないか。通報とかされたらどうしよう。こ、ここは逃げた方が……
と思う間もなく内側からドアが開いて女性が出てきた。オレはとりあえず邪魔にならないように1歩下がって、そのまま固まっていた。「ここで何をやっているんですか?」とか聞かないでどうか素通りしてほしい。頼むから声をかけないでそのまま出て行ってください。お願いします……
すると女性は、開いたドアを押さえて、オレに「どうぞ」と言ってくれた。オレが「あ、すいません」と礼を言って中に入ると、彼女はそのまま外に出て退社して行った。
……。
ええええええっ!!!!
どうやら、彼女からしたら別にオレは怪しい人物ではなく、たまたま同じタイミングで中に入ろうとした別のオフィスの人間で、中から人が来たのでレディファーストで1歩下がった紳士だと思われたらしい。
やっぱりこの紳士的な顔がよかったのかな。たしかに、どう見てもこんなセレブな顔つきの人間が泥棒のわけはないからな……。
オレはありがたく中に入ることができた。でしばらく1階をウロチョロしていると、めでたく郵便受けを見つけた。ところが、今度はその郵便受けにオレの持って来た封筒が入らないという問題が発生したのである。その郵便受けは、上の部分に細長い投入口があり、下の部分はダイヤル式のフタになっている。部外者が中の物を取り出せない仕組みなのだ。しかしその投入口が狭くて、周辺機器入りの封筒が入りきらないのである。
ここまで来てこれか……。結局ポストに入らないんでは、平日に出直して来てもダメじゃないか……。と思ってとりあえずダイヤル式の下のフタを苦し紛れに引っ張ったところ、すんなり開いた。ダイヤルの錠は面倒くさいので使われていないらしい。あーよかった……。
ということで、めでたくオレはビルに侵入し送料無料でポストに機械を届けてくることが出来たのだが……、オレが言うのもなんだが、こんなことでいいのだろうか?? 休日は泥棒を警戒してわざわざ暗号を知らない人しか入れないセキュリティーがかかっているのに、入れてるじゃん。オレという部外者(そして危険人物)が。どうせなら、ついでにどこかのオフィスに行って金庫でも荒らしてくればよかった……。
これで味をしめたので、これからは休日のたびにビルに侵入し、「オフィルビル侵入、何回目でつかまるか」という実験をしたいと思う。しばらくこのブログの更新が止まったら、逮捕されたと思ってくれ!!
1.なんとなく亀田家がかわいそうに思えてきた。世の中による大々的なイジメを見せ付けられているような気がする。
2.http://www.iza.ne.jp/news/newsphoto/slideshow/all/all/date/45703/ の記事の、写真についている「おいしそうな極上むっちりヒップで誘惑する伊藤えみ」というコメントを考えたライターの人は、書いていて自分の仕事に疑問を持たなかったのだろうかということ。
3.ビリーズブートキャンプをやっていて、ビリーバンドを交差させて行う運動(主にキックなど)の時に、動作を行う度にバンドの交差した部分が股間(竿と玉)にプルンプルン当たり非常にわずらわしい。他の男の方々も同様にプルンプルン当たっているのだろうか? それとも、何かうまくかわして股間を守る方法があるのだろうか?? そのうち、ふとした時に玉がヒギャッとゴムに潰されそうで怖い。
さて、もうとっくに旅行記はインドの話に入ってしまったが、パキスタン・フンザのツアーでこんな吊り橋を見に行った。
渡っている後姿はもちろんトムクルーズ、に似ているが実際はトムクルーズじゃなくてこのオレである。もはや吊り橋というより綱渡り的な緊張感があり、板と板の間が平均で30cmずつくらい空いているスカスカ状態なものだから、ミニスカートでもはいて渡っていたら下から盗撮し放題である。そういえばオレが渡っている時も下からカシャカシャ聞こえてきたような……。撮られちゃったかしら。
ほとんど動いて無いけど、一応動画も撮ったのでどうぞ。
ちなみにこのツアーの昼飯で寄った食堂で、おじさんたちがサイコロを振って遊んでいた。なんでも、農家の人たちは雪が溶けている夏の間しか仕事をせず、1年の半分以上はこうして遊んで過ごしているらしい。この地方の平均寿命が長く、100歳以上生きている人がごろごろいるのは、こうしてストレスが少ない生活をしているからだろう。カスタマーサポートセンターとかでずっと働いている人は早死にするんじゃないかしら……。
フンザの人たちのことを思うと、働いたり辞めたりを繰り返している自分がダメ人間ではなく普通の人間に思えてくる……。たくさん働いて早死にするのと、あんまり働かなくて超長生きするのと、結局トータルで働く時間は同じですね。
寒くなってきましたね。
本の表紙イラストを描いてくださった都築潤さんのサイト
今はやりの脳内メーカーにチャレンジしてみた。今はやりというのも少しどうかと思うくらい今や誰もがブログやmixiの日記に載せているありがちなものであるが、これをやることによってブログ1回更新したことになるから楽だよ、とアドバイスを受けたので、決してブログを書きたくないわけではないし、そもそも更新の義務など無いのだし書きたいことが無いのであれば更新を止めればいいだけなのであるが、でもブログはブログで何か書いて自分をアピールしないと薄い自分の存在がもっともっと薄くなって消えてしまいそうなので、自己確立も兼ねて(涙)ここは私自身の脳内をさらけ出そうと思う。
そうそう、脳といえば頭だけど、1頭身2頭身という言い方があるよね。これはみんなよく使うよね。だいたい普通の人は、他人とすれ違う時、2回に1回は「あの人、7頭身くらいじゃないかなあ」なんて見当をつけると思う。テレビを見てもすぐにタレントの頭身を数えてしまうと思う。奇しくも小顔クイーンが発表されたなんていう記事も見つけたし、つまり誰でも1日5,6人くらいの知り合いやタレントを「あの人は○頭身だなあ」と勝手に決め付けているというのが、今の日本の偽らざる現状、若者の実態だと思う。
ということで、1頭身2頭身という数え方に似た、別の物を数える方法を思いついた。それは、1亀頭身2亀頭身という数え方である。……これが何を数えるものかというのは、秘密です。ちなみに僕はノーマルな時は2亀頭身くらいですが、ビヨーンと力いっぱい引っ張ってみると4亀頭身くらいまで伸びます。結構伸縮自在なのにびっくりです。何の話をしているかは、秘密です。
ということでおもむろに元の話に戻って、これがオレの本名で表示された脳内である。
なるほど!! そうだったのか!!
という以上に特にコメントは見つからない。まあ悩みが多いのはみんなそうだし、きっと自分の名前でやってみてこの脳内表示が出たら、「あ、あたってる!」と誰もが思うのではないだろうか。
引き続き、世を忍ぶ仮の名前である「さくら剛」でやってみた。
嘘ばっかりだ。
さすがにこれはひどいような気がする……
たしかに名前からして本名じゃない、嘘の名前だけど、これじゃあさくら剛としての言動や作品が全て嘘で固められているみたいじゃないか。1割くらいは本当のこともあるのに……。
これはどちらかというと、彼女とか友人とかとお互いの脳内を見せ合ってキャーキャー騒いで楽しむものだな。何日も部屋に篭っている独身男性がやることじゃないな。誰とも騒げないんだよ。寂しいんだよ。いいよもう。
ゲームでもやろうっと……
旅行中、中国産の食材を5ヶ月間ひたすら食い続けた作者です。時々回鍋肉によ~く炒められた昆虫の足(ゴキ的な)が入っているのを発見し、取り除いて何も見なかったことにし、食事を淡々と続けた作者です。
なんでも中国産のパンは洗剤を混ぜて色つやを出し、もやしにも漂白剤を使いうなぎや歯磨き粉やカップラーメンやペットフードや風邪薬にも毒が混入、下水溝に溜まった油で作られたラードからはDDTが検出されるという、その不衛生というか殺人ぶりが恐ろしいというよりその食環境でも12億人も生き残っている中国人の丈夫さが恐ろしい。なんか文法がおかしくなったが、丈夫というより、むしろ洗剤や漂白剤の入ったパンを食べて胃を洗浄しているからいつも健康なのではないだろうか。そういえば、オレもまた最近どんどん白い肌になっているが、これは部屋に閉じこもっているからなどではなく中国で食べた漂白剤のせいだと思う。毒も食べたと思うよ。知らず知らずのうちに。今思えば、あああの時食べた麻婆豆腐、あれは毒の味がしたなあとしみじみ振り返ることもある。
とはいえ、アフリカからアジアを旅して最後に中国に辿り着いた時に食べる中華料理というのは、致死量の劇薬が入っていても許せちゃうくらい感動的に上手い。幸せを追い求める時に、もしかしたらこういうことが幸せなんじゃないのかなあ、と言えることがあるとしたら、それは中華料理を食う時だ。中国での一人旅はもう本気で勘弁して欲しいが、町でただ1人の外人になって裏路地の食堂にフラっと入りご飯をおかわりしながら麻婆茄子をひたすら食いまくるというあの経験、あんな全身が大喜びし打ち震えるような食事というのは日本ではなかなか味わえないと思う。というか同じ予算ではなかなか味わえないと思う。多分叙々苑で焼肉を食えばそのくらいの感動のビッグウェーブはやってくると思うが、手取りで月給22万円の(涙)派遣社員にとってはそんな機会はなかなか無いだろう。まあ、別に他に使うとこは無いんだけどさあ……
そういえば、毒と言われてふと一休さんの水あめの話や、狂言の附子(ブス)を思い出した。中国の食材に毒が入っている毒が入っていると盛んにはやし立てているのは、もしかしたらあまりにも美味すぎる中華料理をオレたちに食わせないためのウソではないのか?? 和尚さんが小坊主たちに水あめのことを「これは毒だから決して食べてはならぬぞ」と言ったのと同じことで、毒毒言っている人は、ニュースをすぐ信じてしまうけなげな一般庶民を騙して自分が中華料理を独り占めしようとしているのではないだろうか??
かくなるうえは、和尚さんの大事な壺を割った一休さんを見習って、オレも胡錦涛の悪口などをブログに書いて「すいません、ひどいことを書いてしまいました。死んでおわびします!!」といってとんちをきかせ、毒と言われている食材を死ぬためという理由をつけて食いまくれば、望み通り本当に死ぬだろう。
ちなみにこのあいだロイヤルホストに夜1人でパフェを食べに行った。「1人です」って人差し指を立てながら店員さんに示し、窓際のテーブル席を与えられてしみじみとメニューを眺め、若い女のウェイトレスさんを呼んで「ホットファッジサンデーをください」と叫んだのである。そして何杯も水をおかわりしながらてっぺんのさくらんぼから責めて行き、チョコレートソースを満遍なくアイスにかけながら孤独に食べたのさ。「ああ、きっと今頃裏で店員さん達が噂してるんだろうな。『あいつさ~、1人で来てホットファッジサンデー頼んでるんだけど。まじありえなくない?』とかいって」などとずーっと空想しながら。おかげで精神の開放が行えずに最大限にパフェの味を楽しむことができなかった。心からの満足は得られなかった。でも、オレは行く。これからも1人で。いいじゃないか。男が1人でホットファッジサンデーを食べに行っちゃいけないのかよ!!! ロイヤルホストの注意書きとかにも「男性が1人でサンデーを食べに来るのはお控えください」とは書いてないぞ!!
いきなりパフェの話になったが、つまりこういうことだ。月給22万円といえども、ニート時代に比べたら毎月22万円も多く稼いでいるのである。だから、パフェだって食べられるのである。毎晩外食、ココイチと吉野家と天下一品とファーストキッチンを順繰りに訪れるという20代に果たせなかった夢を、今では現実のものとしているのである。
もう何の話してたか忘れた。中国のメシの話で……まあいいや。たいして面白いこと書いてたわけじゃないので(号泣)、いきなり終わることにする。宮崎県知事に敬意を表して。
タイトルと本文とは一切関係ありません。昨晩はSAYAKA目当てにヒーローを見始めましたが、4時10分で力尽きました。「オレはおまえたちを殴る!」のシーンまではなんとか見れたのでよかったです。どうでもいいですか。そうですか。
しかし世の中には2種類の人間がいると思う。それは、トイレットペーパーを進んで取り替える人間と、取り替えない人間である。普通紙が無くなったら取り替えるのは当たり前だが、しかし尻や他のものを拭いていて、トイレットペーパーがどう見ても残り3回転分くらいしかない、という場合にどうするか。そこでこの2種類の人間の行動が分かれるのである。
進んで取り替える方の、天使側の人間は残りが2回転であろうと1回転であろうと人間魚雷回天であろうと、気にせずいつものペースで使うのだ。無くなったら取り替える。ただそれだけだ。
逆に悪魔側の人間、取り替えない人種はどうするかというと、残り1回転、いや最悪半回転分くらいは必ず最後に残るように使うのだ。もちろん、なぜならば最後まで使い切ってしまうと自分がトイレットペーパーを交換しなければならなくなるからだ!! トイレットペーパーの交換というのは、簡単なようで案外面倒くさい。芯のハメコミの方法によっても異なるだろうが、それでも10秒程度は時間を使うことになる。そんなことは、自分ではなくほかの誰かにやらせればいいのである。何も自分ほどの人間があえて交換という雑事をこなす必要はないではないか。そこが悪魔の悪魔たるゆえん。
だがさすがに全部使い切ってしまって替えないのはなんとなく良心がさいなまれる。なんかいけないことをしているみたいではないか。だから、最後の10cm分くらいは残しておくのである。「ほら、まだ残っているじゃないか。残っているのに新しいものに交換するなんてそんなもったいない地球に優しくないことはできないよ」と理に適っていてなおかつ森林資源を大切にするスタイルをアピールするのである。そのために、残り3回転分くらいになった時点で、自分が使うペーパーの寸法をいつもより短くして調節するのである。下手したら短すぎて手につくくらいの際どさになっても、ペーパー交換という大仕事と比べたら十分想定内のリスクだ。
ではオレはどっちの人間かというと、もちろん旅人出身として、世界の森林資源を守りたいという立場である。なのでペーパーが残り少なくなってきたらひたすら使う紙を節約して、なんとか今回の分では使い切らないように苦心するのだ。
だがここでひとつポイントになってくるのは、オレは会社でトイレに行くことなど1ヶ月に1回くらいしかなく(レストランや食堂でトイレに行くことなど5年に1回くらいだ)、トイレといったら自宅のトイレのことだ。もちろん、紙を節約してなんとか使いきりを避けても、次にトイレに入るのは100%オレなのである。それなのに毎回紙が残り少なくなると、「絶対使い切らないようにするぞ~!!!」と執念を燃やし、トイレを出る時には半回転分はトイレットペーパーを残して出るのだ。どう考えても自分が交換する羽目になるということがわかっているのに、それでも半回転分残してしまうのである。ああ、幼い頃から体に染み付いたクセというのはいつまでも消せないものなんだなあ(三つ子の魂百まで)……。
しばらくお世話になっているインドへの感謝を込めて、今回の空耳のテーマはインドです。2回以上聞くと、1回目より2回目の方がおもしろくなってきます。