変面
ブログの両脇にあるamazonアフィリエイト広告の中身が少し変わりました。
右上を見ていただくと、おわかりのとおり「中国なんて二度と行くかボケ!!」の商品リンクが貼られています。いよいよamazonに登場しました。さくら剛のアフリカ~中国の旅の最終章となる新作です。
内容量はだいたい他の旅行記と同じ400ページくらいですが、新作なのにもかかわらず値段がいきなり720円! 単行本と比べると破格!!!
著者としてはかなり苦しむ値段設定です。しかしそれだけたくさんの人に読んでいただければ満足です。単行本と違い、いきなり文庫ですので1000円出せば結構なお釣りが戻って来ます。そのお釣りは僕からの気持ちだと思って下さい。この夏は、1人でも多くの方にさくら剛のアホみたいな旅行記を読んでいただき、楽しい気分になってもらえれば嬉しく思います。
ちなみに左側のスペースにも、今まではなんだかamazonからの適当なおすすめが並ぶバナーが掲載されていましたが、「さくら剛が相当好きで本気でおすすめしたい作品」を選んでくるくる回してみることにしました。なんだかわからない商品より、さくら剛が責任を持ってオススメするものの方が興味を持っていただけるかと思いましたが、なぜかほとんどマンガです。そもそもさくら剛の本に興味がある分野の人々はたいていこのあたりのマンガはすでに読み切り済みかもしれません。しかし並んでいるマンガはいずれも、さくら剛の学生時代からの人間形成に関わった重要な作品です。買わずとも、機会があればどんなものがさくら剛を形成しているのか、チェックだけしてみてください。
特にさくら剛の「お笑い」の部分を育てたのが「ついでにとんちんかん」という作品です。この作品に小学生時代に出会っていたために、僕はこんな変態になってしまったのかもしれません。少なくともおもしろ系の人間になってしまったのはこれを買い揃えていたからです。僕にこの世界の常識の破り方というものを教えてくれたのが「ついでにとんちんかん」の主人公・抜作先生です。
ついでに今回も動画を載せます。
これは四川省・成都で鑑賞した伝統芸能の「変面」です。伝統芸能とか歴史ある演劇みたいなものというのは、基本的につまらないです。興味深いといえるかもしれないですが、始まって30分も経てば帰りたくなるものです。ほんと興味ない。基本的には興味ない。宿でノートPCを開いてエロ作業にでも没頭したいところだけど、せっかくこの地域に来ているんだからということでイヤイヤながらも義務的に見に行くハメになるそういう展開な事柄が伝統芸能なわけです。歌とか踊りとかね。退屈なの。
しかし、この変面だけは完全なる例外ですね。中国4000年の歴史が炸裂しています。どうやって顔を変えているのか? どんなトリックなのか? 何度動画を見ても見抜けません。ましてや現地で初めて見た時にはアヒル風な口がポカーーンと開いてしまって閉まりませんでした。今でも僕は油断すると口が開いているのは、この時の余韻がまだ残っているからです。
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