襄樊の宿
中国の安宿というのは、他のアジア諸国と比べても、同じ値段だとしたらずいぶん居心地が悪い。何度もしつこく書いているけど、なんといってもトイレシャワーが辛い!!
今回アップした動画は、「襄樊」という町のバスターミナル近くにあった安宿だ。
襄樊には、諸葛孔明が住んでいたといわれる「古隆中」がある。だからこそ他に、三国志遺跡以外のみどころは全く無いとしても宿泊して観光をしなければならない。辛くても、観光をしなければならない。なにしろ、観光は辛いもの。特に長旅になってくると、観光と写真撮影は楽しみではなく単なる義務と化す。別に見たくないけど見なきゃならないのよ古寺を。仏教遺跡を。石組みの遺跡を。世界遺産を。それがバックパッカーの仕事だから。
そんな襄樊で宿泊した宿は、湿気がすごかった。外に洗濯物を干せる場所は無く、あっても盗られたりネチョンと汚されそうだから干したくないし、しかし部屋干しでは部屋の中の湿度が150%以上あるものだから何日☆続けても乾かない。よって、このように持参したドライヤーでひたすら熱風を送り続けることになる。
そうすると暑くなるので窓を開けたいものだが、この部屋は宿の奥地にあるため窓が無い。だからこそ湿気が150%なのだ。それならばせめてドアを開けておきたいものだが、このドアの前には個室の公共汚トイレ兼汚シャワーが並んでいる。だからこそ湿気が150%なのだ。
そんでその個室のトイレに夜中に入ろうとして電気をつけたら、個室のドアが開いていたにもかかわらず中国人のおっさんが大便をしていた。ドアも閉めずに電気も点けずに。オレは謝って逃げた。
そんな汚トイレが目の前にあるのだから、むしろドアを開けていられようはずもない。冗談じゃない。よくもまあセコセコと金を節約するためにこんなおぞましい部屋に泊まっていたものだと思う。信じられない。想像するだけで吐きそう。思い出すだけで吐きそう。ゲロッゲロロロ~~~~~~~~ッッ!!!!!!
吐いちゃいました。誰か~~掃除して~~僕の汚部屋を誰か掃除しに来て~~~奥さんになって~~~~~~~っっ
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