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肖像画いただきました

 ドドーーーーン!!!

 

Sakurasan

 

 サンクチュアリ出版さんつながりで知り合いました、イラストレーターの鳥居志帆画伯に描いてもらいました。
 これがさくら剛肖像画です。

 鳥居画伯は最近では楽しんご画伯などと一緒にお仕事をされているようで、着々と有名画家への道を歩んでいますが、そうするとなおさら画伯に描いてもらったこの肖像画の価値は将来めきめきと上がりそうです。いちはやく鳥居画伯には鳥山明クラスの著名人になってもらいたいものです。

 ツイッターで先に公開して評判を確認したところ、似てる、かわいい、かっこいい、携帯の待ち受けにさせてください、と散々良い意見をたくさんいただきました。
 僕としては、たしかにエレガントな雰囲気はよく似ていると思います。肉体の周囲の空気がカリスマによってキラキラと輝いているところも似ています。ハンサムで上品で知的なところもそっくりです。万年筆もたしかに僕は1日のうち半分の時間はくわえています。

 しかし、これはあくまでもさくら剛の一面を現した姿だともいえます。
 これは「ひきこもりバージョン」のさくら剛の肖像画なのです。日本にいて、部屋にひきこもって原稿を書く時の僕ですね。
 そう、実はさくら剛を肖像画で表現するには、もう一面の姿も必要になるのです。その2面の姿があわさって、完璧なさくら剛となるのです。金剛力士像が阿形と吽形で一対になっているように。ジキル博士とハイド氏があわさってジキル博士とハイド氏になるように。これはよくわかりません。

 ところがさすがは画伯、その点もとうに見抜いており、このひきこもりバージョンに相対するもう1枚のイラストも描いてくださったのですがそれは次回まで溜める!!

イースター島のモアイ

 最近twitterで、モアイが掘り出されている写真が注目されていますね。掘ってみたら胴体があったとのことで。http://twitpic.com/4yc77z

 胴体があったことが注目されているということは、基本的にモアイは顔だけの存在だと思われていたのでしょうか!
 モアイはかつてイースター島に住んでいた名士・村の有力者の方々の姿を表した像であり、つまりモデルは人間です。1体1体モデルが違う人間の姿の石像なのです。

 ちなみにモアイが顔だけなのはグラデュウスの中の話であり、人間の姿を表しているのだから当然現場のモアイにはすべて体があります。

 ただし、イースター島のモアイは島内の勢力争いに巻き込まれ、近年まで基本的に倒されたりぶっ壊されたりした状態で転がっていました。下の写真のように。(写真はクリックで拡大します)

 

Taore 

 

 倒れているモアイは、日本の建設会社などの尽力によりいくつかの場所で立ち上がりました。このようにモアイには元々胴体があります。

Moai3 

 

Moai4 

 

Moai1 

 

Moai2 

 

 なかには帽子をかぶっているモアイもいるし、目のついているモアイもいます。

 

Eye 

 

 ところでイースター島のモアイ観測地点の中で一カ所だけ特殊なところがあります。それが「ラノララク」と呼ばれる山です。
 この山は、別名「モアイ製造所」つまりモアイを作るところでした。よって、今でも作りかけモアイ、完成したけど配置につけられず転がっているモアイがうじゃうじゃいます。

 

Ranoraraku 

 

 ここにいるモアイは、たしかに埋まっています。
 ただし、モアイが埋まっているというよりは、「埋まっている岩を彫ってモアイを作った」というのが正しいです。岩を彫ってモアイは完成したけど、それを運んで立ち上げる機会なく年月が経ったことにより、また埋まってしまい冒頭の写真のようなモアイが埋まる状況が生まれたと思われます。

 以下、ラノララクで埋まっているモアイの写真をごらんください。

Ranoraraku7 

 

Ranoraraku4_2 

 

Ranoraraku5 

 

Ranoraraku3 

 

 けったいな形

Ranoraraku6 

 

 以下はおまけでイースター島の景色です。

 火山の火口にできた湖

Volcano

 

 放し飼いなのかノラなのかのウマがあちこちに

 

Horse

 

 町では犬が自由奔放です

Inu

 

 他の旅行者と一緒に宿で自炊です

Shokutaku 

 

 朝焼けです

Sunset 

 

 夕焼けです

Yuyake 

 

 終わりです。

旅祭に参加しました!

 日曜日に、お台場でのイベント「旅祭」に参加させていただきました!

 このイベントは、高橋歩さんのプロデュースにより、楽しいことがいろいろと行われてもりだくさんのイベントです! いろんな有名な人やノリのいい人がやって来ていろいろトークをしたりライブで盛り上がったり、いろんな企画が組まれていてさらにいろいろなお店も出店され、お客さんもいろいろな地域からいろんな人たちが集まるという素敵なイベントです!

 それだけいろいろな人が集まるだけに、僕も当日は初めて会う人や久しぶりの人、仕事で付き合いのある人やプライベートの人、そんなこんなでとても充実した一日を過ごすことができました。朝イチで出番だったのでどうせトークが終わればすぐ帰るさと思っていたのですが、意外や意外、会場内をぐるぐる回って食べたり飲んだり、人と話したり座ったりしていたら午後6時までいてしまいました。いろいろとあったもので。

 野外イベントに朝から夜までいるなんて僕の人生で初めてのことです。いかに旅祭が楽しいイベントだったかということがわかっていただけるかと思います。おまけに前日までの肌寒さもなんのその、歩さんや参加者の方たちの熱気に寒さは吹き飛ばされたのか、会場にはずっと太陽がギラギラと照りつけ日光を浴びると気持ちが悪くなる僕は朝からずっと体調を崩していました。今でも日光で照り焼きになった肌が痛くてたまりません。特に顔が痛いの顔が!! 

 ちなみにトークイベントは旅行作家でもありジャーナリストでもある丸山ゴンザレスさんとの対話形式で行い、「若者よ旅に出ろ! ~信じれば夢は必ず叶う~」をテーマに40分話をさせていただきました。

 朝一番だというのに、トークの開始時には客席の最前列がほとんど埋まりそうなくらいの、およそ5人ものお客さんがいらして下さいました。始まってすぐに近くのライブステージから大音響で音楽が鳴り響き、我々の声は完全にかき消されました。まけじと絶叫レベルの声を出して話したつもりですが所詮僕のようなひきこもりの声が屋外でプロの歌い手さんがライブを行う中に届くわけはありません。残り30分間を、蚊の鳴くような声で叫ぶ僕。しかし届かない声。もう来年は出たくない。

 そしてその後みなさん念願のさくら剛サイン会も行われました。出版ブースで書籍「三国志男」を購入いただいた方にはその場でさくら剛がサインを差し上げるというファンなら卒倒ものの素敵な企画、30分ほどの時間を割いて、2名もの方に本を購入いただきその場でサインを書かせていただきました! 残り29分はただ書籍販売ブースでイスに座っていました! 隣にあった高橋歩さんの本が飛ぶように売れてゆくのをただ僕はじっと見つめていました。

 どう考えても旅祭というイベントで3年前に発売された三国志の本が売れるわけがなく、僕はこうなることは完全に予想していましたし、僕以上に、僕にサイン会を命じたサンクチュアリ出版さんはそんなことはよくわかっていたでしょう。それなのにどうしてあえて逆境のサイン会を命じられたのかというのが不思議なことではあります。参加することに意義があるみたいなそんな特別な判断があったのだと思います。このことについては僕は全く不満はありません。

 なぜなら、幸いにして、僕が出不精ということもあり今まで僕は自分のトークイベントくらいでしかサイン会的な場を設けたことがありません。そこでは多くの方が並んでくださったりしてすごくありがたかったですが、一度はこういう閑古鳥が鳴く場で自分のポジションというものを見つめる機会が必要だなと常々思っていたのです。そういうことは大事だと思います。自分を知ってくれている人の中に入って有頂天になっていてもかっこ悪いやつで、世間での自分の包み隠さない正確な立場というのを、知った方がいいと思った。そして知ったそして悲しかった。

 

 

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