日曜日に、お台場でのイベント「旅祭」に参加させていただきました!
このイベントは、高橋歩さんのプロデュースにより、楽しいことがいろいろと行われてもりだくさんのイベントです! いろんな有名な人やノリのいい人がやって来ていろいろトークをしたりライブで盛り上がったり、いろんな企画が組まれていてさらにいろいろなお店も出店され、お客さんもいろいろな地域からいろんな人たちが集まるという素敵なイベントです!
それだけいろいろな人が集まるだけに、僕も当日は初めて会う人や久しぶりの人、仕事で付き合いのある人やプライベートの人、そんなこんなでとても充実した一日を過ごすことができました。朝イチで出番だったのでどうせトークが終わればすぐ帰るさと思っていたのですが、意外や意外、会場内をぐるぐる回って食べたり飲んだり、人と話したり座ったりしていたら午後6時までいてしまいました。いろいろとあったもので。
野外イベントに朝から夜までいるなんて僕の人生で初めてのことです。いかに旅祭が楽しいイベントだったかということがわかっていただけるかと思います。おまけに前日までの肌寒さもなんのその、歩さんや参加者の方たちの熱気に寒さは吹き飛ばされたのか、会場にはずっと太陽がギラギラと照りつけ日光を浴びると気持ちが悪くなる僕は朝からずっと体調を崩していました。今でも日光で照り焼きになった肌が痛くてたまりません。特に顔が痛いの顔が!!
ちなみにトークイベントは旅行作家でもありジャーナリストでもある丸山ゴンザレスさんとの対話形式で行い、「若者よ旅に出ろ! ~信じれば夢は必ず叶う~」をテーマに40分話をさせていただきました。
朝一番だというのに、トークの開始時には客席の最前列がほとんど埋まりそうなくらいの、およそ5人ものお客さんがいらして下さいました。始まってすぐに近くのライブステージから大音響で音楽が鳴り響き、我々の声は完全にかき消されました。まけじと絶叫レベルの声を出して話したつもりですが所詮僕のようなひきこもりの声が屋外でプロの歌い手さんがライブを行う中に届くわけはありません。残り30分間を、蚊の鳴くような声で叫ぶ僕。しかし届かない声。もう来年は出たくない。
そしてその後みなさん念願のさくら剛サイン会も行われました。出版ブースで書籍「三国志男」を購入いただいた方にはその場でさくら剛がサインを差し上げるというファンなら卒倒ものの素敵な企画、30分ほどの時間を割いて、2名もの方に本を購入いただきその場でサインを書かせていただきました! 残り29分はただ書籍販売ブースでイスに座っていました! 隣にあった高橋歩さんの本が飛ぶように売れてゆくのをただ僕はじっと見つめていました。
どう考えても旅祭というイベントで3年前に発売された三国志の本が売れるわけがなく、僕はこうなることは完全に予想していましたし、僕以上に、僕にサイン会を命じたサンクチュアリ出版さんはそんなことはよくわかっていたでしょう。それなのにどうしてあえて逆境のサイン会を命じられたのかというのが不思議なことではあります。参加することに意義があるみたいなそんな特別な判断があったのだと思います。このことについては僕は全く不満はありません。
なぜなら、幸いにして、僕が出不精ということもあり今まで僕は自分のトークイベントくらいでしかサイン会的な場を設けたことがありません。そこでは多くの方が並んでくださったりしてすごくありがたかったですが、一度はこういう閑古鳥が鳴く場で自分のポジションというものを見つめる機会が必要だなと常々思っていたのです。そういうことは大事だと思います。自分を知ってくれている人の中に入って有頂天になっていてもかっこ悪いやつで、世間での自分の包み隠さない正確な立場というのを、知った方がいいと思った。そして知ったそして悲しかった。