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書店さま

 今日は珍しく書店さま、三鷹駅のアトレ内にある文教堂書店三鷹店さまに、ご挨拶に行ってきました。
 ひょんなことから三鷹店さまでインドの文庫本をたくさん売ってくださっているという情報を得、これはぜひお礼を申し上げに行かねばと、思ったはいいのですが、そういう営業的なといいますか突然初めての場所にご挨拶に飛び込むような、前向きな行動というのが僕はすごく苦手なのです。
 なので、一度昨日には「行こう」と決意したものの、今日になったらまた「お仕事中に突然こんな変態が訪ねて行ったら悪い気分にさせてしまうのではないか」「少しくらい売れているといっても本屋さんにとっては扱っている何万冊という本の著者の中の1人でしかないのだから、いちいち来られても迷惑なのではないのだろうか」というようないろいろなマイナス思考が頭をよぎり、行くべきか行かざるべきかと悩んでいましたが、こういう時は明日のこと、明後日のことを考えてみるもんです。なにしろ一度「行こう」と思ったのですから。
 一度そう思った以上は、もしこれで「やっぱり迷惑かもしれないし、やめておこう」と結論づけて行かなかったら明日どうなるか。明日はきっと、「昨日やっぱり挨拶に行っておけばよかったかなあ。今からでも遅くないから、今日行こうかなあ」と悩み、悩んでいる間に夜になり「もう今日は遅くなってしまったから、行くなら明日かな、いや、でも明日はもう週末だし本屋さんは忙しそうだから、来週にしようかな……」と明後日も明明後日も心の引っかかりは無くならないのです。

 ということで思い切って東西線に乗って三鷹まで行って参りました。こういうのはだいたい案ずるより生むが易しで、店長さんや他の書店員さま、みなさんこんなネクラな引きこもりに対してもとても優しく接してくださり、しばらく他愛もないお話をさせていただいたのちに「ああ来てよかった」と胸をなで下ろしながら帰路につくことができました。やっぱり行ってよかった。インドやアフリカに行ったことは後悔していますが今日三鷹に行けたことは本当に心から良かったと思えました。

 それにしても、仕事の種類にもよると思いますが、初めての人とお会いして話をする機会というのは日本では少ないものです。日本にずっと住んでいて完璧に言葉は通じるはずなのに、言葉が全然わかっていない外国の旅先での方が「初めて会う人と話をする」という機会は圧倒的に多いです。
 これはなんとも不思議ですね。旅行記を読んでいただくとわかると思いますが、登場人物、本のところどころに出て来る現地の登場人物というのはまさにその日その場で会った、初対面の人ばかりです。しかし日本で生活している時に、その旅行記に出て来る現地の登場人物ほど初対面なのにいろいろ喋るような仲になれる人というのは、ほとんど全くいません。そういう出会いは基本的に無いです。誰とでも言葉が通じるはずなのに。チリのイキケで3泊した宿の受付のカミーラちゃんのことはよく覚えているのに、杉並区のアパートで隣の部屋に住んでいる人のことは全く知らない。それはまあ日本人がどうというよりは、自分の性格に問題があるのだと思いますけど。隣の部屋の人だって、喋ってみれば気さくで感じのいい人に決まっています。きっかけを作らない自分が悪いだけなんですけれど。
 そんな中、なにかしらの縁で今日のように初めてお会いする人と気持ちよく喋れることがあると、いろいろと考えさせられます。自分が「訪ねて行くかどうか」という決断をするかどうかで、今日お会いできた人と会えたのか、それとも一生会うことがなかったのか、それがほんの自分の小さな決断で決まってしまうということですから。
 常日頃、「人に会おう」という決断さえすれば出会えるはずの多くの人と、出会えるチャンスを自分が決断しないばかりに失っている気がします。
 また機会があったら、行けるものならどこへでも、書店さまにご挨拶に伺えればと思っています。本の著者というのは本を読んでくださる方なしには一切存在しえないものですが、その本を読んでくださる方と著者のつながりというのはまた本屋さんなしには存在しえないものです。でも普段書店さまとのやり取りは出版社の営業の方がやってくださるものなので、なかなか著者が接触を持つチャンスというのは無いんですよね。もちろん、営業の方は営業のプロなわけなので、基本ネクラで内向的な人種である著者が挨拶に伺うよりはプロの営業の方に任せておいた方がいいとも思うのですが。しかし著者でしか話せないこともありますし、僕はこういう機会が多ければいいなと思っています。こんな機会でもないと、出かけないし!!

 文体変わりまして、いやはやそれにしても暑いね。
 知らなかった。こんなに暑いなんて。普段部屋から出ないので、外がこんなに暑いものだとは知らなかった……。
 三鷹から吉祥寺まで歩いたのだけど、ラーメンを食べたのは完全に失敗だった。もやしが食べられないのにその味噌ラーメンにはもやしが大量に乗っていて……。ラーメンが出て来てからまずもやしを片づけるまでに10分くらいかかった。嫌いな物は先に食べなきゃ気が済まないタイプなので。でも嫌いな物だから、なかなか箸が進まず時間ばかりが過ぎるんだ。だって、もやしって味がなんにも無いじゃないか!! それになんなのあの形!! 子どもの頃「もやしっ子」と呼ばれていたのもトラウマで…………。周りのいろんな大人からもやしっ子扱いされていたが、人に対して「もやしっ子」なんて言うのはもうイジメではないか。あんなものと一緒にされて。侮辱だ。
 10分かけてもやしを泣く泣く食べきったら、もう何も食べたくなくなった。まるまる残っている味噌ラーメンとご飯……。ああ、思い出しただけで吐き気が。
 それはそうと、たしかに日本は夏なので暑いのだけど、オレの肌の色はもうめっきり、室内で日に日に白くなるばかりである。今、だいたい質の悪いわら半紙とオレの肌を並べて全く違いが無いくらいの白さだ。去年の10月末から今年の2月いっぱいまでは1日10時間は外を歩いている(しかも南米を)生活だったので、それはそれは黒かったものだ。

 もうあの頃はほんとうに記録的に黒かった。なぜだかわからないがアフリカにいる時より黒かったと思う。基本的に中南米は標高が高いというのが原因かもしれない。これは実は現地から「最近こんな日焼けしているんですよ」とブログに載せようと思っていた写真なのだが、時期を逸してしまったのであえて今、真っ白になってしまった立場として過去を懐かしんで載せることにしよう。以下の写真は、コロンビアにいる時にビーチで少し焼いた後に撮ったものだ。
 言っておくが、これはさくら剛本人である。しかも、超貴重、本邦初公開のさくら剛の水着写真!!!! どこにも出したことの無い、色黒時代のビーチ水着姿のオレだ。見てくれこの黒さ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Doro
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 どう? かなりの黒さでしょう?
 
 もう今ではこの面影は全く無いけれど…。それじゃあ、ぱいぱ~い! ぱいぱ~い!(グッぱい坊や)
 

 

 

 

あの時の事件

 新宿駅を歩いていたら、木村多江さん主演映画の大きなポスターがあった。
 映画に興味はなくとも木村多江さんそのものにはもう大変な興味があるので、歩みを止めて巨大木村さんを30cmの距離でしばらく(ほんの7,8分ほど)凝視していたのだが、なんでもこの映画は「無人島に23人の男と木村多江さん1人が取り残されててんやわんやの大騒動」というような内容らしい。おすぎか誰かはきっと宣伝のために絶賛するのではないだろうか。オレも以前テレビでレッドクリフを絶賛したことがある。その時、言葉では絶賛しながら本当に心の中では絶賛していたかというと、これがもう本当に絶賛していた。心から、正真正銘に絶賛していた。それ以外言えるか立場上? 本当に面白いんだもん。絶賛という以外に思うことなんて何も無いんだ。必ずそうだ。

 ともかく「無人島に23人の男と木村多江さん1人が取り残されててんやわんやの大騒動」という、この説明文でピンと来た、私は猟奇事件愛好家である。
 いずれは自分で猟奇事件に関わり、猟奇事件を体で学び、そして世の中から猟奇事件のような不幸な出来事を無くすように努めたいと思う。辛い気持ちを味わうのは自分1人で十分。オレの理想とする死に方は、映画「ディープ・インパクト」で地球に接近した隕石にロケットで突撃して、命と引き替えに地球を守るあの飛行士の方々の姿だ。ああいう死に場所が欲しい。
 中南米にいるとはいえ旅行当時は毎日ノートPCと向かい合っていた。ネットはほとんどつながらないが、そこは先見性のあるオレのことなのでちゃんと日本から「安宿での引きこもり時に見たら面白そうなサイト」をダウンロードして持って行っていた。その時に読んだのが、おそらくこの多江さんの映画の元ネタになったのではないかと思われる、この事件の記事だ。はっきり言ってかなり忘れかけていたので改めて読んでみた、この「アナタハン島事件」という猟奇事件。えっ、それってどのような事件ですか?

 映画の宣伝文句とほぼ同じ境遇、太平洋戦争中に遭難して島に辿り着いた30人の男たちと、島に住んでいたただ1人の女性、24歳の日本人女性・和子が展開した(巻き込まれた)阿鼻叫喚の猟奇的事件。これが島にいたのが30人の男だけだったらおそらく一致団結して生きて行けただろう。しかし、そこに女性1人入ってしまうことにより、友情そして平穏な人間関係は崩壊し事件が始まるのである! あの京都弁のようなアナタハン島で!
 この事件のヒロインとも呼べる和子さんという女性は、後日身の危険を感じて米軍の船に飛び込み島から脱出するのだが、元々和子さんと一緒に住んでいた男1人を含めて31人の男性関係者が、その時には23人にまで減っていた。1人の女性をめぐって殺人、変死が続きこの時既に8人が消えていたのである。

 たしかに、無人島に女性が1人、それが木村多江さんだったら、オレも率先して殺し合いに参加すると思う。いや、殺し合いはしない。自分が殺されるなんてまっぴらだからだ。ある種の悪賢い知恵はオレは人並み以上に持っていると思う、だから殺される前に殺るんだ。一方的に自分だけ殺す方として生き残ってやるんだ。「なにを言っているの?」「そんな物騒なことを言いなさりますな」、と簡単に諭そうなどと思ってはダメだよそこのあなたはん。どんなに理性的な人間でも、恋愛が絡むと変わるんだ。恋愛、性欲に関する点だけは理性を遙かに超越するということをストーカーや犯罪者は教えてくれる。あなたのパートナーも教えてくれているじゃないかそのことを。あなた自信も自分を振り返って感じることはあるだろうそのことを。「人を殺したら木村多江さんと一緒になれる」ともしわかっていたら、もはや殺すしかないじゃないか。人を刺しても、自分は痛みを感じないんだから。実際にこの映画では男たちが多江さんをめぐって殺し合いをしてしまうんだろう? その男性たちは、映画のキャストとして選ばれるくらいだから普段からモテているイケメンや、演技力を磨く努力を怠らない社交性もある大人な役者さんたちに違いない。そんな人格者ばかり23人も集まっているんだ。それにも関わらず、そんな人格者のみなさんですら殺し合いを初めてしまうのだから、ましてやオレなんかに無人島の多江さんを前にして「理性を保て」、「そんな物騒なことを言いなさりますな」、と諭すのはお門違いだということがわかるだろう。無人格者だぞオレは。

 言っておくけど、イケメンだから殺し合いに勝てるとは思わないでくれよあんたら。そこのキャストたち。イケメンはなあ、周りからちやほやされて育っているから、いざという時のハングリー精神、生命力に欠けるんだよ。無人島で競争を勝ち抜き、多江さんの心をがしっと掴むのは、まさにオレのような世界の隅々を駆け巡っている強い男なんだよ。イケメンなんて、イケメンというほどだからジンバブエやエクアドルになんて行ったことが無いだろう? ニカラグアやパキスタンを旅した経験は無いだろう?? パレスチナ自治区で下痢でバスを止めたことは無いだろう?? オレはなあ、そういう辺境の地には慣れているんだ。たとえ無人島にいきなり放り出されたってなあ、キレイな水洗トイレと24時間使用可能なホットシャワー、エアコンと虫対策グッズと冷蔵庫とおいしい食堂とノートパソコン、あとガイドブックと国際キャッシュカードさえあれば、立派に力強く生きていくことができるんだよオラッ。多江さんと夫唱婦随、1つのベッドを共有しながらワレッ。

 もう変態なことは書きたくない。変態だと思われるから。もうイヤだこれ以上は。普通に生きたい。
 オレが旅先で見た「アナタハン島事件」の概要のサイトには、その木村多江さんのモデルとなった魔性の女性・比嘉和子さんの当時の写真が載っている。30人の男たちが必死に求め争い、8人が謎の死を遂げたその元凶である魔女・和子さん。みなさんも見て欲しい。こちらのサイトだ。
http://www.nazoo.org/distress/anatahan.htm

 ほら木村多江さんそっくりでしょう?

 ただよく考えたらこのアナタハン事件と今度の多江さん映画が関係あるかどうかというのは、オレが個人的に思ったことを述べているだけで、実際は全く別の話かもしれないのでどうぞよろしく。もしかしたら、1人の元気印娘と23人の熱意ある青年たちが無人島を開墾して町を作りあげるまでを描いた、NHK連続テレビ小説のような細うで繁盛記かもしれない。午後ドラ「はるちゃん」シリーズのような、旅館の女将さんの奮闘記かもしれない。それは今後の動静を注意深く見守る必要がありそうだ。

 最後に、ツイッターで書いたけど誰も反応してくれなかった自作の一句を披露してこの記事を閉じたいと思う。「ねたましい 子ども店長 孫(まご)社長」

「オレ派遣 子ども店長 孫社長」でもいいかもしれない。

写真なしブログ

 先日の土曜日、三国志フェスというイベントにほぼ1日中出かけてきました。なにしろ最近は、半年前の旅の反動で「もう二度と自ら外に出るアクティブな生活はしないぞ」と神に誓った身なので、昼から夜まで出かけるというのは今の自分にとってはたった1度だけその禁を破って飛び出る究極の大冒険でした。ちなみに先日発刊した南米本では、「あまりにひどい目に遭いすぎていて読んでいてひいた」というご意見をちょくちょくいただきますが、だからこそ僕はもう今後は自分の部屋の中だけで人生を送ることを決意しているのです。ガオーーーーッ!!!

 そんな中で自分のトークの時間だけでなくほぼイベント開催中ずっと、物販スペースやあちこちなどをうろうろして、打ち上げまで参加させていただいて、正直通常の2ヶ月分くらいは人と喋ったので、夜にはマジで声が枯れていました。多分、一般の社交的な方であればあの程度1日の中で声を出すのはごく普通に1日分の量でしょうけど、平均して1日に「ロースカツカレーにチーズをトッピングして400gにしてください」程度の文字数しか発しない僕には、非常に喉を酷使した1日でした。言葉が無くただウホウホ言っているだけのネアンデルタール人程度でも今の僕よりは1日でたくさん発声していたでしょう。せっかく人類が言葉を発明してくれたのに、僕は人と喋る機会がなさ過ぎてその革新的な発明の恩恵をあまり受けていません。

 まあ喋らなくても書く方で、黙ってPCに向かってただひたすら文字を打ってはいるので、「文字」の発明には感謝しています。「文字」くらい根本的な発明を、僕もしてみたいですね。かかとが無いスリッパを発明しただけでも億万長者になれるのだから、文字なんて発明したらどうなっちゃうんでしょうか。スリッパや発光ダイオードどころの話ではありません。文字を発明したって、売ることもできなければ直接はなんの利益も生みません。しかし人類の発展にはおおいに貢献するわけです。僕はそんなの耐えられない。人類の発展への貢献よりも収益が上がるかどうかの方が重要なので、そこをよく検討してから発明するかどうかを決めたいと思います。たとえ人類のためになっても、僕にキックバックが来ないものは発明するつもりはありませんのでどうぞあしからず。あんたなんかに批判される筋合いはないねっっ!!! 誰だって生きていくために必死なんだよ!!!!

 でも、先日は喉を酷使したとはいえそれを悲しんでいるわけではなく、人と話をするということは楽しいものだったんだ、と感じることができた、その日はたしかに、実に有意義な1日でした。主催者さま、トークや物販で一緒だったみなさま、僕に話しかけてくれた優しい心を持つ紳士淑女の方々に、心から感謝しております。もし僕がイベントのお客さんだったらさくら剛みたいな気持ち悪いやつに話しかけないですから。みんなって、優しいですよね。

 トークイベントでご一緒させていただいた小日向えりちゃん、おくまんさんのそれぞれのブログには当日の写真なんかも掲載されていました。ぜひそちらもご参考ください。写真が載っていてちょっと恥ずかしいのでリンクはしませんけど。検索すれば一発で見られるでしょうでもしかし、3人で撮った記念写真なんかが僕だけブログに掲載しておらず他の2人のところにはきちんと載っているというのは、別に僕が怠慢だからじゃないんです。決して怠慢だからじゃないんです。モリマンだからでもないんです。なぜ他の人は写真を載せていて僕が載せられないかわかりますか? そうです。撮ってくれる人がいないからです。みなさんは仲の良い関係者の方だったりマネージャーさんだったりすぐ近くにいる人に気軽にカメラを渡してシャッターを頼んでいるわけですが、僕は特に頼める人もいない単身な存在なのでいつもこういう時に写真が無いわけです。イベント風景を撮影してくださったマイミクの方の日記なんかの写真に自分が写っているのをこっそり見るんです。ポテチを食べながら。家で1人で。

 ともかくそんなわけです。トークで一緒だった小日向ちゃんは露出度が高いヘソ出しコスプレなんかをしていたわけですが、あくまで僕はあきれたような笑いとともに「またすごい露出だよねー」なんて余裕をかまして言っておきました。上から目線で。本当はそんなものを見るのは全く慣れていないために「うひぇっ。すげー腹が出てるーー胸の谷間がーーーやべーーすげーーさわりたいっ、うげへへへっっ!!! なにこれっ!! むらむらするっ!! でも目のやり場に困るよう。ああどうすればいいのかしら(涙)。うへへへへへっ!! うへへっ!! べろべろ~~ん!」と心の中では嬉しいのと恥ずかしいのと興奮してるのとどうしたらいいかわからないのといろいろ渦巻いているのですが、そんな焦っている姿を見せたら小さい人間だと思われそうじゃないですか。だからそのどぎまぎの本心は徹底的に隠して「やれやれ」というような達観した表情を一生懸命作って「またキミすごい格好だね」なんて上からの態度で物を言うんです。オレは精神年齢が高いからキミをエロい対象としてなんて絶対に見ていないよ。そんなの見慣れているから。こんな年の離れた小娘に動揺させられたりなんてするもんかっ。冷静でクールな大人なんだぞオレはっっ。ということを訴えるために必死に余裕をかますんです。それがプライドなんです。本当は若い女の子が隣にいるだけで動揺して目がにやけるこざかしい小物の人間なのに。でもそれがバレると余計モテなくなるから隠し通すんだ。このことはもちろん秘密の話なので、誰にも知られないようにしないと。絶対にオレの心の中にだけしまっておくぜ。マジでこんな情けない裏話を人に知られたらシャレにならん。ブログとかでうっかり書いてしまわないようにするぞマジで。

 しかし、大事な時には必ず下痢になる百発百中の私でありますので、漏れなくイベント当日も腹を壊して何度もトイレに駆け込んでいました。物販スペースに恥じらいもなく置かれた僕の「お腹が痛いのでトイレに行ってきます」というメモをご覧になった方もいるでしょう。緊張すると下痢になる僕は、人がたくさんいるところにいると当然緊張するんです。みなさん、暑中お見舞い申し上げます!!

8月21日告知です

 次の土曜8月21日ですが、三国志フェスというイベントに参加させていただくことになりました。

 一応15:30から壇上に上がらせていただきますが、芸人の「おくまんさん」、歴史アイドルの「小日向えりさん」と一緒のため、トーク素人の私はじっとしている時間が多くなるかもしれません。内容はもちろん三国志トークです。

 また、トークの時間とは別に、当日は個人的にフリマ感覚で物販スペースで本でも売らせていただこうかと思っております。さすがに三国志イベントで全く関係ない本を売るわけにはいかないので、新刊を売ったりはできないですが、商業スペースに1人だけ個人で混ざって以前の本を並べて1人フリマをやろうかなと計画しています。

 なるべく昼ごろから会場に行き、トーク&打ち合わせ時間以外は物販のところにじーっと滞在しているか、売る物がなくなったら閉会までぶらぶら適当にそのへんを徘徊して、挨拶回りなどしていると思います。

 日頃は24時間部屋の中に常駐しているため外で目にする機会が滅多にないあの究極インドア派のさくら剛を、見れる! さわれる!!という貴重な時かもしれません。もしどこかで見かけたら声をかけてみてください。ただし、声をかけたことを後悔しても責任は持ちませんよ。呪われますよ。家から出られない呪いにかかりますよ。それはさておいても、芸人さんやアイドルや研究者の方、あの有名人を生で見られるというチャンスです。とはいえ、芸人さんやアイドルの方にはさわれはしないですけど。

 三国志に興味がある方は、ぜひこちらの告知ページをご覧ください。入場料500円とのことです。僕は、昼には行こうと思っていますがなにしろコウモリ科の「夜の人間」なので、もしかしたら寝坊して昼には間に合わないかもしれませんがすいません。こちら↓

http://sangokushi-festival2010.sangokushi-forum.com/

復旧しました。

 ADSLモデムが故障していまして、本日新しいものが到着しインターネットに接続ができるようになりました。これからもみなさまの、ますますのご発展をお祈り申し上げたいと思います。ネットに接続ができこうしてみなさまにひと言ご挨拶を申し上げた今、もう悔いはございません。インターネットに没頭し友達もできず1人で部屋の中で暮らす毎日はもうごめんです。モデムなんかが届いたせいでそんな絶望的な日常に復帰するのはもうごめんなので、これを機に自分の人生を考え直したいと思います。40億年前に生まれた生物というもの、それから現在に至るまで何兆、何京という命が生まれては散っていったものです。今たった1つの命が生まれた消えたと騒ぐことに、意味などありません。全ては137億光年という宇宙の果て、宇宙の大きさを地球に見立てるならばひとりの人間の人生など地球上のどこかにあるたった1つの砂粒がどうにかなったなっていない黒い白いと騒ぐくらいの、ほんにどうでもいいことなのです。

 ということで、ここまで書いたなら既にみなさまにはご理解いただいているかと思いますが、インターネットに再び接続ができた今、僕は部屋を捨て夏を満喫したいと思います。友達と、湘南にサーフィンに行きたいと思います。インターネットなんていうネクラな活動はしたくはありません。ともあれまだ現時点ではメル友以外の友達という存在がいないため、サーファーの友達を作るために、まずは近々mixiのサーフィンコミュニティに参加しようと思っています。できれば、3年以内には参加したいです。ただ、そういうモダンな場所に立ち入るには今の僕はおっとりし過ぎている。旅先でもそうですが、色黒な人たちと話なんか合わないのです僕は。日本人宿で部屋が一緒になっても、色黒な人たちは僕を置いて色黒な人たちだけでご飯を食べに行くんです。なぜでしょう。色が違うからでしょうか? 白い僕ががんばって話しかけても、彼らからは心ないひとことふたことの適当な返事しか返って来ません。なので、しばらくは色黒くアクティブな性格をしていらっしゃる方、サーファーの方たちと、どうやったら心ある会話が交わせるようになるのか、そういうことを考えながらこれからまだ何年かの夏は、その時に備えて強い日差しを避け部屋の中に常時滞在しモニター画面を見つめて英気を養いたいと思います。今の私は沼地の底で機を見定めている竜です。天に昇る時期を見計らっているのでございます。しかし天に昇って行くというのは簡単に見えて面倒くさいし体力を使うものなので、沼地の底で人知れず天寿を全うするのもそれはそれでまた竜のひとつの生き方かもしれません。

関係者様へ連絡です

関係者様:昨日からネットに接続できず、今だけ緊急でネットカフェに来ています。携帯でもネットできないため、しばらく連絡がつかない状態になるかもしれません! もし何か連絡事項ありましたらお電話いただけるようお願いします!

告知です

 急遽、9日月曜日の三国志試写会イベントでトークに参加させていただくことになりました。

 とはいえ上映と渡辺先生のお話がメインですが、僕も壇上にちょろちょろと出現させていただきます。無料な上に三国志ドラマも観られて先生のお話も聞け、写真満載の豪華小冊子などもいただけるというまごうことなきお得なイベントです。

 三国志に興味のある方はぜひご参加を! そして夜の六本木に栗出そう! 栗を出そう! 夜の六本木に! 今のところ、まだ明日日曜まで募集受付を行う予定だそうです! 

 詳細ページはこちらです↓ http://www.3594kentei.com/news/index.html 

新刊発売になりました。

 最近たびたびお騒がせしてきました新刊、本日発売になりました。これです!

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 簡単な中身の解説は、amazonでご覧ください。解説だけでなく、購入もできてしまうという新世代の新しいサイト、amazonをご覧ください!! 今まで、インターネット上で本を買えるwebサイトなんてあったでしょうか? いったいどこまでインターネットの世界というものは進化してしまうのでしょうか。どこまで我々の暮らしは便利になってしまうのでしょう? このamazonという全く新しいシステムのサイトを見るにつけ、背筋に冷たいものが走ります。いずれ我々の足は退化してなくなってしまうのではないかと。

 そしてなんと! なんと更に!!

 実家にプリンターが届きました。たったの5000円。5000円でプリンターが買える時代が来るなんて。これも噂の檄ヤバサイト、amazonで購入したものです。PIXUSなのに5000円。 普通のプリンタが5000円で買えるってすごくないですか? そして僕はこれらと離れて東京に戻って来たのでプリンターは僕は使えないんですけどね。

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 それはさておき新刊が発売になったのでプリンターより新刊のことが重要です! とはいえamazonを見るまでもなくブログで内容については散々書いてきましたが、中南米をイヤイヤ旅しながら、謎を呼ぶ発掘品である「オーパーツ」に肉薄し地球滅亡や古代文明のミステリーに挑む、挑みつつある、少なくとも挑もうとしてがんばってみた形跡はあるという、そういう本になります。

 そして宣伝用POPも作っていただきまして、まさかの! 著者写真つきのPOPになります。本人へのことわり無く勝手にできあがっていました。これが宣伝になるものなのか非常に疑問であります。ただかっこいい写真を載せるだけでは、それはただのアイドルブロマイドではないですか。そういうことと、宣伝っていうのは別だと思うんですよ。

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 各ネット書店もしくは全国のそれなりの大きさの書店さま店頭、おそらく旅行のコーナーかもしくはミステリー系「サブカルチャー」のコーナー、もしくは奇跡的にありがたく「話題の本」や「新刊コーナー」にまかり間違った場合は並ばさせていただいていることもあるかもしれません。

 みなさまどうぞよろしくお願い申し上げます。






Muku1

御大「私もチラっと登場しています。私からもぜひよろしくお願いします。」















Muku2

御大「ああ眠い」




 先日、「2012年12月に地球は滅亡する」というマヤの予言について紹介した。そして、地球最後の日にオレはどう過ごしたいのかという、決意を表明した。「最後の日には人類みんなへの感謝を伝えるため人類代表として木村多江さんを選びハグしまくりたい」という悲壮な想いをこのブログに記載したところ、なんと木村多江さん本人から「私もさくらさんとハグしたまま最後の日を迎えたいです」という連絡が、入ったとか入らなかったとかいう情報が全くないという状態である。端的に言うとそんなことあるわけないだろという状態だ。オレのことなんて存在すら認知されていないのだから。「さくら剛」という人間があちらから認識されていないのであれば、彼女の世界の中ではオレというものは存在しない人間なのだ。オレはこの世にいない、いてもいなくてもどうでもいい存在なのである。しかもオレなんかは仮に認識されたとしてもその上でいてもいなくてもどうでもいいと思われる可能性がある。むしろ自分ですらそう思うもん最近。地球がオレという存在を欲していないような気がする。       (号泣)
 しかしたとえ木村多江さんから連絡はなくとも、ご本人がそのように(さくら剛にハグされまくりたいと)思っていないとしても、だからといってオレはやる気だから。人類みんなへの感謝を伝えたい時に、いちいち相手の気持ちを思いやっていては満足なハグはできない。そもそもオレは「感謝をする」という良いことを行おうとしているわけだから、イヤがられるなんてことがあるわけないのだ。ある機関が女性1000人を対照に行ったアンケートでは、「好みの男性からじゃなくても告白されるのは嬉しい」という意見が多数を占めていたという。それならば、とりあえず木村さんだっていきなりオレにハグをされてもイヤな気持ちにはならないはずじゃないか。上記のアンケート結果が見事にそのことを表しているといえよう。
 ただ「木村多江さん」といっても、名前だけでは誰のことかあまりピンと来ない人もいるかもしれない。一発で顔が浮かぶという人は、少ないかもしれない。おそらく「木村多江さん」というよりも、むしろ「フジテレビの『大奥』で初島役を演じていた女優さん」と言った方がイメージが浮かびやすいのではないだろうか? 「ああ、あの人ね。」というみなさんの声が、今モニター越しに聞こえてきたよ。もしかしたら吉瀬美智子さんと混同してしまうかもしれないから、自信がない人はちゃんとグーグル検索で写真を見比べて覚えておくように。絶対に失礼が無いようにな。「どちらも同じくらい美人なので間違えちゃいました」なんていう言い訳が通用するほど、薬剤師の世界は甘くないんだよオラッ。ロキソニンとボルタレンを間違えるくらいはまだいいよ。ほとんど効能は変わらないから。でも吉瀬美智子さんと木村多江さんを間違えてしまったら、ただでは済まない。指の1本や2本で済む問題じゃないから。しかし、どちらも同じくらい美人なことだけは間違いない。それだけは、どちらも心から愛しているということだけは伝えておきたい。そのことだけは、どうかお2人にわかってほしい。

 以上の内容はフィクションであり、実際に私が痴漢やセクハラなどの違法行為を働こうとしているというわけでは決してございません。

 もういよいよ8月になったことだし木村さんはこの際さておいても、マヤの人々が現代でも解明不可能なあまりにも精密な天文の知識を持っていたため「マヤ文明は宇宙人が伝えたものだ」という説があるのだが、そのように言われているのは決してマヤ文明の知識が凄かったからというだけではない。

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 このものは、前回のブログでも紹介したメキシコの「パレンケ遺跡」という遺跡で発見された王の棺だ。
 王が死んだのは西暦683年、今からざっと1300年前のことなのだが、実はこの棺を上から見ると、その表面にはなんと
「宇宙船のコックピットで操縦をしている宇宙飛行士の絵」が彫られているのである!!
 マヤ文明をはじめとした、メキシコ・グァテマラなどの中米の遺跡では、同じように宇宙船や宇宙飛行士、もしくは宇宙人を描いた絵や彫刻が多数発見されている。
 先日「恐竜土偶」や「カブレラストーン」といった、「人類と恐竜の共存の証拠」となる発掘品を紹介したが、パレンケの棺をはじめとしたいくつもの宇宙船の絵や彫刻は、同様に「マヤ文明をはじめとした中米の古代文明は、宇宙から来た宇宙人によってもたらされたものである」ということを証明するものにほかならない!

 通常の観光地から遠く離れた、辺境の地に存在するそれらの発掘品をオレは自分の目で確かめに行き、写真を多数撮り検証をした。その結果、それらの証拠品を元に検証を重ねた結果、オレという博士の意見は「中米の文明はたしかに宇宙人によって伝えられたのだ」という結論に達したのである! 前々回の恐竜と同じく、想像で描ける範囲を遙かに超えたそれらの宇宙船の絵は、当時すでに人類は宇宙船に乗って宇宙空間を旅していたと認めるしかない説得力を持っていたのだ!!! 必ずそうだ! そうとしか考えられない!! 他の考え方をするのはもう面倒くさいし!!! 時間の都合でそのような結論に達したのである!!

 そういう棺や石版がまだ1つだけだったら、ねつ造や偽物という線も捨てきれないと思う。しかし、遠く離れた別の国の違う時代の発掘品として、同じような宇宙船の絵が描かれた「オーパーツ」(※現代の学問上存在するはずがない謎の遺跡、発掘品)を見てしまうと、いくら普段UFOや超常現象に懐疑的な人間でも、もう宇宙人の存在を認めるしかなくなるのである。それ以外にこれらの発掘品の存在の説明がつかない!! そうでなければ、なぜ2000年も前の地球に生きていた人々が宇宙船の構造を知っているのだ!!!

 さて、こんなことを書いている情熱的なオレに対して、疑いの目を向ける人もいるかもしれない。「さくらさんたら、今までずっと論理的で客観性に富みぞわぞわする文章を書いていたのに、突然どうしちゃったのかしら? ちょっと最近普通じゃないわ。へんな宗教にでも入ってしまったのかしら?」などと思われるかもしれない。
 だが、それも仕方のないことだと思う。だって新興宗教の人たちは、友達がいないオレのことも分け隔て無く暖かく迎えてくれるような気がするんだ。同じ信仰だというだけで、オレのようなネクラな変態でも清らかな心で接してくれるんじゃないかと思う。友達ができるのなら、もうそっちの道もありなんじゃないかと思っている。ロードの人が三船さんと結婚したような、そんなスペクタクルな状況が生まれ得るならばオレは信仰の道に入る用意がある!!! 彼女を見つけるためなら人生のポリシーなんて2の次3の次じゃないか!!! もうなんでもするよオレは。僕は悪にでもなる。

 けれど実際にその中米の宇宙船の絵たちを見たら、オレのことをドぎもいホラ吹き変態だと決めつけ蔑んでいるそこのあなたも、仰天して考えを改めるはずである。あなたがこのパレンケの王の棺、またはその他中米にある古代の彫刻の数々を、もし見たとしたら。

 このようなことを書いていると、「どうせ新しい本の宣伝のためにいたずらに好奇心をあおっているだけだろう? どうせ散々おもわせぶりなことを書いておいて『実際の彫刻の写真は来週発売になるさくら剛の新刊でご覧ください』などと言うんだろう?」なんて思われそうだが、そう思うのはみなさんの勝手だ。オレがただ新刊の宣伝のために宇宙人の話を書いているのだと、思いたければ思えばいい。
 しかしオレがただ本の宣伝をしたいだけなのかは、次のサイトを見てから判断して欲しい。ただ宣伝のために、そんな宣伝なんていうくだらないことのために、オレがシャワーを浴びたあとでパンツもはかずにこうしてパソコンに向かい宇宙人だなんだと時間をかけて書いているのだと思うかい?
 宣伝だったら、服を着た後だってできるだろう。それをこうやって下着もはかずにブログを書いているのだから、ただの宣伝ではなく、今回の記事がどれだけ緊急を要する内容なのかということは推して知るべしである。だってオレは、全裸が好きなのだから。はっきり言って、服が嫌いだ。パンツの中で、長細いあいつが泣いているぜ。「僕はこんなに隠されなければいけないほど、恥ずかしい存在なの?」って。

今回最も重要なのはこのことです。

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