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書店フェア

 そういえば今日、誕生日だった。
 最近のブログにはしつこく文庫フェアのことを書いてじゃまくさがられているけど、しつこく書いているのはなぜかというとこういう「○○大賞受賞」みたいな肩書きは、エッセイというジャンルでは全くと言っていいほど取れるチャンスが無いから超すごく貴重なんだよ。滅多に無い。最初で最後かもしれないほど。

 およそ世の中にある「○○賞」という本のコンクールというのは、ほとんどが小説向けなんだ。芥川賞しかり直木賞しかり吉川英治文学賞しかり、なんたらかんたら新人賞しかり「本屋大賞」ですら、本屋さんが選ぶ本の大賞なのだからジャンルにこだわらずに決めるのではないかと思いきやこれも小説限定なのだ。

 たまに「○○○ノンフィクション大賞」というものはあるけど、これは取材対象に鋭く切り込み現代社会にメスを入れるみたいなシリアス作品がエントリーするもので、引きこもりがインドで号泣しながら怒鳴り散らすだけの本が、到底近づけるものではないんだ。
 だから、エントリーすら出来なかった今までのコンクール、それを踏まえて初めてこのようなフェアに参加が許された今回は、本当に希少な機会なのである。

 ただ……
 うちの最寄り駅の啓文堂さん、そして、どっかのサイトでチラッと写っていた別店舗の陳列写真を見たのだけど。なんか並べ方が……2店とも……
 意気込みを挫かれるというか……

 フェアに参加している本は14冊あるのだけど、同じエントリー本の中でも、売れそうな本は売れなさそうな本より、たくさんの列で並べられているんだよね。インド本が2列だとしたら、元々有名な本たちは4列……。
 2列も4列も同じだろと思うなかれ、表紙というのは本の最も重要なパーツなので、それが人目に触れる確率が2倍ということは100m走ならこっちが0mラインにいるのに競争相手が50m先からスタートするようなものなのだ。しかも、元々0mから並んでスタートしたとしても速い人たちなんだよ彼らは。
 同じフェアの参加者としてこの1ヶ月は有名な本たちと同じ土俵で勝負できるとワクワクしていたのに、これは同じ土俵ではないような気がする。負け組は負け組のまま、勝ち組はもっと勝ち組になっていくだけなのか!! そんな理不尽な世なのか!! 書店の中までも!!!
 もちろん他の店舗の様子はわからないので、もしいくつかの他店舗で逆のバランスの展示になっていれば、トータルでは有利不利無く公正なのだけど。でもどこもうちの最寄店と同じ感じだったら、勝負にならんなこりゃ。
 ああ、なんか悲しくなってきた。せっかくの誕生日だし、カラムーチョをぼりぼりと食べて悲しさは忘れよう……。3倍モードのトリプルチリ味が美味しいんだよまたこれが……
 誕生日の祝いメッセージをくださったみなさま、ありがとうございました。

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