ギリギリセーフ
オレがマチュピチュからクスコへ帰った次の日から、道が遮断された。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100126-00001446-yom-int
クスコの同じ宿・ペンション八幡から1日違いで出発して、現地のマチュピチュ村で会い「あ、明日遺跡ですか? 僕は今日見て来たんですよ。じゃあ明日の夜、また八幡(クスコ)で会いましょう!」なんて話をして別れた旅行者たちも、誰も帰って来ない。くそー。たったの1日違いでオレは何もトラブルなく帰れてしまったなんて。
トラブルが無かったことは、嬉しいぞ。でも他の旅行者がうらやましい。みんな宿で出会った旅行者とグループを作ってマチュピチュに出かけてトラブルに巻き込まれて、どんどん団結を深めている。オレだけ仲間を見つけられずに1人で行って1人で帰って来て、特にトラブルも無く誰にも見送られず今朝宿をチェックアウトした。他の人々は、宿を出る時は何人もの仲間に見送られているのに。
でも、マチュピチュを見るだけのために短期でクスコにやって来た旅行者もいて、もはや徒歩だろうが車だろうが現地に行く手段は完全に閉ざされているため、そういう短期の人たちが一番かわいそうである。
オレだって宿では他の日本人旅行者と仲良くなろうとがんばって、他の人がチェックアウトする時はロビーまで見送ったりしているのに、オレが宿を出る時は1人も見送ってくれなかった。ロビーは完全に無人だった。誰ともさよならの挨拶を交わさなかった。今回の旅には意義というものを感じない。味方は?
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