宇宙のバカ
前回のブログの最後に「宇宙授業」という本について少しサワッと触れたが、普段自分が暮らしている日常とあまりにもかけ離れたことが書かれ過ぎていて、思わず発狂して太陽に飲み込まれて塵になりたくなる。
まず宇宙が出来たのが137億年前で、地球ができたのは46億年前。そして地球に生命が誕生したのが、40億年前だそうだ。そして6500万年前に隕石が落ちて恐竜が絶滅し、哺乳類の時代がやって来たという……。
エジプトなんかでピラミッドを見て、「ああ、こんな気の遠くなるような神話の世界の太古の建物がいまだに地上に存在するなんて……おお神よ」と唸っているその太古が、恐竜の滅びた6500万年前と比べてしまうとほんのごく最近、つい今しがたといっても過言ではない4500年前である。イメージ的には、ピラミッドのもうほんの少し前に恐竜がいたような気がしない?
だって、恐竜の化石が博物館とかに平気で残っているじゃないか。それどころか、まさに今福井県では現役で掘り起こされているところである。普通、江戸時代の人の骨でもなかなか地面を掘って簡単に出てくるものではないと思う。三国志の武将なんて古代エジプトの人々とあまり変わらないくらいの昔の人に感じるし、だいたい500年以上前のことはもう全てひっくるめてものすごく昔だ。
しかし、500年前を空前絶後の昔のことに感じるのに、三国志の武将と同じ程度の昔に感じる恐竜は、絶滅した時ですら6500万年前だ。6500万年というと、ピラミッドが出来たのが4500年前で、さらにその4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、というふうにひたすらコピペをして4500年をこれで56回繰り返して昔に進んで行って、ようやく恐竜の時代に辿り着くのだ。
えーと、4500×56は、25万2000だから、6500万年にはまだちょっと足りないか……。「もうひとつ4500年前」を繰り返し貼り付けて6500万年前に辿り着くには、1万4千4百回以上4500年をさかのぼる必要がある。こっちも仕事があるんだから、そんなにさかのぼってられないよちょっと。想像できる限界がピラミッドまでだよオレは。1万4千4百年だとしても限界を超えてるのに、そうじゃなくて4500年かける1万4千4百のその昔に恐竜が絶滅したのだ。あれ、たしかカブレラストーンによると、ほんの1万年ちょっと前に恐竜がまだいたことになっているはずなのに。
恐竜が地球の主だったのはトータル2億年くらいで、人間がコンクリートの建物とか作って車に乗って地球を支配してるような期間は100年にも満たないだろう。100年は2億年の200万分の1だ。短いなあ。なんかもう規模が大きすぎてどうでもよくなってきた……。
宇宙が出来たのは137億年前だそうだが、宇宙が出来る前はどうだったかというと、そもそも時間という概念も宇宙の始まりとともに出来たのだから、「宇宙が出来る前」という考え方はできないそうだ。
いや、そんなわけないでしょ!!!! たとえ時間が宇宙と一緒に誕生したとしても、その前はその前で何かあったでしょきっと!!! あったはずさ!!!! だって、「ただ何も無い」なんていうそんな状態があるわけないじゃないか!!!
同じく、宇宙が出来たからこそ空間というものも出来たのだから、「宇宙の外側はどうなっているか」という考え方もおかしいそうだ。
いや、それも変だって!!!! たとえ空間というものも宇宙と同時に誕生したとしても、宇宙の外にはなにかしらあるでしょ!!!! 宇宙の外には何も無いというのは、それは宇宙から出たことが無いから言っているだけじゃないの!!! 実際がんばって宇宙から出てみたら、あれ、こんなふうになってたんだ~てな無難なものが何かあるはずだ!! なんか牧場だったり、ソファーとかがあってモデルハウスの一角だったり、とにかくなんかはあるはずである。「ただ何も無い」なんてそんな空間が存在するわけがない!! 空間というものが宇宙と一緒にできたとしても!!!
もしかしたら、そういうこの宇宙自体が、なんか大きな人の世界の科学と学習の付録みたいな、水槽にこの科学キットを入れるとビッグバンが起こってミニ宇宙ができますよ、みたいなそんな実験道具として出来上がっているんじゃないだろうか。オレたちがいる宇宙は、巨大人の家の水槽に入っている付録なのだ。毎週発売される雑誌を買うとついている部品をどんどん組み立てて作られたのかもしれない。きっと創刊号は特別定価なのだ。
だからこそ、予想外に文明を発展させて宇宙の外に出てみれば、そういうリビング的なところに飛び出せるに違いない。何も無いなんてことは無いのだ。そして、その巨大な人々が所属する宇宙も、所詮もっと大きな人が雑誌の付録で買ってきたミニチュア宇宙として水槽の中に入っているのだ。だいたい、何もしてないのに広がっているということ自体おかしいではないか。そうやって化学薬品の調合とかを大きな人がやっていると考えなければ、ただ見ているだけで広がっているということが説明つかないんじゃないか。ピザ生地やうどんだって、職人さんが力を加えて伸ばそうとしない限り、自分から勝手に広がるってことは無いんだから。
この話は次回に続く。(コメントやはり書き込めなくなってしまいました。修正前に読んでいただいた人すみません)
↓宇宙つながりということでスターウォーズ