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宇宙のバカ

 前回のブログの最後に「宇宙授業」という本について少しサワッと触れたが、普段自分が暮らしている日常とあまりにもかけ離れたことが書かれ過ぎていて、思わず発狂して太陽に飲み込まれて塵になりたくなる。

 まず宇宙が出来たのが137億年前で、地球ができたのは46億年前。そして地球に生命が誕生したのが、40億年前だそうだ。そして6500万年前に隕石が落ちて恐竜が絶滅し、哺乳類の時代がやって来たという……。

 エジプトなんかでピラミッドを見て、「ああ、こんな気の遠くなるような神話の世界の太古の建物がいまだに地上に存在するなんて……おお神よ」と唸っているその太古が、恐竜の滅びた6500万年前と比べてしまうとほんのごく最近、つい今しがたといっても過言ではない4500年前である。イメージ的には、ピラミッドのもうほんの少し前に恐竜がいたような気がしない?

 だって、恐竜の化石が博物館とかに平気で残っているじゃないか。それどころか、まさに今福井県では現役で掘り起こされているところである。普通、江戸時代の人の骨でもなかなか地面を掘って簡単に出てくるものではないと思う。三国志の武将なんて古代エジプトの人々とあまり変わらないくらいの昔の人に感じるし、だいたい500年以上前のことはもう全てひっくるめてものすごく昔だ。

 しかし、500年前を空前絶後の昔のことに感じるのに、三国志の武将と同じ程度の昔に感じる恐竜は、絶滅した時ですら6500万年前だ。6500万年というと、ピラミッドが出来たのが4500年前で、さらにその4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、もうひとつ4500年前、というふうにひたすらコピペをして4500年をこれで56回繰り返して昔に進んで行って、ようやく恐竜の時代に辿り着くのだ。

 えーと、4500×56は、25万2000だから、6500万年にはまだちょっと足りないか……。「もうひとつ4500年前」を繰り返し貼り付けて6500万年前に辿り着くには、1万4千4百回以上4500年をさかのぼる必要がある。こっちも仕事があるんだから、そんなにさかのぼってられないよちょっと。想像できる限界がピラミッドまでだよオレは。1万4千4百年だとしても限界を超えてるのに、そうじゃなくて4500年かける1万4千4百のその昔に恐竜が絶滅したのだ。あれ、たしかカブレラストーンによると、ほんの1万年ちょっと前に恐竜がまだいたことになっているはずなのに。

 恐竜が地球の主だったのはトータル2億年くらいで、人間がコンクリートの建物とか作って車に乗って地球を支配してるような期間は100年にも満たないだろう。100年は2億年の200万分の1だ。短いなあ。なんかもう規模が大きすぎてどうでもよくなってきた……。

 宇宙が出来たのは137億年前だそうだが、宇宙が出来る前はどうだったかというと、そもそも時間という概念も宇宙の始まりとともに出来たのだから、「宇宙が出来る前」という考え方はできないそうだ。

 いや、そんなわけないでしょ!!!! たとえ時間が宇宙と一緒に誕生したとしても、その前はその前で何かあったでしょきっと!!! あったはずさ!!!! だって、「ただ何も無い」なんていうそんな状態があるわけないじゃないか!!!

 同じく、宇宙が出来たからこそ空間というものも出来たのだから、「宇宙の外側はどうなっているか」という考え方もおかしいそうだ。

 いや、それも変だって!!!! たとえ空間というものも宇宙と同時に誕生したとしても、宇宙の外にはなにかしらあるでしょ!!!! 宇宙の外には何も無いというのは、それは宇宙から出たことが無いから言っているだけじゃないの!!! 実際がんばって宇宙から出てみたら、あれ、こんなふうになってたんだ~てな無難なものが何かあるはずだ!! なんか牧場だったり、ソファーとかがあってモデルハウスの一角だったり、とにかくなんかはあるはずである。「ただ何も無い」なんてそんな空間が存在するわけがない!! 空間というものが宇宙と一緒にできたとしても!!!

 もしかしたら、そういうこの宇宙自体が、なんか大きな人の世界の科学と学習の付録みたいな、水槽にこの科学キットを入れるとビッグバンが起こってミニ宇宙ができますよ、みたいなそんな実験道具として出来上がっているんじゃないだろうか。オレたちがいる宇宙は、巨大人の家の水槽に入っている付録なのだ。毎週発売される雑誌を買うとついている部品をどんどん組み立てて作られたのかもしれない。きっと創刊号は特別定価なのだ。

 だからこそ、予想外に文明を発展させて宇宙の外に出てみれば、そういうリビング的なところに飛び出せるに違いない。何も無いなんてことは無いのだ。そして、その巨大な人々が所属する宇宙も、所詮もっと大きな人が雑誌の付録で買ってきたミニチュア宇宙として水槽の中に入っているのだ。だいたい、何もしてないのに広がっているということ自体おかしいではないか。そうやって化学薬品の調合とかを大きな人がやっていると考えなければ、ただ見ているだけで広がっているということが説明つかないんじゃないか。ピザ生地やうどんだって、職人さんが力を加えて伸ばそうとしない限り、自分から勝手に広がるってことは無いんだから。

 この話は次回に続く。(コメントやはり書き込めなくなってしまいました。修正前に読んでいただいた人すみません)

 ↓宇宙つながりということでスターウォーズ

ビーチ!

 旅行記の前回アップ分の最後に思い出したように動画を付け加えたのですが、更新してからしばらく経っているのでここにもアップしておきます。

 ↓ゴアのビーチに、ビーチにいてはならない異形のものが……

エッグプラント

 そろそろカゼも治りかけだと思ったのでブートキャンプに復帰して汗だくになったところ、一気にカゼのひき始めの状態に戻った。なぜだろう。この部屋によくないものが住んでいるのだろうか??? 最近はホワイトハウスにもオバケが出るらしいしな……。眼を、生まれたての赤ちゃんの物と取り替えたい。

 前回のブログでナス料理のことを書いたところ思いのほかたくさんの反響をいただけると思ったが別に反響は1件もなかった。しかし、なんとなくブログに麻婆茄子のことを書いた勢いでまた茄子が食いたくなり、翌日麻婆茄子を食った。たまたまナスが4本150円だったので。(ナスといってもズッコケ三人組シリーズ《最近はズッコケ中年三人組シリーズ》を書いている那須正幹先生を呼び捨てにしているわけではありません)

 茄子を連続して何度も食べると、いくら今週からは須藤温子ちゃん主演のTBSの昼ドラ「熱血!ニセ家族」を毎日見ようと思っているオレでも、須藤温子ちゃん主演のドラマのことも忘れて頭の中はナス一色になる。具体的には濃い紫色だ。なので麻婆ナスについていろいろネットで検索をしていたところ、「いつも麻婆茄子を作りすぎてしまい困っています」という教えてgoo!の質問投稿者を見つけた。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1113083251

「夫婦2人暮らしなので市販の素(3~4人前)だと多く作りすぎてしまいます」というお悩みだ。

 たしかに、おっしゃるとおり市販の麻婆茄子の元を使うのなら出来あがるのは3~4人前だ。どんぶり一杯分の麻婆茄子ができる。

 とはいえ、夫婦2人で食べきれないって、なめてんのかテメエっ!!! 多く作りすぎてしまいます、といいながら実は暗に毎食1人で3人前食べきるオレをバカにしてるんだろう!!!

 まさかあんたら、麻婆茄子の他にもう1品2品おかずがあるんじゃあるまいな?? オレが3人前の麻婆茄子だけをおかずにごはんを食ってるというのに、あんたら夫婦は麻婆茄子に加えてさらに他の料理を作っているのか!! それで麻婆茄子が食いきれないってか!!! そんな贅沢な話、聞いたことないわっ!!!

 普通、2人いれば3人前の麻婆茄子など余裕で食いきれるに決まっているのである。他のおかずを作ってそのせいで茄子が食べきれないのならば、話は簡単だ。これからは他のおかずを作らなければいいのである。ごはんと麻婆茄子をひたすら一緒に口の中に入れ続ければ、一回の食事で食べきることなど簡単だ。そもそも、麻婆茄子だけで麻婆と茄子の2品目入っているのだから、それだけで十分バラエティに富んだ食事になっている。他に何やら余計なものは作る必要などないのだ。このセレブリティがっ!!!

 そんな取るに足らないしょーもない相談は置いておいて、こっちはもっと深刻な悩みに苦しまされている。それは、「麻婆茄子の無限連鎖」である。

 基本的にうちの周りのスーパーでは茄子は5本一袋で売られているのだが、1回の麻婆茄子で使うのは4本が丁度いい。つまり、茄子を買ってきて一度麻婆茄子を作ると、1本の茄子があまるのだ。しかしその1本を取っておいていつか使おう、と放置しておくと、前回オレが悲劇に襲われたように、その茄子は溶けてしまうのだ。そうすると、なるべく期間をあけないで数日のうちに次の麻婆茄子を作る必要が生じるのだが、次の麻婆茄子を作ってみると、今度は「取っておいた1本」の茄子と、「新しく買った茄子のうち3本」のあわせて4本で麻婆茄子を作るので、今度は2本が余ってしまうのである。その2本の茄子を放置しておくとまた溶けてしまうので、数日以内にまた次の麻婆茄子を作ることになる。しかしまたそこで茄子が余る。

 2本の茄子に買ってきた5本の茄子のうち2本を付け足して麻婆茄子を作ると次に余るのは3本だ。さらにその次には今度は4本のあまりになるので、もう一度作ればそれでやっと茄子が無くなると思うなかれ。麻婆茄子を5回作って茄子の余りが無くなるわけで、そうするとその時には今度は麻婆茄子の元が1つ余るのだ。

 このパターンで繰り返し5本一組の茄子を買いつつ麻婆茄子を作っていくと、最終的には40本の茄子を消費し、10回麻婆茄子を作ったところでやっと手元に茄子も麻婆茄子の元も残さないでひとサイクルを終えることができる。これは裏を返せば、ふと麻婆茄子が食べたくなって1度材料を買ってきて作ってしまうと、そこから中2日か3日くらいの間隔で10回連続で麻婆茄子を食べ続けなければならないのである。しかも毎回1人で3人前。どうだ。この方が食べきれない夫婦よりよっぽど深刻な悩みであろう。

 まあそういうことだ。

 ちなみに海外では中華料理以外はトルコとイランで茄子料理をよく見かけた。だいたいナスとトマトが抱き合わせになっているのだが、イランのエスファハーンで会った絨毯屋のママダくんに、一緒にナスの弁当を食べてる時に「これはなんですか?」とフォークでナスを刺してプラプラさせながら聞いてみたところ、「エッグプラント」と言われた。

 なるほど。ナスのことを英語では、卵型植物ということでエッグプラントと言うそうだ。うまいこと考えるね。たしかに先っちょの丸っこいところは卵のように見えなくもない。テカテカしてるし。あたためると時々ひよこも産まれてくるし。しかし「plant」には植物という他に「工場」という意味もあるので、エッグプラントというと「卵工場」という訳し方もできる。だから?

 今読んでいる宇宙授業という本の、1ページ1ページにひたすら度胆を抜かれまくっている。例えば、宇宙の大きさは現時点で9兆4千6百億キロメートルの137億倍だそうだ。それって、夜行電車で何日くらいかかるのかなあ……。

 その他どのような点でド心臓を抜かれたかということを出来れば次に書きたい。書けたら書きたい。

↓パソコンでイランでは法律違反のエロ動画(ベリーダンス)をこっそり見るママダくん

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新種のナス

 中国旅行中、2日に1回は麻婆茄子を食べていた。中国語では「ゆいしゃんちぇんつー」という。とにかく中国では茄子料理を頼んでおけばハズレが無いのだ。麻婆豆腐(麻辣豆腐)は半分くらい外れなのに。特に劇的に美味かったのは、鎮江と蒲圻、南京のユースホステルと合肥の食堂の麻婆茄子が本当に最強に美味かった。しーん… 悪かったなマニアックで!! でも今のところ中国人なら爆笑するところだから。

 まあ目は口ほどに物を言うので、オレの目を見る代わりにこの麻婆茄子の写真を見ろ!! これが噂の鎮江の裏通りの食堂の麻婆茄子だよん!!

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 旅先で食べた物の写真には全て☆をつけて評価してるんだけど、本来三ツ星が最高のはずなのに、この麻婆茄子には☆が4つついてるから。どれだけ美味かったかこれで言わずもがなとも知れたであろう。日本語がおかしいであろう。ごはんが1元(15円)で、茄子が10元(150円)くらいだよたしか。これでダンボールとか毒物とか入ってなければお得でしょう? もしかしたら入ってたかもしれないけど……

 ともかく、もはやオレの茄子好きは若者なら誰でも知っているくらい有名であり、今回新しく改訂された広辞苑には「うざい」「ニート」などと一緒に「作者は茄子好き」という項目が新しく追加されたくらいだ。もし「作者が茄子好きである」ということを知らない人がこれを読んでいる人の中にいるのなら、それはもうなんというか、これを機会に知ってください。

 麻婆茄子をゆいしゃんちぇんつーと言うと書いたが、間違えた。麻婆茄子という表記ではなくて、そもそも中国では魚香茄子と書くのだ。麻婆茄子を食べたくてどうしようもなかったのに中国入りしてどの食堂に行っても「麻婆茄子」と書かれているメニューが無く、「魚香茄子」という謎の魚関係の茄子だけはどこにでもあったので、この際、魚の香りでも茄子は茄子だ、麻婆茄子は無くてもいいからせめて茄子を食いたい!! えーい、どうにでもなれ! 押さば引け! 引かば押せ! とヤケになって魚香茄子というものを頼んだところ、なんと出てきたのは麻婆茄子そのものであった。麻婆茄子のやろう、オレに食われたくないもんだから魚香茄子に変身して隠れていやがったな!!

 ふっふっふ。しかしもう逃げられないぞ。なにしろ、今しがたオレのIME辞書に「ゆいしゃん」と書いて「魚香」と変換されるように漢字登録をしたのだ。さっきまでは「魚香」という言葉を書くのに「さかなかおる」と書いて変換して送り仮名の「る」をバックスペースで消していたが、もうこれからはゆいしゃんと打てば魚香と出るのだ。どうだ!!! まいったかっ!!! ※本当は麻婆茄子と魚香茄子は微妙に違うものですとか、中国に詳しい人はそういう細かいことを言わないように。

 というわけで、ここのところ自分で茄子を買ってきて麻婆茄子の元と一緒に煮込んで作っている。これです。ナスがあればすぐできるのです。とはいえ、ナスがあっても切っていためてグツグツいわせて盛り付けたりしないとできないのだけど。まあすぐできるという程ではないね……。

 しかし茄子というのは一袋に5本くらい入っているもので、うまく1回では使いきれないのだ。そこで使えなかった残りの茄子を、先日ダンボールに入れて保管しておいたのだが……。2週間ほど残念ながら麻婆茄子を作ろうという気力が湧かずに、餃子の王将に行ったり麻婆豆腐を作ったりシーチキンごはんを食べたりでお茶を濁していたのだが、いよいよ「そろそろ麻婆茄子の元も賞味期限が切れそうだし、あのとっておいた茄子を使って麻婆茄子を作るか!」と思い、ダンボールから茄子を取り出そうとしたところ!!! なんと!!!

 ビニール袋の中には茄子のヘタだけが残り、胴体の部分が消えてなんだか茶色のドロドロした液体が大量に発生していたのである!!! ダンボールもぐっちょぐちょだっ(涙)!!

 なんてことだ。オレは京王ストアで普通の茄子を買ったつもりなのに、間違えて溶ける茄子を買ってしまったようなのである。きっととろけるチーズのようなポジションの茄子なのであろう。ピザとかに乗せる用の茄子だったのだ。そうとは知らずに夏の常温で2週間保管しておいたものだから、見事に溶けて無くなってしまった……。しかも美味しく溶けているというよりは、完全に腐敗しきっているという状態である。これをピザの上にかけても食べられないんじゃないだろうか。確実に食中毒になると思う。これからは、溶ける茄子ではなくてちゃんとした普通の茄子を買うようにしようと思う。

 麻婆茄子好きとして恥ずかしくないように、麻婆茄子関係のものをいろいろ見ようとネットサーフィンをしていたところ、教えてgoo!でこんな質問を見つけた。麻婆豆腐の元で麻婆茄子を作ってみたら、しょっぱくなってしまったというのだ。しかしよくやり取りを読んでみると、なんとこの人は麻婆豆腐の元に水を加えないで麻婆茄子を作ってしまっているのである!!! 麻婆豆腐の場合は180ccの水を加えて作るのに、それをすっかり忘れているのである!! そりゃあしょっぱくなるに決まっているだろう!!!!

 てなことを長々と書いてしまったが、はっきりいって3日くらい前からカゼをひいており、非常に頭も痛いし体もだるい。喉も痛い。パソコンの前にずっと座っているので治るどころかだんだん症状がひどくなっているような気がする。なら早く寝ろよっ!!!!

 ということで寝る。もう起きません。アーメン

 mixiにコミュニティを作ってもらいました。http://mixi.jp/view_community.pl?id=2669954

最近思ったこと

1.なんとなく亀田家がかわいそうに思えてきた。世の中による大々的なイジメを見せ付けられているような気がする。

2.http://www.iza.ne.jp/news/newsphoto/slideshow/all/all/date/45703/ の記事の、写真についている「おいしそうな極上むっちりヒップで誘惑する伊藤えみ」というコメントを考えたライターの人は、書いていて自分の仕事に疑問を持たなかったのだろうかということ。

3.ビリーズブートキャンプをやっていて、ビリーバンドを交差させて行う運動(主にキックなど)の時に、動作を行う度にバンドの交差した部分が股間(竿と玉)にプルンプルン当たり非常にわずらわしい。他の男の方々も同様にプルンプルン当たっているのだろうか? それとも、何かうまくかわして股間を守る方法があるのだろうか?? そのうち、ふとした時に玉がヒギャッとゴムに潰されそうで怖い。

 さて、もうとっくに旅行記はインドの話に入ってしまったが、パキスタン・フンザのツアーでこんな吊り橋を見に行った。

Hashi

渡っている後姿はもちろんトムクルーズ、に似ているが実際はトムクルーズじゃなくてこのオレである。もはや吊り橋というより綱渡り的な緊張感があり、板と板の間が平均で30cmずつくらい空いているスカスカ状態なものだから、ミニスカートでもはいて渡っていたら下から盗撮し放題である。そういえばオレが渡っている時も下からカシャカシャ聞こえてきたような……。撮られちゃったかしら。

 ほとんど動いて無いけど、一応動画も撮ったのでどうぞ。

 ちなみにこのツアーの昼飯で寄った食堂で、おじさんたちがサイコロを振って遊んでいた。なんでも、農家の人たちは雪が溶けている夏の間しか仕事をせず、1年の半分以上はこうして遊んで過ごしているらしい。この地方の平均寿命が長く、100歳以上生きている人がごろごろいるのは、こうしてストレスが少ない生活をしているからだろう。カスタマーサポートセンターとかでずっと働いている人は早死にするんじゃないかしら……。

 フンザの人たちのことを思うと、働いたり辞めたりを繰り返している自分がダメ人間ではなく普通の人間に思えてくる……。たくさん働いて早死にするのと、あんまり働かなくて超長生きするのと、結局トータルで働く時間は同じですね。

 寒くなってきましたね。

 本の表紙イラストを描いてくださった都築潤さんのサイト

好不調の波

 最近どうも好不調の波が激しい。と最近思っていたのだが、よく考えたら野球選手とか営業マンとか家事のプロの方々と違い、オレには好調とか不調とかいう対象になる業務とか動きが全く無いので、好調不調でいうならば常時不調、アラウンド・ザ・クロック不調なのである。おっと、知らず知らずのうちに知識が溢れ出て英語を使ってしまったざます……やっぱり欧米生活が長いというのはなかなか隠し切れないものですね……というのはウソで、知識からではなく「四六時中」というのをわざわざ辞書ソフトで調べて書いたんです。そうまでして英語を使いたかったんです。頭がいい人だと思われたいから。多くの人に尊敬されたいから。

 好調不調といえば、亀田家もそうだ。今まで好調だったのに、この前の試合から不調になったではないか。沢尻エリカだってそうだ。クローズドノートの試写会までは好調だったのに、あれから不調になってしまったではないか。朝青龍だってそうだ。ずっと前まで好調だったのに、少し前から不調じゃないか。

 なんかちょっと、久しぶりにしばらく文章を書かない日が続いたもんだから、国語力が学生時代に戻ってしまった。ブログとか旅行記の書き方を忘れてしまった……。面白い文章の書き方を忘れてしまった。なんていうと今までずっと面白いことを書いていたみたいだ。そんなに書いてないのに。とはいえ、小中学生時代、読書感想文とか生活体験文なんていうのは必ず8月30日か31日に書いていた作文大嫌い人間のオレが(作文だけじゃなくて自由研究も日記も夏休みの友も嫌いだけど)、まさか大人になってからただの趣味で原稿用紙何千枚という文章を書くことになろうとは、いったい誰が思っただろうか。オレは思ってないけど、田中博一さんとかは思ったかもしれない(架空の人物)。

 常日頃パソコンの中に「ブログで書くもののテーマ」みたいなストックがいくつかあって、ブログのページを開くとその中のひとつを書こうとするのだが、こうやって近況とかを挨拶がわりに書き出すといつの間にかあちこち話が飛んでしまい結局最初に書こうとしたものを書かないで終わるということが多い。もう随分前から、旅行記で書けなかった「フンザの吊り橋の話」などを写真とか動画つきでブログでちょっと書こうかなと思っているのに、何度ブログを書いても吊り橋の話にならない。ラジオで「水着を毎年買わなくなったらおばさん」という話を聞いたという、その話を書こうとしたのは真夏の話なのにそれすらいまだに書いていない。そうこうしているうちにもう冬が来て春が来て、そろそろ二度目の夏を迎えようとしているのではないか。「そうこうしている」と聞いて、曹洪や曹昂を思い浮かべたあなたの前世は乱世の奸雄ですね?

 せっかくだから今、ひとつ話を消費してしまうと、「おばさんの定義」というテーマでラジオが話されていた。立ち食いそば屋で。ラジオを聞いていたら。ラジオが話されていたというか……ラジオのトーク番組とかで、男の人と女の人がおばさんの定義について話をしていて。ああ、ちゃんとした日本語で人に物を伝えるというのは難しいというか面倒くさい……。文法とか見栄えを考えるのは面倒くさい……。直感で書きたい。詩のようなスタイルで。まあいいや。話が進まないだろうが!!

 とにかく、どのあたりからおばさんになるかということで、「水着を毎年買わなくなったらおばさん」ということが言われていた。これを読んでいる女性の中にも、いや、これを読んでいるほとんど全員がおばさんと定義づけられるのではないだろうか。だって、毎年毎年、そのシーズンの流行に合わせた新しい水着を買うようなオシャレな女性がこの暗いブログを読むとは思えないから……あっ、そこのあなた、あなただけは例外ですよ。あなた以外の人のことを言ったんです。

 いやー、水着を毎年買わなくなったらおばさんなのか……。

 ということはだよ。今まで気付かなかったが、オレもおばさんだったのか……。水着なんて人生で2回くらいしか買ったことないし。毎年買わなくなったらというより毎年買っていた時期が人生の中で一度たりとも無いし。もう生まれてからずっとオレはおばさんだということなのか。おばさんらしく、ママチャリに乗って特売品を買いに行かなければいけないのでしょうか……。ひ弱だから、バーゲンに行って戦う気力なんてないんです。おばさん達のバーゲン品の取り合いに巻き込まれたら、きっと骨折してしまいます。

 ところで、自分が年齢を重ねれば重ねるほど、この方の面白さがどんどんわかってくるような気がします。このように世界各国の言葉をマスターしていれば、バックパッカーの旅ももっともっと楽しくなると思います。僕もこの動画を何度も見て、コミュニケーション能力の向上を図りたいと思います。

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 幻冬舎さまホームページに「さくら剛に20の質問」コーナーをアップしていただきました!

 http://www.gentosha.co.jp/pickup/chinese_first_love/index.php

 左上の「中国初恋をちょっと読み」からちょっと読めます!

初音ビリー

 ビリーズブートキャンプが応用編に突入した。本来基礎編を2日やったらすぐに応用編、そして腹筋プログラム、最終プログラムと進むものだが、初心者はやっぱり基礎をしっかりしてからだろうと思って長いこと基礎編だけでトレーニングしていた。このヘンはやっぱりオレのビリーに真剣に取り組む姿勢がさすがだと思う。そして別に基礎が身についたわけではないけど基礎編ばっかやってたら飽きてきたので、いよいよ応用編に進むことにした。そして応用のエクササイズを一通りテレビの中のメンバーに遅れをとりながら行ってみた。応用編では新しい人も登場したのだが、だがこの応用編は基礎編に輪をかけてコント的要素が多くなっているような気がする。

1.厳しいビリー隊長が「ユーキャンドゥーイ~~ット♪」といきなり歌うところ

2.ビリーが腕立てをしながら「ハッサー! ハッサー!」と奇声を上げるところ

3.ビリーがVTR開始30秒で「帽子は外しておこう」と言って帽子を放り投げるところ

4.ビリーバンドを使わない中華系の女性が、周りの人がバンドを装着している時に1人でミニ筋肉ダンスを踊るところ

5.子供みたいな女の子が、ビリー含め他の人が全員バンドを使わないで運動している時に、1人だけバンドを外すのを忘れて死にそうになりながら手をくるくる回しているところ

 これらの点がオレが「なんでやねんっ!!!」もしくは「なんじゃそりゃああっ!!!!」と思わずテレビの前でエクササイズをしながら叫んだところである。ビリー仲間のみなさんならきっとわかってくれると思う。3番とか、VTRスタート時に帽子を被っているビリーが数十秒後にそれを放り投げるところを見て、最初から外しとけよっっ!!!! と誰もが思ったことであろう。

 かわいそうなのは5番だ。応用編から登場した子供みたいな人、この女の人は声を出してもビリーに「聞こえない!」といじめられていたし、片手ずつクルクル回す運動のところでは、なぜかこの娘だけバンドを外すのを忘れているのである! 結果、周りの人がそこそこ余裕で運動をこなしている時に、1人だけ死に物狂いになっている。このシーンは、彼女がかわいそうでとても見てられない。「なんで! なんでバンド外さないの!!」とこれもテレビの前で彼女に届けとばかりに訴えたものだ。これじゃあ毎回ここを見る度にかわいそうな気分になってしまうではないか。これは、何も言わずに、オレも一緒にバンドを外さないでやってあげるのが優しさというものなのか。

 それにしても、だんだんビリーが好きになってきた。ビリーに会いたい。あのチームのメンバーになりたい……。深夜にやっているビリーズブートキャンプのテレビショッピングに、体験者として出演しコメントしたい。

 1部完。

 全く別の話だが、初音ミクという女の子、もしくは作曲ソフトをご存知だろうか?? 今インターネット野郎の間でとっても話題になっている音楽ソフトなのだが、ミクちゃんというキャラクターにユーザーが好きな歌を歌わせることができるという、画期的なソフトなのである。声優さんが「あ」とか「い」とか言葉をたくさん吹き込んでいて、それをユーザーが勝手に組み合わせて歌にすることができるのである。

 これが2ch、ニコニコ動画系のオタクのプロの方々(?)が執念で作り上げていて、思わず唸らされる作品がたくさん出来上がっている。例えば、簡単なところでは北の国から。簡単といっても十分すごく感じるが、この音声データを全部初音ミクというソフトを使って素人さんが作っているのである。

 そして歌詞をつけてもののけ姫、さらにはじめてのチュウ、はたまたにんげんっていいな、とても文字を組み合わせて歌わせているだけとは思えない自然な歌声だ。しかも、どれもオリジナルの歌よりもかわいい。「萌え」という言葉にピンとこないおじさんがいたら、これらを聞かせればリアルにわかってくれるのではないだろうか。

 歌詞をつけたものでネタ系としてはヤマダ電機とか、古畑任三郎とか、東京の人にしかわからないと思うが、JRの発車音楽歌詞つきなどもある。これを何度も聞いていると、実際に電車に乗る時この曲が流れてくると、初音ミクの歌詞をつけて自分で歌うようになってしまうのである。パート2

 歌だけでなく、こんなのもある。これを流してもらえば、オタクらしい葬式になるのではないか。オレももし自分の葬式で経を唱えられることがあれば、初音ミクバージョンで唱えて欲しい。

 尚、もしオレがこのソフトを購入したら、作曲や編曲をする才能は無いので、朗読などをさせると思う。もちろん、官能小説を。むしろ文章を書く身としては、自分であんなセリフやこんなセリフを考え出して、ミクに言わせてやりたい。というか、既に今の時点で初音ミクは全国の所有者から何十万回も卑猥な言葉を言わされていることだろう。むしろそっちに使われることの方が多く、時々歌も歌うという状態であろうと思われる。これも宿命だな……

ワンクッション

 ブックストア談錦糸町さんにまた派手に飾り付けをしていただきました。このお店に置いてある冊子で限定のカラー版「写真ひとことコメント」なども見られますので(中国の写真などもあり貴重に感じる人は貴重だと思います)お近くの方は立ち寄ってみてください!!

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 ちなみに、自分で自分の本はまだ読んだことがなかったりします。読んだことがないといっても松本伊代の発言とは違う意味で、たしかに自分が書いたのだけどもう本になる前に何十回も読んで何十回も書き直しているので、もう見たくないという……

 何年も前から本を出したいという希望があって、しかも一番出したかった出版社から出してもらうことができて(持ち込みに行った時もまず最初に行ったのが幻冬舎さまであった)、その願いが叶ったらどんなに素敵だろうとさんざん今まで思っていたにしては、実際そうなってみるとプレッシャーと不安が大きすぎて全く喜んでいる場合ではないというのが理想と現実の差を思い知らされるところです。書店に自分の本が並んでいるのが夢のようどころか、むしろ並んでいるところを見るのが怖くて本屋に行けなくなります。きっと人間としての器の問題だねこれは(涙)。

 1冊の本が売れようが売れまいが、誰の生活にも関係なく、淡々と時は過ぎていくんだなあ。過ぎなければいいのに。

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