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昨日のK-1はほとんどギャグであった

 ほんの最近までヒーターを使っていたというのに、今日はなんという暑さなんだ。駅から自宅までの道のりすらまともに歩くことが出来ず、スーパーやコンビニや古本屋などにちょくちょく避難して普段10分で歩ける道のりを2時間くらいかかってしまった。暑いということは、時間を無駄にすることでもあるのだということを知った。それにしても暑い。他の地域もこんなに暑いのだろうか??

 言ってるねー! これはっきり言ってるよねー!?(タモさん風)

 ほらみろ~、やっぱり東京が特に暑いんじゃないか。キューバの人ですら東京は暑いと言っているんだ。キューバだって相当暑いだろうに。

 しかし暑いと、いつにも増して食欲が無くなる。ただでさえ朝から何も食わなくても夕食の時間にも腹が減らないのに、この暑さではもう果物しか食べられなくなる。こうなったら、カブトムシの気分で毎日果物だけで生活してやろうか。さすがに牛丼を食っている場合ではない。ラーメンも食っている場合ではない。せめてざるそばだ。もしくは冷やしたぬきとか。冷やし中華は好きじゃない。酸っぱいものが全体的に嫌いなので。しかしなぜか夏でも餃子の王将に行くと食欲が湧いてくる。でもなんか王将は雰囲気が職人気質な感じなので通い辛い。女性店員でさえなんとなく激しい。面接で激しい人だけを採用しているのだろうか。なんであんなに激しい人だけが揃っているのか。おそるおそる注文をしても、すぐに店員さんが目の前で「ホイテーイーガコーテー!!!!」とか大声で叫ぶもんだから、なんか怒られているようでもう近頃は怖くて入れなくなってしまった。

 さて、今日は非情に悲しくなるニュースを見た。伊東市の海水浴場に、サメが出たというのだ。3.5mと超巨大なシュモクザメというサメが登場したために、遊泳禁止になって地元の猟師さんたちががんばってサメを殺していた。

 しかしニュース映像の最後に流れていたアナウンスが、「シュモクザメは、人間を襲うことは滅多にないそうです」と言っていたのだ。人間を襲うことは滅多に無いサメを、人間が取り囲んでモリを何本もぶっ刺して殺しているのだ。ただサメは伊東市の海岸に泳いできただけなのに。

 だいたい、海はどっちかといったらサメのものじゃないか。陸上は人間が我が物顔でのさばっているが、海はサメが自由に出来るはずだ。魚類の世界に海水浴とかでこっちが勝手に入って行っているのだから、ある程度の危険は当たり前ではないか。そもそも、シュモクザメさんは人間を襲うことはほとんど無いのに、逆に人間は100%の殺意でシュモクザメさんを殺しているのだ。海水浴場に紛れ込んだ、というと向こうが勝手にこちらの領土に入って来たように聞こえるが、サメは普段海に住んでいるのである。こっちがサメの住まいに侵入しているのではないか。しかも侵入するだけでなく、原住民を殺している。これではナチスやイスラエル軍や中国軍とやっていることは変わらないような気がする。

 せめて麻酔でも打って遠洋に連れて行って放すとか、もう少し思いやりのある処置は出来ないのか。なんで普通に泳いでいるだけの大人しいサメをめった刺しにして殺さないといけないのか。しかも遊ぶために!!!! 休日に人間が海水浴をするために、それだけのために殺すのである!!! サメを殺すのはいけないことだからと、海水浴をやめればいいことじゃないか!!! 人間以外の生物の命より自分たちの時々の娯楽が大切だというのか。

 ああ、シュモクザメさん安らかにお眠りください。

 

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