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負けないで

ふとした瞬間に 目と目があった様(よ)な

幸せのときめき 覚えているでしょ

パステルカラーの季節に恋した

あの頃の 輝いてる あなたでいてね

負けないで もう少し

最後まで あきらめないで

どんなに離れてても 心はそばにいるわ

追いかけて遥かな夢を

 ……これは、ZARDの「負けないで」の歌詞である。が、実際の歌詞とは少し違っている。ふとした瞬間に、「視線がぶつかる」の部分が「目と目があった様(よ)な」に、「あの日の様に 輝いてる」が「あの頃の 輝いてる」に、「最後まで走り抜けて」が「最後まであきらめないで」になっている。

 なっているというより、当初の歌詞はこのようなものだったそうだ。これらの訂正部分が確認できる坂井泉水本人の手書き原稿の写真が、フライデーに載っていた。ので思わず買ってしまい、「リア・ディゾン『封印された美乳のリア』」や「後藤理沙『ふぞろいな性愛』現場」の袋とじを丁寧に開いて中を見てみたら特に興奮するようなものはなくがっかりしたが、しかし坂井泉水直筆の「負けないで」の歌詞は袋とじにはなっていなかったのに大変興奮した。こうやってあの負けないでが出来ていったんだね……

 ちなみに「ど迫力袋とじカラー8P 青山菜々『国民的巨乳』原寸大」は開いていない。Iカップのヌードアイドル、略してヌードル界(ラーメンかよ)の「最終兵器」らしいが、そんなものを見たいがためにオレはこの雑誌を買ったのではない。坂井泉水さんの秘蔵写真や手書きの原稿が掲載されている同じ雑誌でそんなふしだらで不謹慎なものを見るのはさすがにオレがオレを許さん。なのでこの袋とじだけは今後も絶対に開けることはないだろう。いつまでも袋とじのまま、開かずの袋とじになってもらおうか。このヌード写真め。

 てそんなことはどうでもいんだよこのバカヤロウめ!!

 さて、実際に原稿の写真を見ながら歌ってみると、訂正前の歌詞だと実に歌い辛いことに気付く。

http://www.youtube.com/watch?v=Eh4ofCzaGj4&mode=related&search=

 ふとした瞬間に~目と目があった様(よ)な~ ……いや~、ここはやっぱり視線がぶつかるでしょ。だって目と目があったよな~じゃ文字数があわないじゃん。

 あの頃の 輝いてる あなた~でいてね~ ……いや~、ここも絶対「あの頃の」じゃなくて「あの日の様に」でしょう。あの頃の、じゃ文字数が足りないじゃん。

 負けないで もう少し 最後まであきらめないで ……いや~、これも「あきらめないで」じゃなくて「走り抜けて」でしょう。絶対走り抜けてだよ。あきらめないでじゃ文字数が多くてやっぱりメロディーにしっくりあわないよね。

 と、こうして負けないでの歌詞が試行錯誤を重ねて出来上がった様子は、とてもよくわかるし励まされる。しかし、ここで問題が出てきた。最初にフライデーを立ち読みしてから、また今日買ってからなおさら、「いやー、やっぱりここは『目と目があった様な』じゃなくて『視線がぶつかる』だよね。だって 目と目があった様な~♪ じゃ文字数が……」と何度も何度も実際に歌いながら考えすぎたおかげで、今オレが頭の中で「負けないで」を歌おうとすると、自然に訂正前の歌詞で歌ってしまうのである!! 「あのこ、ろ、の~ かがやい~てる~ あなた~でい~てね~♪」と本来の方ではない、しっくりこない方で歌ってしまうのである!!! さ~い~ごまであきらめな~いで~♪ と違う歌詞でメロディーを口ずさんでしまうのである!!

 こんなのはいやだ。5月28日から毎日ZARDの曲を脳内で流しているのに、負けないでが急にしっくりこない歌になってしまった。ふとした瞬間に~目と目があったよな~ ってそんなの「負けないで」じゃない!! 替え歌だ!! 負けないでの替え歌だ!!

 とはいえ、そのしっくりこない方も、というか、そもそもそちらの方こそがオリジナルな坂井泉水の作詞なんだよね……。途中で訂正されなかったらそのしっくりこない方が本来の負けないでの歌詞になっていたんだよね。そしたら、「ふとした瞬間に 視線がぶつかる」の方を後から歌ってみたら逆に「なに『視線がぶつかる』って!! そこはやっぱり『目と目があった様な~』でしょう!! 視線がぶつかるじゃあ文字数が違ってるし全然しっくりこないよねー。負けないでの魅力が損なわれるよねー。『視線がぶつかる』に変えないでよかったねえ。やっぱりここは『目と目があった様な』だよね~!」というふうに、反対にそっちがしっくりこないとこのようにブログに書かれていたに違いない。

 ようは、どっちになっても正式ではない方はしっくりこなく感じるのである、なんてことはなくやっぱり「視線がぶつかる」の方がしっくりくるよね。今の方がいいんだよ絶対。今の負けないでがしっくりきてるんだから。

 このフライデーに載ってる生原稿がオークションにかけられたら300万円くらい余裕で超えるだろうな……。27日の音楽葬で展示されるようだから、ぜひ見に行きたい。そしてその歌詞に、その1枚の原稿に込められた坂井泉水の思いを時を越えて感じたい。あなたを感じていたい。このままずっと忘れたくない。今が想い出に変わっても。かけがえのないもの、それはあなたよ。君がいない。

 せ~つなく~て~ 出しそびれたて~が~み~ い~つもとお~くからき~みを~思い~♪ というアルバム「揺れる想い」の中の「season」という曲がすご~~~~~~く好きな曲です。号泣します。1人1個の命を持っているのなら、僕の命を坂井さんにあげたかったです。もういらないや。

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