うーん
インターネットの繋がっている環境というのは、宿題をたくさん抱えている立場の人間にとっては非常によくない。いや、オレだからか……。今この瞬間も、「ラクロスで使うあの棒のようなものはなんというのだろう?」というのを調べようとしたつもりが、ふと我に返ると一橋大学の女子ラクロス部のホームページを、小一時間ほど見続けていた。だってメンバーの、女子大生の部員全員の写真が載っているんだもん……。
はっ。やばい。精神が病んでいる。あっ。元からか。じゃあいいや。
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インターネットの繋がっている環境というのは、宿題をたくさん抱えている立場の人間にとっては非常によくない。いや、オレだからか……。今この瞬間も、「ラクロスで使うあの棒のようなものはなんというのだろう?」というのを調べようとしたつもりが、ふと我に返ると一橋大学の女子ラクロス部のホームページを、小一時間ほど見続けていた。だってメンバーの、女子大生の部員全員の写真が載っているんだもん……。
はっ。やばい。精神が病んでいる。あっ。元からか。じゃあいいや。
先日の英語の話の続き……
よく「こいつがどれくらい英語が喋れるかチェックするテスト」ということで、電話で10分くらいネイティブと会話して点数をつけられるものがある。職場でやらされた。
でまたもそこでネイティブのRさん(仮名)に聞かれたのは、「あなたのホビーはなんですか」というものだ。なんだろう、アメリカではだいの大人が初対面の人間に趣味を聞くようなお見合いみたいなコミュニケーションがまだ主流なのだろうか。
もちろんオレは「インターネット」と答えた。すると形式どおり「ファットカインドオブウェブサイトドゥーユーライク?」ときたので、正直をモットーにして生きているものとして、また同時にどうせ電話で喋るだけでこの人と会うわけでもないんだからということで、「アイライクうぇぶさいとザットアイキャンシーネイクドガールズ!!」と回答してみた。文法は違うかもしれんが、「裸の女が見られるサイトが好きだ!!」と答えたわけだ。
もちろんウケた。やっぱりエロは全世界共通言語だ。
本日美容院へ行った。一番最初に若いねーさんと「今日はどんな感じにしますか?」というような話をしている時に、「後ろがボブみたいになっていますねー」と言われた。
もちろんオレは、「そうですねー」と答えた。ボブの意味など知るわけがないが。
その直後、顔に目の幅ギリギリの布を被せられてシャンプーされながら、ボブについてよーく考えてみた。ボブみたいですねー。オレはボブみたいなのだ。それはどういうことかと考えたら、WBCで、誤審で大活躍したボブ・デービッドソン審判が頭に浮かんできた。つまり、彼女はオレを見て「ボブ・デービッドソン審判に似てますねえ」と言ったのである!!!!
てなことを考えていたら自分の考えたことがあまりにもおかしくなり、仰向けになりながら笑いを堪えるのに必死でひたすらニヤけていた。
ところで、これからしばらく地下活動にいそしむことになり、ほんの2ヶ月ほどブログの更新が止まるかもしれません。書くとしてもチョロチョロっとになりそうです。サイトの更新も若干毎回の更新期間が開くと思います。またしばらくしたら復帰しますので、どうかひとつ温かくオ見守りいただけたら光栄でございます。
最近この動画見てるせいで、キューティーハニーまるまる1曲ハングル語で歌えそうになってきた。
職場で英語研修なるものを受けたのだが、非常にそれをやる意義について疑問を感じさせられるものであった。多分今時の英語研修というのはみんなこんなものなのかもしれないが、ほぼネイティブの講師の人がいて、いきなり英語で講義が始まるのである。ハローナイストゥーミーチュー! とかいって。
ちなみに今回生徒は3人である。講師1.5人に生徒3人。講師の0.5人分は研修をする会社のスタッフの人だ。2時間たっぷり英語で進められる研修である。ちなみに、オレは講師の人がジョークを交えながら進行していく内容、説明が、半分以上何いっているのかわからない。この時点でかなりの時間の無駄である。
この研修、週2回とか毎週とかやるならまだ「よし、今は彼の英語を理解できないけど、次はついていけるようにがんばるぞ!」などと向上心も持てるのかもしれないが、今回限りである。1度限りの大事な研修をわけのわからん時間として終わらすのは講師の人にも申し訳ないし、こっちも時間と気力の無駄だし、会社も経費の無駄だし、みんなにとって良いことではないはずだ。
例えば業務上よく使いそうなフレーズとか、こういう時はこのように対処したらうまくいきますよとか、そういうのを日本語を交えて説明してくれたらそれが一番効率のいい研修になると思うのだが、ところがそうではないのだ。まず、オレが一番恐れていたことなのだが、悪い予想が的中し講義の最初は全員の自己紹介から始まった。
ネイティブの講師を交えた英語の講義といえば、全部英語が当たり前だしやはりこうして自己紹介的なものから始まるべきであろう。英会話教室に通っても絶対ここから始まるはず。
しかし、それはこれから何十回も授業を受ける予定があるからこそ通過するべき段階なのではないだろうか?? 取り急ぎ1回だけの研修で業務での英語対応のコツを身につけたい人間が、今さら自己紹介をして恥ずかしい以外の何の収穫があろうか?? 恥ずかしいのは収穫ではないけど。マイネームイズとかマイホビーイズとか、アイハブビーンワーキングヒアーフォアなになにとかそんなもん言いたくないんじゃボケっ!! 同僚の趣味について聞きたかったら個人的に日本語でもっと深く教えてもらうわっ!!! とオレは叫びたかった。
ところが、なんとか多大なる生命力を使いながら自己紹介を終えたと思ったら、次は「各自、自分の好きなものを3つ挙げて、それについて語る」というまたもアメリカンな、ビバリーヒルズ高校白書な、外国人の友人にパーティに招かれた的な、そんな身震いするような恐ろしい課題が与えられた。
だいたい自己紹介などで使う単語は業務で使う用語とはほとんどかぶらないし、外人と話すのに慣れることが目的だとしても、別に今ここで慣れないでも業務を行っていれば一瞬で慣れるじゃないか。なんでここでわざわざ自己紹介から始めないといけないんだ。
とはいえ、旅先だったら「ごめん、眠くなっちゃった」とか「ああっ、おなかが痛いっ!!」とかいろいろな作戦を使って脱出することができるが(よくやったぜ……)、仕事であるし他のメンバーもいる手前ここは流れに飲まれてパーティ的空気の中に留まらねばならん。
そんな中、「自分の好きなもの3つ」という課題をみなで順番にこなし、やれマリンスポーツだ、美味しいレストランだ、美術館めぐりだ、とこれはもう完全にもし今が仕事中じゃなく居酒屋だったら、欧米かっ!!! と叫んでおもいっきり彼ら彼女らの頭をひっぱたいていたのではないかと思うような、なんで日本に帰ってきてまでこんな背筋が寒くなるネイティブとの恥ずかしいコミュニケーションにトライせねばならんのだと、寂しく悔しいひとときであったのだが、ならばいざオレは何をそのスリーワードにするかというところで、いよいよオレの番が来たため少なくとも自分だけは欧米に迎合するのはよそうと、慎重に言葉を選ぶことにした。
あまり詳しく書くとあれだが、ただこれを読んだとしても「ああ、あの時のことだな!」とわかってしまうのは世界で4人しかいないので多分大丈夫だろうということで書く。オレが発表した好きなもの3つは、みなさんご存知の通り、「インターネット」、「ビューティフルガールズ」、おまけで「スリープ」と発表した。
ディベートの場ではなく、自己紹介なのだから嘘をついてイメージアップを狙ってもしょうがないし、そもそも作り話ができるほどペラペラ喋れたら英語の研修なんて受ける必要がない。なので、あくまでも大人の社会人として素直に「家にいる時はほとんどの時間をインターネットをやって過ごしています。休日もどこへも行かず、寝て起きてインターネットをやって寝て起きてまたインターネットをやる、そんな生活です。あ、あと、ビューティフルガールズも好きです。ビューティフルガールズと結婚したいです」とつたない英語力でつっかえつっかえ語ってみた。
さすがに、話し始めは既に緊張感で固まっていた空気がさらにセメントで完全に塞がれるような、およそここ数年間で経験したことのないような硬直状態に場が包まれた。そりゃあそうだろう。オレも自己紹介で隣のやつが上のような話をし出したら、そいつとは違う部署に配属を希望するだろう。
とはいえ、ここでなんとか自力で方向転換を計ろうと思ったりしてはいけない。「本当は休日は温泉に行ったりサーフィンをやっていることにしよう」などと考えてよく知らない話に切り替えても、具体的な話は何一つ出来ず、その結果詳しくつっこまれて自爆して終わりである。
こういう場合はもう最後まで正直でいればいいのだ。オレは「ビューティフルガールズが好きなんですけど、ビューティフルガールズの方が僕を好きじゃないのは、このように部屋でインターネットばっかりやっているからかもしれません」と素直に悩みを告白したところ、結構ウケた。ほらみろ。やはり人間自分をさらけ出せば一定の理解は得られるものなのだ(号泣)。
ちなみに、こういう時でも講師の方というのは実に優しく、一生懸命生徒と接しようとしてくださり、「ではあなたは、インターネットの中ではどういうことを行っているのですか? 例えばブログを読むとか、ニュースを見るとか……」とそこから会話を広げようとしてくださった。オレは「はい、ブログとか掲示板とか、人のホームページを読んだりしています」と答えながら、内心「頼むからこれ以上話を広げないでくれ。早く次の話に行ってくれ」と叫んでいたというのはまあ自分の心の中だけにしまっておこうと思う。まあなんだかんだいって仕事とはいえ講師の方もスタッフの方もとてもいい人で、一生懸命やってくださっていたし。こうしてブログでチャチャを入れるなんてことができようはずがありません。
ただ、結果的に3時間くらいあったこの研修、もう自己紹介が終わったらオレは集中力を使い果たし、後半は講師の言っていることが全くわからず、海外で培った技である「相手の目を見て、理解しているフリをして何度も頷きながら話を聞く」という奥の手を出し、それだけで残業代を稼いだ。
しかし、一般的に英語の授業といえば、日本の学校のような形態はダメ、ネイティブと英語だけで行う会話形式の授業がいいんだ! と決め付けてしまうのも、それはそれで頭の固い正しくない発想なのではないかと思う。よく効果をイメージして、時と場合と相手により最も効率がいいと思われる方法を臨機応変にとるというのが、一番良い英語の授業なのではないだろうか。
ということでツッパリ先生の授業です。アメリカでも有名
仕事先で英語研修なるものを受けた。それを受けさせられることになったのは、業務上「英語対応」が必要な部分があり、周囲の人々、役職が上の方々から「おまえは1年も外国に行っていたんだから当然英語が喋れるだろう!! 英語対応やれゴラア!!!」と勝手に決められてしまったのである。
別にオレは職場では変態キャラでホームページを作っていることは勿論、外国に行ったことがあることも話していない。そういう話は日常会話では話す機会など無いもので、では日常会話で何を話すかというと、「普段家で何してる~?」とかその程度なので、そういう場合オレは「外に出ずにインターネットしてる」と答える。だからとりあえず職場では完全引きこもりオタクキャラが定着し出した昨今だ。
だが実は今いる会社は数年前にも関係していたところで、その数年前の仕事を辞める時に「すいません1年くらい旅に出るのでこれ以上働くのは無理です」と駄々をこねて去ったという記事が残っていたりする。そのため、当時からオレを知っている人々、当時の上司、とか昔同僚だったのに今は上司!! みたいな人が数人いらっしゃり、その方々だけはこの変態サイトのことは知らずとも1年間日本にいなかったことは知られていたのである。
そのような理由があり、オレは「英語なんて喋れないです!!」と散々訴え続けていたにも関わらず、ある日突然「はいおまえ小遣い5000円あげるからこれから英語喋れ」と有無をいわせず決められてしまったのである。
ところが、ここに大きな問題が隠されているのを大人たちはわかっていない。正直、一般的には「1年間海外にいた人」というと「英語が喋れる人」と思われる可能性もあるとは思い思ってしまった人を責められるものではないと思う。英語が話せると10億人と話せる、なんて金城武が悩殺ポーズで言っていたものだからなんとなく中居クンと言えば中野アナ、プリクラ、みたいな感覚で海外といえば英語、と思われているのだろう。
では昔も今もお世話になっている上司の方々の予想通り、オレが1年間華やかな海外セレブ生活の中でトレビアンにペラペ~ラと英語を話していたかというと、まずは一番の長期滞在であった、その海外滞在期間の半分の時間はオレはどんな言葉を喋っていたかというと、メモに漢字を書いて中国人と筆談だこのやろう!!!!!
せいぜい喋ってしぇいしぇい、うぉーしーりーべんれん、うぉーぷーほぇしゅおちょんこうほわ、うぉーしゃんちゅいふぁんしゃん、ぴぃぇんいーてぃある、つぉーそーほーりんゆいつぁいふぁんちぇんりーま(トイレとシャワーは公共ではなくてちゃんと部屋の中についていますか)? あるしーすーしゃおしーろーしゅぇいりんゆいま(24時間ホットシャワーが使えますか)?? ほーりほーとー(バカ)!!! ほーりほーとー(バカ)!!! ほーりほーとー(バカ)!!! ※中国人に向かってくりかえし
こんな生活半年もしてて英語が上達したと思われるのははなはだ遺憾である。
ちなみにもう半分はどこにいたかというと、インドとかベトナムとかカンボジアである。上達したのは英語ではなく、騙し詐欺ボッタクリ嘘に遭った時に「てめえナメたことぬかしてんじゃねえぞコラ? ああん?!!」とかます日本語での脅しである。ニューヨークとかロンドンで留学生活を送っている人と比べると英語の使用頻度は100兆分の1だ。
たしかに白人のツーリストや騙してくるインド人や宿の人などと英語で喋る機会はあるが、たいてい出身地と旅の経路の話をすると会話が終わる。もしくは「ユートールドミー30ルピー(おめえが30ルピーって言ったんだろうが!!)!!」と何度も繰り返し怒鳴るという、到底英会話とは呼べないレベルのものである。たまにジギジギの話とかガールフレンドの話はするが……。それでも「アイハブノーガールフレンド!!」とお決まりのフレーズを毎回叫び、テープレコーダーの機能を果たすだけである(号泣)。
一応、英語だけでなくどんな言語でも窮地に追い込まれた時に日本語とジェスチャーでなんとかするという特殊スキルは少しついているが、仕事でオレに求められるのは電話対応である。ジェスチャーと表情が封じられた世界では、オレに外国人との意思の疎通は無理だ。
ちなみに「英語受けろゴラァ!! この変態が!!」と命じられた時に「無理です!! 仕事のレベルで話すなんてできるわけないでしょ! 僕の実力をあなたたち全然わかってないですねゴラァ!!」と反論してみたのだが、その後で話したことの無いもう少し偉い人が来て励まされてしまい、「は、はい、とりあえずやるだけやってみます」と答えてしまうという体たらくを見せ、すかさず冒頭で述べた英語研修なるものを受けるハメになってしまったのだが……
しかしその研修はさらなる恥を生む、拷問のような2時間であったのだ……。長くなってもったいないので次回へ続く。
先日フライドチキンに当たり見事に食中毒街道まっしぐら、エアコンをつけてパジャマの上着の裾をズボンに入れ布団を3枚かぶっても寒気で震え上がり歯をガチガチ打ち鳴らしていたオレであるが、しかしそれは別にオレの胃袋がセレブクロになって軟弱化していたからというわけではなく、むしろチキンこそが凶悪すぎる毒を持っていたからだということがわかった。
なにしろ、毒経験豊富につき食中毒自体への免疫も持っているはずだし、ハエや羽虫や土や髪の毛でダシがよ~く取れている激安デンジャラスローカル料理を何十、何百食と中国インドアフリカで食べきってきた男だ。そして消化して血や肉に変えてきた男だ(ハエや羽虫やケニア人の体毛を)。そんな男だ。このオレという、時代を飲み込む碧眼児は。
その強靭な食道を東京での寝たきり暮らしで失ってしまったのかと思い、先日売れ残りの激安メロンを購入し自分の力を試してみた。そもそもスーパーの店頭で売れ残った切り売りのメロンであり、もはや消費期限は風前の灯火だったのだがそれを持って帰り、1日寝かせて食べてみた。
それはまさに電撃メロンと呼ぶにふさわしく、一切れすくって舌に乗せた瞬間「ビリビリっ!!」と痺れが来るのである。メロンを食べて痺れが来たらすぐに吐き出さなければならない。お母さんやおばあちゃんだったら丸ごと捨ててしまうだろう。もはや熟女を遥かに通り越した超熟ぶりで、腐る寸前がいちばん美味しいという状態からさらに何歩か先へ進んで、寸前というよりむしろ直後だ。
だがそこはメロンを自分の小遣いで買った貧乏人メロン好きとして引き下がるわけにはいかない。腐る寸前が一番美味しいのならば、腐ったメロンは一番美味しい次の段階であり、2番目くらいに美味しいはず。このメロンが今第二の輝きを放っているのに、味あわずに捨てるなんてそんなごむたいなことはできない。メロンを捨てるということは、激しく生きる作者としてのアイデンティティの崩壊につながるのだ。
ビリンビリンに舌を震えさせながら、それでも「しびれる~~!! あま~い! しびれる~~!! うま~い!」と結局1個の半分を丸々食べつくした。こんなにダメなへたれなメロンを食べたならば、胃袋がセレブクロになっている上流階級の方々は翌日にはビリビリと熱を出してビリビリと腹を下し、ビリビリと寝込むことだろう。
もしオレが旅先で培った頑強な乱れ胃腸を失っているとしたら、次の日は食中毒リターンズになるに違いない。おなじみの激しい下痢も復活し、帰って来た下痢トラマンとなって悪夢の中で宇宙怪獣と戦うだろう。というところだったが、これがまた見事に腹にはな~~~~~んの影響も無かったのである。腐ったメロンの法則で、みかんがひとつ腐っていると周りのミカンまでダメになってしまうが、ひとつのメロンが腐っていてもメロンというのはそもそも値段が高く冷蔵庫には他のメロンが無い。よって腐ったメロンは周りに影響を与えない。とはいえ人体には悪い効果を発動し、食べた人間の胃腸や人格を腐らせるというのがマリンちゃんの提唱するメロンの法則である。だから本来オレは法則にのっとって腐っていてもいいはずであるが、人格は腐ったとはいえ胃腸はいたって健康である。ちなみにメロンといっても今井メロとは関係ない。注意するように。
ということは、腐ったメロン程度は全然平気な発展途上国仕様のオレの胃と腸が、一見腐っていなさそうなフライドチキンであれだけ痛恨のダメージをくらったのならば、それこそあのフライドチキンにはDDTやら枯れ葉剤やら青酸カリでも入っていたのではないかという気がしてくる。もしかして、リトビネンコ氏もこの方法で暗殺されたのではないか。どうもチキンを買ったあの日、厨房で働いていたロシア人の諜報部員が殺気立った目でオレを見ているような気がしたのだ。リトビネンコ殺害のニュースを見るたびに、「次はオレの番ではないだろうか……」という恐怖感に身をとらえられたものである。
まあ腐ったメロンを格安で食べるのもいいが、死ぬ前には1度くらい1個まるごとメロンを、自分の力で買ってみたい。せめて1度でいいから。そのようにして自分の力を誇示したい。
さて、昨日の化学に引き続き。本日の授業は数学でした。
「日本史、世界史がおもしろいほどよくわかる本」というのを買った。なぜなら、500円だったからだ。人間、割安感には非常に弱いものである。だからディアゴスチーニの雑誌も破格の値段設定である第一号はよく売れるのだ。特製バインダーつき古代文明ビジュアルファイルも思わず290円とツタンカーメンにひかれて買いそうになってしまった。どうせ買ったって第3号くらいまでしかバインダーに閉じないのに。オレの興味も第3号で尽き、同時に発行する方のネタもそのくらいで尽きそうなのに。だいたい、この種の雑誌を本屋で見かけるのはほとんど創刊号だけだ。その後ちゃんと書店で売られているのかと不安になる。多分、みんな創刊号しか買わないから、本屋さんも創刊号しか仕入れないのではないだろうか。バインダーの意味が無い。
で、その日本史世界史がおもしろいほどよくわかる本であるが、たった500円でおもしろいほどよくわかるんなら絶対お得じゃないかと買ったはいいが実際読んでみると全然わからん。ただ歴史用語、帝国と皇帝の名前がずらずら並んでいるだけで到底素人に理解できるもんじゃない。おもしろいほどよくわかる本と書いてあるが、はっきりいって面白くない上によくわからん。あまりによくわからんくて、今日の出勤時に山手線で「んん~なんだこれはどういう意味だ~~わからん~~」と悩みつつ読んでいたら目黒で降りるところを乗り過ごして気付くと五反田だった。
そもそも500円で何かを期待するのが間違いであったのだろう。普通日本史や世界史というのはよくわからない。学生が何年も勉強してもまだまだわからないのだ。そんな難しいことが、本当にこの本を読んだだけでおもしろいほどよくわかるようになるのなら、この本は1冊200万円くらいしてもいいはずである。本当におもしろいほどよくわかるなら、その値段でも売れるはずではないか。歯医者の父親だったら受験生の息子のために200万くらいポーンと出すのではないか。おもしろいほどよくわかるとうたっておきながら実際はあまりよくわからないので、お詫びの意味も込めてきっと500円の設定なのであろう。
やはり、安い本を読んだくらいでよくわかろうとするのがそもそもの誤りである。このように、このように!!! はい、絶対狂ってます!! 書けない人は狂ってますよ!! 今見て書いてる人はほんとに頭おかしいですよ!!
と厳しく激しく叩き込まれてこそようやく知識は身につくもの。書けない人は狂ってますと言われてはじめて必死になって覚えるものである。そ、そんな大胆な発言……。ちなみにオレは元素の周期表なんて書けないので、どうやらオレは狂っていて頭がおかしいらしい。狂っていない人はみんな書けるもんなのかなあ。
絶対、狂ってますハロゲンリミックス
HPが減っている。なかなか休めなかったので……。先週の金曜から土曜は高熱を出しながら殺人ゲームに参加させられた妄想に襲われ続け、なんとか月曜には冷や汗まみれになりながら出勤、ユンケルを飲んで働いた。
だから今は休養を取っている。12日ぶりの休日だ。仕事にもプライベートにもややこしいことが多くて、まだ人間レベル3くらい(商人で言ったらでっちくらい)のオレはHPが一桁でウィンドウがオレンジ色になり続けている。コンビニでは万引きがばれてつかまるし、メル友に冗談でセクハラメール出したら警察にチクられるし……。
そんなわけで、ってそんなわけはない。もちろん万引きもセクハラもしていない。ユンケルもちゃんと510円も出して買ったぞ。そして仕事場で細いストローを指してチューチュー吸っていたぞ。冷や汗をかきながら。セクハラもしないし。メル友も最近はほとんどいなくなったし。
ここ何ヶ月かは1日1食の生活が続いていた。朝はいつでも食べないし、昼はなんか人ごみが苦しいし面倒くさいので食べずに気持ち悪くなりながら働き、会社の帰りに夕食だけ食べるのである。1日1食だと、いざその1食を食べる時もなんか胃が気持ち悪くてそんなに量を食えない。だからダイエットにもなる。多分。
しかし食中毒明けでさすがに食べなきゃ午後まで働けないな、と思い久しぶりに昼飯を食ってみたところ、これがなかなかどうして、昼にちゃんとご飯を食べると午後の仕事中も気持ち悪くならないではないか。これは新発見である。もう午後の仕事というと気持ち悪いのを我慢しながら根性でこなす、という習慣がついていたのだが、昼飯を食べると午後が楽になる。いいことに気がついた。でも太りそうだし金ももったいない。これからは間をとって、2日に1回昼食を食べるようにしよう。
今週も木曜くらいまではまだ食中毒の後遺症があり頭痛がしていた。一方、肩が痛いのは深刻で、まだ右肩はダメージを引きずっている。しかし、そんなオレがどうして瀕死の重傷から復帰して今週は仮病も使わず金曜日までがんばれたかというと、この歌を歌っていたからである。
オレってかっこいいな~~と、苦しい時、辛い時、寂しい時、職場で全然友達ができない時に何度も口ずさんで自分を励まし、おかげでここまで辿り着くことができた。こんな素晴らしい歌があってくれてよかった。歌ってよかった。まだまだオレは「オレってかっこいいな~~」とこの歌を歌い続けていきたいと思うので、「かっこいいなかっこいいな」とハモってくれる女性のバックボーカルの人を募集します。希望する人はぜひお知らせください。次のオフ会でコーラスを披露する予定です!!!