あるあるミキティ
最近自分の中で妙に発達してきたミキティ台風が!! これからは今さらながらミキティの時代が自分の中に来ると思っていたのに。というか来ているのに。ついつい、特に何の意図もなく「ミキティ 盗聴」とかでググってみたら、本当に何のけなしにちょっと確認のためにさらっとググってみたら、恐ろしい記事を見つけてしまった……。
ああ、恐ろしい。ここにリンクを貼るのも恐ろしい。決して巨乳でもないのにあまたのグラビアアイドルを押しのけ作者ランキングに急浮上してきたミキティが、まさかこんなにも恐ろしい言葉遣いをしているだなんて。いいやそれどころではない。石川梨華と一触即発の憎み憎まれの関係だったなんて。不良じゃないかっ!!! これは不良の言葉遣いだっ!!!!!
それぞれのページで音声を聞いた時のオレのショックは、納豆のダイエット効果が全て捏造だったと知った時などの比ではない。こ、これがあのミキティなのか……。安藤美姫からミキティの称号を遂に奪い返した、あの夢見る王妃ミキティなのか……。いや、でもなんとなく、昨日の朝やっていたモーニング娘。スイーツ争奪ボーリング大会の時のミキティのチームメイトに対する発言に注目していたら、「あれ?こんなことをミキティが言うんだな……でも、オレの聞き間違いだ。そうに違いない」と思うような少しキツキツしい発言があった。あれは聞き間違いでも人違いでもチャンネル間違いでもなかったのだろうか……。
とはいえ、これは所詮音声だけ、本物のミキティや石川梨華だという証拠などない。もしかしたら再びNo.1ミキティの奪回を目指す安藤陣営の差し金かもしれない。そうだ。僕たちファンに出来ることは、ミキティを信じることじゃないか!! オレたちがミキティを信じてやらないでどうするんだ!!! 愛するアイドルを信じられないのなら、ファンなんてやめちまえ!!!!!
ということで、オレはミキティを信じるのでもうこのような暗い話はやめて明るくいこう! 昨日の続きの話をそもそも書こうと思っていたので、書く。タイゾー議員の盗作については動画があった。彼はただ人の文章をパクっただけでなく、自殺しようとした、という体験談までパクったらしい。さすがにそれはまずいだろう。しかもパクった相手が一見ヤクザではないか。ヤクザ風予備校講師だ。
さて、文章のパクりということの他に、オレの場合はギャグのパクりというものがある。オレの場合はといっても別にオレがパクっているというわけではない。オレの場合として考えられる場合というか、もしかするとあるかもしれない問題ということだ。パクっているというわけではないが、文章と同じく、どう考えてもいくつかのギャグはかぶってしまうことがあるような気がする。例えば、最も顕著な例はあるあるネタである。
あるあるネタというものは、あるあるだけに、自分が考え付いたものというのは大抵誰かが既に考えているものだと思われる。エンタの神様だけで見かける程度の色物芸人はほとんど言い方とキャラクターを変えてあるあるネタをやっているだけだし、つぶやきシローやふかわりょうがネタをやっていた時代からとにかくあるあるネタというのは莫大な量が考えられてきたはずだ。そうすると、オリジナルなあるあるネタを考え付いたと思っても、先に使われているということは大いにありうるのだ。
なんといっても、あるあるネタなのである。「あー、それってよくある」と客に思わせなければいけないのだから、本当によくある出来事についてネタにしなければならない。そしてよくある出来事であるならば、自分だけでなく他の芸人やライター、もしくは素人も同じことを思いついていたなんてことはよくあるだろう。よくある出来事なんだから。だいたひかると長井秀和なんて絶対によくかぶっているはずである。
そうやってみんながあるあるネタを考えていたらやっぱりあの人とネタがかぶっちゃった、などという状況を防ぐにはどうすればいいかというと、では逆にないないネタを考えればいいのだ。あるあるネタはよくある出来事なのだから、ないないネタとして「滅多に無い出来事」というネタを考えれば、他人とかぶる可能性は少ないと思われる。なぜなら、滅多に無いのだから。滅多に無い出来事ならば他の人間が同じことを思いつくことは無いだろう。
例えばこういうないないネタはどうだろう。「今日山の手線に乗ったら、自分以外の乗客が全員小学生で、しかも1時間乗っていただけでスウェーデンまで行ってしまいました。なぜか気温はマイナス5千億度まで下がって太陽は大爆発してツタンカーメンが甦ってもう大変!」
いやー、そんなことないない!
……どうだ。これなら決して誰かとネタがかぶることはないだろう。ただ、全然おもしろくないがな。
魚皮拉麺! 西安大餅!!