年末年始といえばテレビですね
友達といえばテレビ、誰よりもテレビ、「モニター」というものを見ている時間がおそらく人生のうちで起きている時間の90%ほどを占めていると思われる人間にとって、年末年始はきちんとB.L.T.(B.L.T.というのはビューティフルレディ&テレビジョンの略で、テレビ雑誌にアイドルのグラビアをミックスさせた、引きこもりにとっては1冊で2度おいしい、買うのは少し恥ずかしいが番組表としても読み物としてもグラビア雑誌としても満足させてくれる素敵でwonderfulな月刊誌なのだ!!)を購入し、ピンクのマーカーで見たい番組の欄を囲んでチェックし、1週間先まで番組観覧の予定を立て毎日録画の管理で大忙しという、師走が終わって一般庶民が惰眠をむさぼっている間も一時たりとも油断できない書き入れ時なのである!!!
でもなんかこの年末年始は非常に観る番組が少なかったような気がする。前も書いたけど。元旦から細木数子の顔なんて見たくないんじゃ!!!! しかもテレビ東京、紅白歌合戦で日本のトップアーティストが歌っている時におまえらにチャンネルを合わせてみたら「では歌ってもらいましょう! オヨネーズで『麦畑』です」って誰やねんオヨネーズって!!! マヨネーズの親戚かよ!! 大晦日にオヨネーズの歌を聴くくらいならたまってた受信料まとめ払いしてでもNHKを見るんだよ!!!!!
ってオヨネーズさんすいません。多分本当は素敵な歌を歌う名のある歌手の方なんだと思います。アホな僕が知らないだけで。
ちなみに大晦日だというのにほとんど公開殺人といってもいいような残酷な試合を見せた秋山-桜庭戦で、秋山のローションプレイ(足に油を塗って桜庭のタックルを何度もスルリとすり抜けた)を見逃しさらに「滑る! 反則だ! タイム!」と訴えている桜庭を完全無視し、なおかつ桜庭が顔面を無抵抗で殴打されているのに試合を止めようとせず、止めようとしないどころか選手が殴られている時に桜庭と秋山ではなくてどこかリングの外をじーっと見ていたという、殺人レフェリーと呼びたくなるような素敵なレフェリングを見せた「梅木レフェリー」という人のブログが、試合から3日目の現在も炎上中である。
すでにコメントが7000件に達している。去年は紀子さまご出産をおちょくった五体不満足の乙武くんや同僚の痴漢を擁護した日テレの藪本アナ、亀田の試合をノーテンキに「感動した♪」と書いたモーグルの上村愛子のブログが炎上したが、このコメント数は炎上の新記録ではないか??? 藪本アナブログは記事ごと全削除されているが、上村愛子で2500ほど、乙武くんブログも4500ほどである。各炎上ニュースはここを参照
まあなんといってもこのコメントの伸び具合の理由は、一番は正月でみんなパソコンの前にいるからだ。これはある意味不運である。しかし、それは仕方ないとしてもレフェリーの彼は他の炎上の人とは違い心無い発言をしたどころの話ではなく、1人の選手の不正を見抜かなかっただけでなくもう1人の選手生命を絶つ可能性のある愚かなジャッジを行ったということに原因がある。なおかつ、返信や新しい記事での釈明をせずに、彼は他の公になったらまずいと思われる記事を削除しているのである。
その削除された記事は、「TBSに接待を受けて高級韓国料理をたらふくご馳走になった」というものだ。桜庭の対戦相手の秋山は今回柔道を学ぶ子供たちや清原を会場に連れてきており、試合終了後に子供たちや清原にむけてお涙ちょうだいのマイクパフォーマンスを行っている。これはTBSが用意したストーリーであろう。ちなみに、秋山はついこの間日本に帰化したばかりで、そもそもは韓国人である。そんな背景があるところに試合の数日前にレフェリーが「TBSから接待」を受け、「高級韓国料理をたらふくご馳走になった」のである。その後もちろんTBSの出すタクシーチケットで家まで帰って来たという。
これは、なにやら大きな陰謀を感じさせるではないですか……。
ちなみに、オレはプロレスに目覚めたのが(やる方ではなく見る方だ)小学生の時で、以来20年ほど格闘技ファンをやっているが、ここまで残酷なレフェリングを見たのは初めてである。もう本当に「このままでは死んでしまう!!」と誰もが思っているのに試合を止めないのだ。解説者もリングサイドのセコンドも「もうあぶない!」と叫んでいるし、なんとレフェリーが止めていないのに勝手にゴングが鳴って外部からストップがかかったのである。これは試合を外で見ていた前田や角田の判断だというが、妥当な判断であろう(それでも遅すぎるくらいだ)。
だいたい、サッカーで審判が笛を吹いていないのに勝手に主催者が試合終了にしたり、ボクシングの試合でレフェリーが何も言っていないのに関係者が勝手にTKOを宣言することなどあるわけがない。それくらい今回のK-1は異常だったのだ。というか、元週刊プロレス編集長のターザン山本が述べているとおり、所詮K-1はスポーツではなく、視聴率と興行収入のための催しということになる。梅木レフェリーは桜庭がボコボコに顔面を殴られている時に選手ではなくどこか他のところをボケーっと見ていたわけであるが、おそらくリングの外にいる「いつくらいに止めたら最も視聴率が取れるか判断してレフェリーに指示をする偉い人」の方を見て判断を仰ごうとしていたのであろう。
ちなみにこの秋山というのはプロ転身前は柔道家であり、柔道をしていた時も「柔道着が滑る」と何度も相手に指摘されたことがあるという。さあ、みんなこのまとめサイトをじっくり読んでほしい。ここから実際の試合の動画も見ることが出来る。レフェリーのブログに本人がどのような形で舞い戻ってくるのか、もしくは舞い戻らずにブログを閉鎖して逃亡するのかというのも見物である。
しかし紅白のDJOZMAの方もNHKに抗議が殺到したそうであるが(そりゃするわ)、ネットの世界ではこの疑惑の秋山&梅木レフェリーの話題が旋風を巻き起こしているがためにOZMAに関しては忘れ去られようとしている。たしかに、OZMAのバックダンサーの場合は別に本当にヌードだったとしてもそれはむしろオレたちにとっては大変喜ばしいことである。文句などない。もしその件でNHKに抗議をするなら、「バカヤロウ!!! 若い女の全裸が見れてああなんて素敵な大晦日なんだと思ったらボディスーツじゃねーかっ!!! オレの一瞬の喜びを返せ!!!!」という、そっち側の抗議であろう。
ちなみに、こうしてブログを書いているともちろんいつ自分にも炎上という大事件が襲ってくるとも限らない。たとえどんなにほそぼそと書いている零細無名ブログだとしても、常識外れなことを書いたらたちまちネット世界の炎に飲まれるのである。だが、火の無いところに煙は立たないわけで、それだけ多くの人間の怒りを買うというのは書き手にも責任があるものだ。罵詈雑言や荒らしオンリーのコメントはもちろん許されるべきではないが、しかし、話をまとめずにいきなり戻ってあのレフェリングは許せん。桜庭を殺す気か。
ああ、正月1ネタ目だというのにいつの間にか興奮して桜庭戦についてだけ長々と書いてしまった……。もっとバカバカしいことを書く予定だったのに。まあいいや。また今度書こう。みなさん、良いお年を!!!!! 今年も良いお年を!!!!!
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コメント
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あけましておめでとうございます。
今年も更新を心待ちにしております。
そういば、前の店で働いてるときに、女の子が「チューブの前田に六本木で2万円でナンパされたが、一緒に来ていた秋山とメアドを交換した」と言っていた。「試合みてね。」と言われたそうな。
そんときは単に前田情けないやつと思っていたが、秋山はずるいやつだったのかっ!金を払った前田かわいそうに…。カラオケで自分の持ち歌まで披露したのに…
投稿: ハナ | 2007年1月 7日 (日) 15時05分
秋山ってその秋山でしたか。ところで2万円でナンパというのは、どういうことでしょうか。2万円でやらせろ、と言われたという意味ですよね?? ナンパをするのに2万円ってのもよくわかりませんが。前田クラスになると、2万円なんて30円くらいの価値なんでしょうね……。前田っていっても秋山と一緒にいるわりには前田SVじゃなくてチューブの方なんですね。
投稿: 作者 | 2007年1月 8日 (月) 14時10分
最初はカラオケ行こうよと誘われたが、興味ないと断ったそうです。そしたら、5千円だすからと言われ、それも断ると2万円あげるからと言われて、2万くれるならと、一緒にカラオケに行ったそうです。これ、2年前の話なんですけどね。
女の子は格闘技とかぜんぜん知らないので、前田よりかっこいいからとの理由で秋山を選び、その時柔道出身で…とか、年末テレビでるから…とか初めて聞いたって言ってました。そのコは負けたらかわいそうだから見なかったって言ってました。たしかその時勝ってましたよね。
投稿: ハナ | 2007年1月 9日 (火) 13時07分
なるほど。カラオケに行くのに2万円ですか。やっぱり金持ちは違いますね。僕だったら2万円も払ってカラオケじゃあ全然納得がいきません。2万という大金を出すんなら当然!!!
投稿: 作者 | 2007年1月10日 (水) 22時07分