とりあえずなんか書く
いや、今日は某所で超長文の日記を書いたので、簡潔にやっつけ仕事的な感じで書きます。と~っても楽しいクリスマスと年末年始を送っています。ああ楽しいなあ。彼女が寝かせてくれないんだもん。デス!!!!!!!!!!!!!! DEATH!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
昨日は仕事帰りに硫黄島からの手紙を観に行った。しかしあれだね、やっぱりいい席をとったら、上映開始までそこを離れちゃダメだね。ど真ん中に席を取って荷物だけ置いてロビーに出ていたら、戻ったらひとつ前の席にカップルが座っていやがった。オレの目の前だ。目の前に男で、その左側が女だ。別に自由席なのだからいいといえばいいのだが、しかし空いているのだからひとつくらいずれて欲しい。目の前に座られたら頭が邪魔だ、、、とか思いながら、その時はまだ自分の席に向かって歩いていた途中であった。
でオレが椅子に戻った時に、前のカップル、結構年のいったカップルなのだが、男の方が女の肩にいやらしく手を回しやがったのだ。最近オレは精神が病んでいることもあり、明らかに必要以上に頭に血が上った。
そんなわけで、アホ2人の真後ろに立つと、「チィィィィッ!!」と最大音量の舌打ちをして、さらに座る時にアクシデントかわざとか微妙にしかし本当はわざと、ガコーン!!! と後ろから椅子を蹴った。
その時カップルは不穏な空気を感じ取ったかどうかわからないが、しかしまだ男は女の肩から手を離さない。どころか、手の平で女の肩をモミモミと揉んでいる。
オレはまたもや舌打ちを全力でするとともに、ブツブツ言い始めた。「くっそーこのやろー」みたいなつぶやきだ。舌打ちを絡めて。このカスどもが。
てめーらは、アンパンマンを見に行けよ!!!! 硫黄島で戦った兵士たちの代わりに、おまえらが死ね!!!!!
まさかこの映画を韓国の泣きじゃくり映画やハリーポッターのような娯楽映画と思って来ているわけではあるまい。祖国日本と我々日本人を守るため雨水を飲み土を食いながら命を捨てて戦いを挑み玉砕していった兵士たちについての映画である。というか、なんでこの映画の監督が外国人なんだ、とこれが邦画でないということにもやや情けなさを感じるが、しかしいちゃつくカップルはまじで許せん。しかもオレの目の前である。
オレは連続舌打ち記録を塗り替えるくらい、舌打ちを繰り返した。もちろん表情は鬼の形相だ。そして、5,6回の殺意のこもった「チィィィッ!!!!!」を聞いたところで、やっとボケのカップルは移動を開始したのであった。オレの姿が見えない、遠いところまで逃げていったよ……。
おかげさまで、集中して映画を観ることができました。個人的には、この映画はストーリーを楽しむというよりも、こうやって戦って死んでいった日本人がいたことを知るということが大事だと、その点が重要ではないかと思う。21000人の兵士のうち20000人が戦死ってすさまじい戦いとしか言いようが無い。筆舌に尽くしがたいことである。というのは逆に、これ舞台が硫黄島じゃなくて他の国の話だったとしても普通に映画として感動するかというと、うーん。どうなんだろう。中村獅童の役については、クリントイーストウッドが日本のワイドショー観てるのだろうか……と思うほど適役な感じがしたが……。
栗林中将が「いつか、未来の日本人が諸君らのことを想い黙祷を奉げる日が来るであろう」というようなことを言っていたが、そうなっているのだろうか。20000人が硫黄島で「靖国で会おう」と誓って祖国を守るため死んでいったのであるが、その靖国に首相がお参りに行くことを日本の政治家とか評論家とか偉い人がみんなで反対しているではないか。民主党社会党などは彼らに黙祷を奉げるどころか無駄死ににしようとしているような気がする。上映後にスクリーンに向かって手を合わせていた若者がいたが、その感情が日本人として常識的なものであると思うのだが……。
とりあえずひとつこの映画を観て思いついた格言がある。
「犬も鳴かずば撃たれまい」
映画「硫黄島からの手紙」を観れば、この意味がわかるでしょう。