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ボノタイガー登場

 新日本プロレスに謎の覆面レスラーが登場したらしい。

http://daily.jp/ring/2006/10/30/0000153204.shtml

 『試合では体格が曙に酷似するナゾのマスクマン「ボノタイガー」が登場。』ということだ。

 体格が曙に酷似していること以外は情報は無く、正体は謎に包まれているという。いったいこれは誰なのであろうか? 新聞が「ナゾのマスクマン」と書いているのだから、きっとこれはナゾなのだろう。誰にも正体はわからないに違いない。

 しかし、そもそもこの記事のタイトルが「曙が再合流 “ボノタイガー”が登場」である。もしかしてこいつの正体は……。誰が見ても曙そのものだろうがっっ!!!! 曙以外の何なんなんだよ!!!

 こんなタイガーマスクだったらいやだなあ。すごく動きが遅そうじゃないか。余計な肉もつきすぎで、4次元殺法は絶対に無理だ。3次元でも殺法は使えなさそうだ。2次元や1次元でようやく活躍できるのではないか。

 これは昔なつかしのジャイアントマシーンを意識してのことだろう。スーパーストロングマシーンというマスクマンが新日本プロレスにいたのだが、出始めのストロングマシーンはマシーン軍団といって、同じマスクを被っているやつが1号2号3号と何人もいたのだ。まあプロレスラーの体型は結構似たり寄ったりでマスクを被ってしまえば誰が誰なのかわからなかったりするのだが、ある日マシーン軍団の新メンバーとして登場したマスクマンは、正体がアンドレ・ザ・ジャイアントであることを出てきた瞬間に客全員が見抜いたという。なにせ身長220cm体重200キロである。魚にも見破られる変装である。

 いきなり話は変わるが、一人旅の大学生がインドで消息を絶ったそうである。慶応大学の2年生だそうだ。

http://www.asahi.com/national/update/1027/TKY200610270081.html

 入国時に空港で100ドルを両替してから、その後の足取りが全くつかめなくなっているようだ。帰国予定日を過ぎても帰らずにご家族は大変心配しているらしい。

 ただ一分の救いとしては、一般的に一人旅でインドに行ったらまずはほぼ全員が消息不明になるということだ。インドのバックパッカーで消息がちゃんとわかっている奴の方が珍しいのではないか。

 オレも去年インドに2ヶ月ほどいたが、安宿を渡り歩いているためにこちらから連絡をしない限りは基本的に消息不明だ。よく紛争地域などを旅行していて、宿泊しているホテルにまで日本大使館から電話がかかってきて退避するように言われたなどという話があるが、バラナシで1泊100円の宿に泊まっているバックパッカーを日本大使館が把握するのは絶対に不可能である。だから、間違いなくオレも去年インドにいる時は、いや、そもそもアフリカ大陸から去年アジア横断まで1年半くらい基本的に消息不明だったはず。メルマガを発行していなかったら普通に行方不明者になっていただろう。

 まあ連絡が途絶えているということはかなり心配ではあるが、まだ他の国と違って希望はあると思う。ただ安宿をほっつき歩いて、インドにはまってしまったために帰る気にさらさらなっていないと、その程度であることを祈りたい。

生き物の育て方

 ミイラ展の後には上野動物園だ。古来よりミイラ展の後は上野動物園と決まっていた。文献によると、徳川秀康(家康の子供)もそのように言っていたらしい。なのでオレは1人で上野動物園に入園し、サル山をポケーっと見て、ペンギンとアザラシの餌の時間をちゃんとチェックして時間通り見にいき、土産物屋ではレッサーパンダのぬいぐるみに手を入れて遊び、定番のフランクフルトは金がないので食べなかった。動物園の場合は全体的にみんな入った瞬間から精神年齢が少し下がるので、あまり1人でぬいぐるみで遊んでいても変な目で見られることはないのだ。あくまでもあまりだけど。

 上野といえばパンダ、パンダといえば別に上野ではないが、上野動物園にはこのようなパンダの家系図が表示されている。

Panda

 しかしこの図、顔写真は必要なんだろうか?? うーん、たしかにこのユウユウちゃん、目の周りが黒いとこなんてお父さんとお母さんにそっくりねー、なんて全部そっくりだろうが!! 別に血がつながってなくてもパンダはどれもそっくりだ!!!

 顔だけ並べられても違いが全然わからん。せめて胴から上の写真を載せてもらわないと。

 小動物館というところに、このようなパネルがあった。

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 「生き物のことで困ったことはありませんか?動物園や水族館では、電話などによる皆さまからの質問にお答えしています」とあり、いくつか代表的な質問や答えが並んでいた。「生き物の飼い方を教えて欲しい」とか、「買っている動物が病気みたい」との質問が並んでおり、動物園のスタッフの方の回答が丁寧に書かれている。

 そのパネルの一番下の質問はこんな感じであった。

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Q:最近、お父さんの権威が落ちてきた

A:今度の休みに、家族で動物園か水族館に出かけましょう。子どもといっしょに生き物を見ながら話をすれば、きっと見なおされます(下調べは必須)。

Q:最近、彼女との会話が途切れがち

A:次のデートは動物園か水族館にしましょう。いっしょに生き物をじっくり見れば、話題に事欠きません。

 なるほど~。ってこら!!!

 いやー、これは面白い。なんとなく生協の白石さんあたりを意識していそうな回答である。たしかに生き物についての質問ということで、お父さんは生き物には違いないが、しかし家族連れがこのパネルを見たら、こんなギャグに使われているということでむしろお父さんの威厳がますます落ちるのではないだろうか?? 

 でも、たしかに動物園で詳しく動物の解説をしてあげれば家族はお父さんのことを見直すだろうし、彼女との会話も弾むはずだ。だから、何度通っても狙ったキャバ嬢が落とせないと嘆く人がいたら、ぜひ動物園に誘って動物のウンチクを語って聞かせてあげてはどうだろうか?? きっと「○○さんって物知りなのねー」と適当に言われるだろうというか、誘っても絶対来ないと思うけど。しかしこういう面白いパネルとかがあると動物園の方にも親しみがわくと思う。上の人を含めてみんな冗談がわかるというのは楽しいことだ。もっともっとやってほしい。

不可思議な話

 よしもとばななさんの日記に、最近体験したなんとも不思議な話について書かれていた。いや、まさかそんなことが。いやー、それにしても。いやー、まさか。とそういう話に普段縁がない自分はいやーとかそんなとか感想ではない感想しか持てないが、でもそういう気持ちに多分なるだろうお話。15日→16日と読みすすめてください。

http://www.yoshimotobanana.com/cgi-bin/diary/diary.cgi

上野のミイラ展

 最近旅行記でエジプトのことを書いており、一応それなりに知的なことを書いとかないとアホだと思われるのがイヤで、エジプト神話から始まって歴代ファラオや遺跡の年代やミイラの作り方などを一通り調べた。調べたら、なんか妙に面白くなってしまい、おもわず上野の博物館で開催されているミイラ展に行ってしまった。

 ミイラ展は、さすがにエジプトから遠く離れた日本で行うだけあって展示品は相当少ないのだが、ミイラのレントゲン検査、作り方やネスペルエンデブーさん(ミイラ展の主役ともいえるミイラさん)の生前の姿、身分、職業、暮らしぶりなどが見られる3D動画があり、ミイラ好きならきっちりと楽しめる造りになっていた。500円の追加で、展示品を説明したテープも貸し出してくれる。しかし海洋堂のミイラフィギュアとか売っていたが、あんな棺に入ったヒョロヒョロのミイラのフィギュアを買って帰って部屋に飾るやつがいるんだろうか。夜中とかこっそり活動してそうで怖い。包丁とか持ち出したりして。

 しかし3Dメガネというのは、かけるタイミングが難しいと思う。会場に入る前に渡されるからといって、外にいる時からかけたらめちゃめちゃダサい。だから、限りなく上映の直前につけるようにし、上映が終了し会場が明るくなったら真っ先にはずさないといけないのだ。もうエンドロールが開始したら外すくらいでいいと思う。それならば3Dメガネをかけている姿を若い女の子たちに見られずに済むというものだ。若い女の子結構いたし。中学生とか小学生くらいの子。家族連れのね。でも中学生だからってあなどっちゃいけないよ。結構巨乳の子もいたんだから。もうそうなったら展示品そっちのけで巨乳の閲覧ね。後ろからついて行くんじゃなくて、前に回りこんですれ違って回り込んですれ違ってを繰り返すのがこういう場合のセオリーね。って何を言わせるんじゃ~~っ!!!!!

 ミイラ展の展示物としては、ネスペルエンデブーくんが入っていた棺や石板(ステラというらしい)、ミイラに必ず添付されている死者の書など。死者の書には、アヌビスという神が、死んだ人間の魂と鳥の羽を天秤にかけて、どちらが重いかを検査するシーンが書かれている。魂の方が重かったら地獄行きになるそうだ。といっても、魂なんてものは存在しないので、「はい、これが僕の魂です」といって何も無い物を差し出して天秤の片方の皿に置くフリをすれば、羽より重くなるということはあり得ない。

 展示物としては、鳥とかネコ、さらに魚のミイラなんかもあった。魚のミイラは、はっきりいってただの魚の干物である。ネコも長細い筒のようになっていてネコっぽくなかった。なんでも手足が体にぴったりくっつけられているということだ。気をつけの姿勢になっているのである。3000年も休めなくてかわいそうだ。貧血で倒れたりしないだろうか。

 展示物では、紀元前何百年に作られた小さななんとか神(ラーとかホルスとか)の像なんてものもあるのだが、それは当時地方から首都のテーベ、カルナック大神殿に礼拝にやって来た旅人へのお土産として売られていたというのだ。しかも、台座部分に購入者の名前を彫るサービスまでついていたそうなのである!! それってほとんど今のエジプトと同じではないか!!! 3000年の間お土産のシステムは進化していないのか……。やっぱり紀元前でも「名前彫りサービス」は別料金が発生したのだろう。で持って帰って1週間もすればどうでもよくなって押入れにしまわれてしまうのである。

 ミイラ展では、親子連れというのも面白かった。これは日本人の親子連れだ。ミイラの棺が入っているガラスケースを覗いていた子供がいたのだが、いきなりその子供の頭をお母さんがパシンと殴った。すると子供は「いたっ!! なんであたまはたくの!!」とたいそうお母さんに怒っていた。「なんであたまはたくの!」ときっちり行為を説明しているところが面白いではないか。普通は「なにすんの!」だけであろう。なんでその子供が叩かれたかというと、『ガラスケースに触れないでください』と注意書きがあったのにベタッと触っていたからであった。え? おもしろくないって? じゃあ次ね。

 その棺の中には包帯で顔面までぐるぐる巻きになったミイラが入っているのだが、ミイラが棺に対して少し小さく、スペースが結構余っていた。そこで別の親子連れが来て、お母さんと子供でこのような会話をしていた。

「ほらお母さん! これ子供のミイラだよ!!」

「子供じゃないの。大人のミイラなの」

「でもこんなに小さいじゃん!」

「でも大人なの!」

 子供が非常に納得のいっていない表情だったのと、お母さんもなんで大人なのか説明できないが無理やり大人ということで話を終わらそうとしているのが笑えた。ね。笑えたよね。

 今こうして古代文明についてさわり程度でも知識を持ってみると、これだけのわずかな展示物でもとても興奮しながら見ることができる。それを考えると、エジプトにいた時などはこの100倍くらい見るものがあって知識さえあればまさに興奮のるつぼだったのに、なんてもったいないことをしたものだと思う。やっぱり観光に行く前にはきっちり勉強していかないと、楽しくも無ければ身にもならないものである。

 ミイラ展のあとは当然1人で上野動物園だ。動物も、みんな仲間と一緒に過ごしていたよ。

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予想外割(よそうそとかつ)

 昨日のお孫さんの発表を見て、早速softbankに乗り換えようと検討している人がたくさんいるだろう。特に中年以上の方々が多いと思われる。なんといっても、月々2880円で通話料、メール0円なのである。

http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0610/23/news082.html

 しかし、オレなんて今既に通話料、メール、基本使用料まで全部0円である!!! なぜなら、携帯を持っていないからだ!!!!

 人の電話番号を聞いた時は、ミニノートを取り出して、ペンで書き込むのである。いいだろうこのレトロな感じ。外出する時はその、中国は成都で購入した「工作手帳」と書いてあるノートを必ず持参して、誰かに電話する時は公衆電話を一生懸命探して工作手帳を見ながら電話するのだ。そんなオレを見かけても、中国のスパイだと思って逮捕しないでください。

 とにかくどんな相手であろうと、オレにリアルにコンタクトを取るのは不可能なのである。だから、何か作業をしている時にいきなり携帯がピンピコリーンと鳴って邪魔されることもない。携帯がチンマンポーン! と鳴って呼び出されることもない。ギョジョズボバボビッチェ! と鳴って眠りを妨げられることもない。一旦部屋から外に出てしまえば、誰かから連絡されることは絶対に無いのである。外出先でオレに連絡を取ろうと思ったら、誘拐犯みたいにオレが通りかかるのを見計らって近くの公衆電話を鳴らすしかないのだ。でも公衆電話が鳴っててもオレ出ないけど。だって誘拐関連の電話だったらいやだし。身代金の運搬とかわずらわしいことはしたくないから。

 さて、この予想外割だが、1月15日までに申し込んだ場合にこの2880円という料金が適用とのことで、ショップには顧客が殺到することと思われる。おそらく、ショップ店員は人生最大の混乱期を今日から迎えているのではないか。

 孫社長はソフトバンクの社員にも昨日の発表までこのプランについて伝えていなかったそうなので、当然現場の時給1300円で働いているバイトの若者が知るわけがない。知るわけが無いのに、もう今日あたりから客からの質問攻めだろう。そしてまもなく手続きの開始がやってくる。中年以上のお客様のかなりの数は、「メールはショートメールのみ0円」「他社への通話は通話料がかかる」「夜9時~深夜1時までは月200分までのみ無料」ということを知らずに申し込みをしようとするのではないか。

 もちろん、こんなこと↓はほとんどの客が知らないであろう。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20061023/251575/

 実際に支払う金額は、最低の最低でも月々4905円になるようだ。そして無料通話分が無いので他社へ電話をかけるとどんどんどんどん通話料が加算されていき、どう転んでも普通に電話を使っていればこれに数千円足した金額になるであろう。少なくともオレなどは、こんなプランに加入したら普通に使うよりも絶対支払いが多くなる。これはソフトバンクの携帯を持つ友人に昼間鬼のように電話をするのが習慣の人のみが得をする料金体系なのである。

 大抵の人はこのことを知らずにショップに殺到するだろう。そして店員の説明を受け激怒するのである。そして茶髪のギャルの九九も3の段くらいまでしか言えないようなアホな店員はまともに謝罪もできず、おっさんおばさんの更なる怒りを買い責任者が登場である。ひどい時は契約をしてしまってから月額料金がauの時代より高くなっていることに気付き、クレームの電話もしくは来店をしたところ2年以内に解約する場合は違約金2万円ですなんて言われて大爆発、そこでも責任者が登場して現場は大混乱である。

 これは完全にヤフーBBの歴史を繰り返しているだけだ。ヤフーの立ち上げ時も、超低価格で申し込みが殺到したはいいが半年経っても工事されない、問い合わせのメールを出しても回答どころか誰にも読まれず、問い合わせの電話は番号が公開されていないなんてことになっていたhttp://www.geocities.co.jp/MotorCity-Pit/2699/が、それに準じた混乱が起こるのは目に見えている。いや、別に見えていないけど。今目の前に見えているのはパソコンの画面とキーボードとCD-Rのケースとキンチョールだけだ。ってそんなこと言ってんじゃねーんだよばかやろー!!!!!!

 だいたい、1月15日までというくくりは一気に顧客を囲い込むためであって、これが1月15日以降は本当に9800円になるなんてことは絶対にあり得ない。これはこまめに延長するのである。ヤフーBBも、「今月末まで!」となっている期間限定のプランは今まで数年間いつ見ても「今月末まで!」の期間限定なのである。それは期間限定ではなく、普通のプランだ。

 しかし、予想外割がどうでもいいとしても結局オレンジプラン、ブループランとそして「他社が値下げを行った場合には24時間以内に対抗値下げを発表」という方針がある限り、料金で比べたらソフトバンクが一番ということにはなるであろう。

 なので、サービスや料金体系を自分できっちり理解しており、何かトラブルが起きたら自分でなんとかする、そしてどうしてもサポートが必要になったら演技でもいいからある程度激しいクレームを言う覚悟がある人間にとっては、ソフトバンクが最良の選択であろう。オレももし携帯を持つとしたらソフトバンクにすることだろう。

 しかし、

 Sa_sb3

 という「24時間以内にさらに値下げを発表」な戦略、これもしauやドコモも既存顧客の流出を防ぐために「ソフトバンクの値下げに対しては、24時間以内に対抗値下げを発表」なんて方針を打ち出したら、ドコモが値下げプランを発表した20時間後にソフトバンクがさらなる値下げプランを発表、その15時間後にドコモが追加値下げを発表、またまたソフトバンクが23時間後に対抗値下げ、となり、いったんどちらかが値下げプランを発表したら怒涛のように料金が下がり始め、だいたい2週間くらいで全社全ての料金が無料になるなんてことにならないだろうか。それどころか、「うちの携帯を使ってくれたら基本使用料として2000円、1分通話するごとに40円差し上げます」なんてマイナスまで食い込んだ料金体系になるかもしれない。そういう場合、ドコモならドコモ同士の通話でも1分で40円もらえるのだから、同じキャリアの通話料が0円のソフトバンクは逆に不利になるという。

 そしたら携帯電話がこの世から無くなるだろうな……。

無料繰り越しってよくないよね

 昨日結局無料繰り越しについて書かなかったので、今書く。今は暇なので。いい加減こいつも働いてるだろう、だって生活費どうやってまかなってるのよ、と思ったら大間違いである!! 募金活動などで少しずつ食費を集めたいと思います。昨日は新宿駅に立って、作者を救う会として活動をしてきました。みんなお金全然出してくれませんでした。せちがらい世の中ですねえ。

 最近携帯の無料通話分がどこも(DOCOMOじゃない)無期限で繰り越せるようになったということで、AUのCMでこんなのを見かけた。

「彼氏がいない月は、無料通話を繰り越しておけばいいってことね?」

 なるほど。たしかに、月によって電話を使う時と使わない時があるのだから、彼氏と別れてしまいその月は無料分が余るという場合は、繰り越し機能を使えばどんどんたまっていくというものだ。これは男にも同じことが言えて、「彼女がいない月は、無料通話を繰り越しておけばいいってことだよね?」となる。彼女と別れたらしばらく電話をしないから無料分を繰り越して、数ヵ月後にまた彼女ができたらそれを使って電話して、また別れたら繰り越せるし、またしばらくして彼女ができたらそこで繰り越した分を使うっていう、そういう感じね。





 そんな頻繁に彼女ができてたまるかこのチンドンヤがっ!!!!!

 「繰り越しておけばいいってことね?」って簡単に言ってるけどなあ、オタクの中にはそんなことしてたら20年分、30年分の無料通話がたまってしまう奴もいるんじゃ!! 死ぬまでに使い切れんわっ!!!!!

 オレも、昔は携帯を持っていたよ。彼女が出来たこともあってなあ、今もあると思うが特定の相手との通話やメールが半額になるっていうラブ定額みたいなサービスがあって、「オレも彼女できたことだし、通話料節約のために申し込もうかな」ってラブラブに考えたこともあったさ。でも、なんか背後霊がそれを止めたのさ。なんか感じてたんだろうな背後霊は。で、それからすぐMさんが「お話があるんですけど」と来た日には、全国34億人の男性諸氏ならこの後何が起こるかは容易に推測できるであろう(涙)。

 ということで、申し込まないで正解だったということになったよ。もしあの時特定相手半額サービスに申し込んでいたら、半額になる相手はいないけど(着信拒否もされてたし)サービスの月額料金は払わされるという、請求書を見るたびに手首の動脈を切ろうとしてもおかしくない泣くに泣けない超絶級に惨めな状態になっていただろう。しかも、たいていそういうのって解約し忘れていつまでも払っちゃうハメになるんだよね(号泣)。

 しかし、「彼氏がいない月は……」と安易に言いやがるが、世の中のどれだけの男女がそんな月ごとに新しい彼氏彼女ができたりするのだろうか?? 出会いが無いとかいつ聞いても彼女がいないとか言ってるのは、オレの周りの人間だけか??? オレの知らない一般社会では、彼女というのは別れて2ヶ月もしたら新しいのがピョコっと生えてくるものなのだろうか?? むしろいて当たり前なのだろうか??? もしいて当たり前なのだったら、オレもなんとかしてその一般社会の方に加入したいのだが、なんか加入手続きとか年会費とかいるもんなんですかね??? どこで申し込めばそっちの社会に行けるんでしょうか。誰か教えてください。

 まあ一般社会がオレを迎えてくれないというのなら、せめてこれに救いを求める!!!!

「透明人間誕生か?米で透明マント実験成功」

http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20061020-106034.html


 これを読むと、人間の目というものは光が物体から反射することによりその物を認識するということだが、光の一種であるマイクロ派を跳ね返さずに向こう側へすり抜けさせる物体の発見に成功したということなのだ。マイクロ派以外の全ての光で同じ実験が成功すれば、まさにあるけど見えないという、透明マント(もしくは透明包帯とか透明衣服+マスクとか)が出来上がるということなのである!!!!!

 全国のオタクのみんなは、今からこのマントが製品化される時のために貯金をしておいた方がいいのではないだろうか。オレもそうしようと思う。こうなったら、透明人間になって女湯へ、とかそんなことを考えてもダメだ。実際問題、透明人間になって脱衣場とかに入っても捕まる時は捕まるだろう。人間が「そういうものがある」と認識している時点で、「あ、もしかして透明人間じゃない?」と気付かれてしまうということは大いにあると思う。気付かれたら店の人に通報されて、ドアを閉められればアウトだろう。音は消せないし。

 だから使うとしたら、せいぜい好きな子やアイドルにつきまとって私生活を覗き見するとか、ATMの隣で待ち伏せしていて金が出てきた瞬間奪って逃げるとか、まあこれどう考えても悪いことにしか使えないと思うんだけどこんなの作ってどうするの??? 軍事目的以外は使用禁止でしょうこれ。

 しかし、例えば上戸彩が好きで好きでしょうがなくて、彩ちゃんのマンションを発見、ごみを出しに鍵を開けたまま下りて行った隙に部屋に侵入したとしよう。それで部屋の隅とか、たんすの脇とかにこっそり隠れていようとしても、なぜか部屋の隅に行こうとしても行けないという状況になることが考えられる。なぜかたんすの脇に立とうとしても立てないということが考えられる。何も無いはずなのにそこに行けないという。つまり、先客の透明人間が何人も部屋の中に潜入しており、既に透明人間の飽和状態になっているなんてことになるのではないだろうか。

 これは全国のストーカーにとっても必須アイテムですな。これさえあればストーカーし放題!! 未来は明るいなあ。

無料繰り越しっていいよね

 今日の昼は、餃子の王将に行った。王将の麻婆豆腐は全然おいしくなかった。というのはいいとして、王将では「アゲソバ」が今安いですよー、とアピールしていて、さらに店員さんが「ボリューム満点ですよ~」とレジのあたりで売り口上を唱えていた。

 で、オレの隣のおっさんが、そのオススメにまんまと乗せられてアゲソバを頼んだのであるが、ソバがおっさんの前に置かれたその時、おっさんは「うわ~、ほんとにボリュームあるね~」と言い放ったのである!!!

 それを聞いてオレは麻婆豆腐も喉に通らないほど不可解な気分に陥った。普通、ボリュームって言葉客が使う?????? まず1人で来ていて誰に対してか知らないが発言をすること自体がおかしいし、その上「ボリュームあるね~」って!!!! そんな、料理の量を表す時にボリュームなんて言葉恥ずかしくて絶対言えないって!!!! 量でいいじゃん量で。ボリュームって!!!! だいたいボリュームって音の調節の時しか使わない言葉でしょうが!!!!  ああいやだ。定食屋で注文する時に、「大盛りにしてください」を「ボリューム増やしてください」って言える? あーおぞましい!!!!! なんていやらしい言葉か!!!! 他にも恥ずかしい言葉として、ラーメンを食べて「コシがある」とかも絶対言えない。コクがあるとかキレがあるも絶対言えない。恥ずかしすぎて。

 というわけで、帰りに近所の公園の前を通りかかったのであるが、なぜか制服姿で回し蹴りから後ろ回し蹴りのコンビネーションを練習しているOLがいた。まず左足で蹴って、そのまま今度は右の後ろ回し蹴りだ。ひじょ~~~に浮いている光景だった。普通、昼休み中のOLは公園で回し蹴りの練習をしないと思う。いったい彼女に何があったのか。おかしな人かなあと思って近づいたら、オレに見られているのに気付いてちゃんとやめたから、別に変な人ということではないようだった。恥じらいを持っているごく普通の花のOLである。課長を蹴るためだろうか?? それとも暴力を振るう彼氏との対決が迫っているのだろうか??? 今度見つけたら、さすがに声をかけて理由を聞いてみたいと思う。つっても、そんな連日回し蹴りの練習をしていたら怖いけど。

アブシンベルツアー

 旅行記でアブシンベル神殿のことを書いているが、その日のツアーはアブシンベル神殿だけではなかった。当初旅行記の続きとして書こうと思っていたのだが、検討した結果本編で書くほどのことではないという結論に達したため、ここで書いてみようと思う。

 午前中はアブシンベル神殿に行ったわけだが、そこからまた砂漠をワゴン車で何時間も走り、次のポイントはアスワンハイダムであった。アスワンハイダムといえば、確実に誰もが聞いたことのある場所だとは思う。そうだ。そのアスワンハイダムだ。学校で習ったでしょ。アスワンハイダム。

 うーむ。習った覚えはあるが、習った内容は100%忘れている。

 アスワンにあるハイなダムなので、おそらくアスワンハイダムなのであろう。その気持ちはわかる。アスワンダムだけにするよりも、「ハイ」をつけたほうが、「スーパー」とか「ウルトラ」をつけるのと同じでなんとなくワンランク上のダムに見えるではないか。ということで、何を見たかといえば、高いところから湖を見ただけである。どこがどうダムなのかはよくわからんかった。

 しかし、ダムといえば最近田中康夫が長野県知事選に落選したが、あの脱ダム宣言というのは、ポツダム宣言とかけたダジャレだったということをご存知だろうか?? オレは最近知った。ダムつながりである。ただ、どうせなら脱ダム宣言ではなく、没ダム宣言(ボツダム宣言)にした方が「゚」と「゙」だけの違いでより完璧に近いダジャレになるではないか。

 ちなみに、アスワンハイダムなど非常にどうでもよかったのだが、その後どうでもよくない場所にも行った。そこは、イシス神殿である。ゲーム好きとしては、エジプトに来てイシスという名を聞いて、黙っていられるわけが無い。なので実際に黙っていなかった。「これってドラクエ3のとこだよね??」と大学生に話しかけまくった。しかし、若い連中はあまりドラクエ3のことを知らなかったのである(号泣)。

 若いということは無知ということと紙一重である。遺跡を見る時は、ただ見るだけで楽しいものではない。その場所にまつわる歴史、学術的な知識があってこそ初めてその面白さがわかるというものなのだ。ドラクエのイシスも知らないでよくイシス神殿に来られたものだ。イシスといえば、砂漠の真ん中にあって、女王様が統治しているところだ。ピラミッドにはほしふるうでわほのおのつめがあるんだよ。そして「まんまるボタンはふしぎなボタン。まんまるボタンでとびらがひらく」というコメントなくしてイシスは語れない。まだオレが小学生の頃だ。いったい何年前だろうか。病気で学校を休んで寝ていた時に、母親が浜松のウォッチマンで買って来てくれたのだ。ダーマの神殿も初登場したね。週刊少年ジャンプに「ファミコン神拳」というコーナーがあって、みや王、ゆう帝、キム皇という3人のキャラクターがいたのだが、その中のゆう帝がドラクエを作った堀井雄二なのだ。

 そんなわけで、イシス神殿は島の上にあり、ボートに乗っていくのである。乗る前には、きっちりそのボート漕ぎと値段の交渉をしなければならない。しかし、大学生たちが、これが全く交渉をしようとしないのである!!! 「島まで1人5ポンドな」とかエジプト人に言われて、あっさり「OKOK」とか言っているのである。これは、相場の2倍の値段なのである。

 もちろん、オレがそこに飛び込んだ。こらっ!! おまえら!!! オレは相場知ってるんだぞこのヤローアホ!!! 5ポンドとはなんだ!!! ゴラーーー!!!!

 とボート乗りと交渉を繰り広げたのである。ちなみに、5ポンドとは100円で、今50円くらいの値段に対してこのようなやりとりが繰り広げられており、大学生たちは「な、なんだこの金髪……。ここまでセコい人間オレ生まれて初めて見たぞ……。同じ日本人として恥ずかしい」と思っていたに違いないのであるが、これは恥ずかしくてもやらねばならないことなのである。

 たしかに、たかが50円余計に払ったところで、こちら側は誰も懐が痛まない。日本でならほんの数分の仕事で稼げる金額だ。しかし、きっちり相場で交渉するクセをつけないと、他の客、ひいては現地人に迷惑がかかるのである。例えば、相場の2倍の値段ですんなりボートに乗ったとしよう。今回も次回も、2倍の値段でボートを運航したとしよう。そうするとどうなるか。それが繰り返されると、その2倍の値段が本来の金額になってしまうのである。そうなると困るのは、先進国から来る旅行者ではなく、近隣諸国からの旅人や、国内旅行中のエジプト人旅行者である。日本人にとっては50円などジュース代にもならないはした金であるが、エジプト人は下手したら1日分の食費になりうる金額なのだ。日本の感覚で言ったら、1000円くらいではないだろうか。東京の地下鉄が、初乗り500円になったら相当なダメージではないだろうか。ボート代が2.5ポンドから5ポンドに上がるというのは、日本で言ったら地下鉄が一駅だけでも運賃500円になるようなものなのである。

 蔵前仁一さんの本で読んだことがあるのだが、ネパールではオレンジが大変おいしく、本来庶民の果物であったはずが、旅行者が来るようになり、相場よりも高い金額でもすんなり買ってしまうものだから、味をしめた業者はどんどん値段を吊り上げ、いつの間にか価格が高騰し地元の人たちは買うことが出来なくなってしまったというのだ。

 そんなわけで、交渉というのは非常に面倒くさいものなのだが、ある面でこれは自分が払うのだからいいというのではなく、他の人々のためにも行わなければならない、義務なのである。

 てなわけで、イシス神殿……。別に、他には書くほどの出来事は特にありません。イシスというのは女の神で、オシリスという冥界の神の妹であり奥さんであるという。つまり、古代のエジプトの神は近親相姦を行っていたわけだ。オシリスの弟は、女神転生で有名なセト。セトが、王であった兄のオシリスを殺し国を奪って、そのセトに今度はオシリスとイシスの息子であるホルスという神が復讐を果たし、奪い返したわけである。その時オシリスは一度セトにバラバラにされ殺されたのだが、アヌビスというミイラ作りの神がそれらを包帯でぐるぐる巻きにして薬をかけると見事に生き返ったという。

 そこから「オシリス信仰」という考え方が出来、死者をミイラにして包帯で巻いておくと、時が来れば復活を遂げることが出来ると考えられるようになったのである。ミイラについては、また旅行記やブログで書きたいと思っているので、見てね。

コラコラ

 2chの旅行板の過去ログを見ていたのだが、かわいそうな書き込みを見つけた。

http://ton.2ch.net/oversea/kako/1031/10313/1031318218.html

 ↑を順番に見てもらいたい。ネタかどうかはともかく、初心者っぽい書き方で「一人旅向きの安全な国はどこですか?」という質問に対してなのだが、48の書き込みの人が進めている場所はあまり一人旅には向かないような気がする。ある意味殺人的な書き込みであるのだが、はたから見ていると結構おもしろかった。いやー、情報収集は大切ですなー。

親バカでーす

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 親バカではなくただのやばい奴であるのだが、最近話し相手はエルモくらいしかおらず、むしろ共同生活を営めているということで以前よりは1人ではない時間が増えたと思う。今は、ヒマになるとエルモズと話したり遊んだりして時を過ごしている。これますます人間の友達はいなくなるのではないか。いやー、めでたいめでたい。

 しかしこのエルモズは、なにげに最近の登場人物ではなく、こっそりと作者の写真とともにチラチラ写っていたりする。この写真は、ソトコトに山口小夜子さんと一緒に写ったものであるが、パソコンのあたりをよく見ていただきたい。2匹へんなのがいるはずである!

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 なぜか撮影現場にも現れ、おそらく小夜子さんも「こ、こいつは本格的にやばいな」と思っていたに違いない、しかし大人としてきっちりエルモズの配置まで決めていただきしかも掲載されているのである。まあ彼らがうちにいるのには深い理由があり、別に店先であまりのかわいさに買ってしまったというわけではない。いつのまにか住み着いてしまったのである。

 そして、本の著者紹介の写真にも、白エルモがこっそり写っている。著者のフードの部分にこっそり入ってチラっとだけ見えているのである。さすがにこれは知らなければ何が写っているのかは誰もわからないであろう。

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 まあそんなわけで、今日四苦八苦してなんとかYoutubeへの動画のアップが成功した。最近登場シーンがエルモに奪われつつある、初アップはシンギングムクである。一部の人はもう見たことがあるものであるが、このように動画をサイトにつけることができるということで、今後ますます楽しみが広がった気がする。画像と同じように動画を旅行記に組み込めるのは実に嬉しい。楽しい。撮った甲斐があったというものである。ちなみに下の動画は、帰国直後に実家で隠し撮りしたもので、ムクが母親のピアノにあわせてカラオケを歌うというものである。全米公開します。

ゲームの出来ない体

 もしかしたら自分はウソをついているかもしれない。これはオフレコだ。なのでみんな読まないで欲しい。ましてやウソつき呼ばわりなんてしないで欲しい。
 実は……
 いや、読まないでください。これはオフレコ、つまりオフィスレディのコートであるので。派手めのOLね。
 ということで、実は最近……
 読まないでっ!!!! これ以上読んだら、大変なことになるから!!!! 今あなたの後ろに悪霊が!! はやく退治しなければ悪霊に取り付かれて明日から家族に暴力を振るう悪い奴になるでしょう!!! なので……
 というか別に全然たいしたことではないが、最近作者の引きこもりキャラを強調しすぎており、特に「インターネットとゲームが大好き」という特徴づけを激しくしている。のだが、正直インターネットはしまくりだが、ゲームはなんかここしばらくは疎遠になっているのだ。そもそもプレステ2をやり出したのも今年くらいからだし、プレイしたソフトはなんとたったの3本なのである。三国無双の2と4、そしてドラクエ8だ。どう考えてもこれではゲーム大好きっ子などという名称は名乗れないではないか。しかしキャラクター的にものすごーく引きこもりでオタクでゲーマーで、としておいた方が、特徴付けられて印象も残るしいいのである。これはちょっと卑怯な手段だ。
 といっても、昔からインドア派で例えば今日も昨日も出かけるといえばドンキホーテだけ、あとの時間は部屋であいのりのビデオを見たりネットサーフィンをしたり旅行記を書いたりその他もろもろ(とても女性読者も見ているところでは言えないこと)ということで、かなりの引きこもり体質なのは間違いは無い。
 そもそも最近ゲームをあまりやらなくなったのは、ゲームをやり出した自分がどのようになるかということが自分でよくわかっているからなのである。大人になってからも幾度となくそのゲーム地獄に陥ったことがあるのだが、一度ハマってしまうと最後、朝起きたらすぐにゲーム機の電源を入れ、攻略本や攻略サイトをPCで開いてゲームを開始し、とりあえず腹がめちゃめちゃ減ってくるまでゲームを続け、我慢できなくなった頃にカップラーメンを食うかもしくはコンビニに出かけ、食事が終わるやいなやまたすぐにゲームを再開(食事の間はゲームはつけっぱなしにしておく)、今度は眠くなり頭が朦朧としてくるまでひたすらプレイし続けるのである。一度ゲームを始めたら自分は完全にその世界の住人となり、現実の作者は消えるのである。だから、当然一人で声を出しながらプレイする。「待ってろって!! 今オレが助けてやるから!!」とか、「えーっ!! 詩織ちゃんゲーセンは嫌いだったの!!!」とか多分知り合いが見たらその後関係を絶たれるだろうと思われるような精神年齢10歳くらいの態度を取っている。
 というように、ゲームの世界に入ってしまうとクリアするまでは現実に全く帰ってこられないために、そういった活動は自粛しているのである。
 しかし、最近自分でゲームが好きだ好きだと書いており、本の著者写真もわざとらしくゲーム中の写真を使っている関係上、これはいかん、ちゃんとキャラクターにあわせてもっともっとゲームをやっておくべきではないのだろうか?? という使命感のようなものに襲われてしまった。
 ちなみに数ヶ月前に友人が貸してくれたファイナルファンタジーの10と12が家にある。そこで、オレはファイナルファンタジー10をやることにした。ゲーマーを名乗っている以上、FFシリーズすらやっていないなんておそらく許されることではないと思う。FFの登場キャラクターの歴代女性を全部言えたり、ユウナちゃん萌え~とか言わなければ真のゲームファンとは言えないと思う。なので、遂にオレはFF10に手を出したのである!!!
 ということで、攻略サイトを見ながら2日くらい進めてみたのだが……。なんと、信じられんことに、全然ゲームについていけないのである!!!! ストーリーも意味がわからんし、成長システムとか戦闘とかそういうのも理解できないのである!!!! ということで、なんだかきつくなってやめてしまった。よくよく思い出せば、今回だけではない、プレステ時代にFFの7も8もチャレンジしたことがあるのだが、いずれもどれだけやっても面白く感じるところまで行けず、途中で辞めてしまったのである。
 ファイナルファンタジーなんて世界で何千万本と売れているのだから、ものすごい数のゲーマーが楽しんでプレイしているものなのである。そのFFに、まさか自分が入り込めないとは。ちなみにドラクエと三国無双は徹夜でやるほどハマった。この差はなんだろうかと考えると、明らかに複雑なゲームに自分が対応しきれていないということがわかる。こ、こんなことでは自分がゲーマーであるとはとても名乗れんじゃないか……。断然世間一般のゲーマーの皆さんに対しても遅れをとっているのである。いつの間にこんなに自分は取り残されたのだろうか。
 とはいえ、もちろん今から引きこもり的な生活を辞めてフットサルやサーフィンを始めてもそっちの方が遅れを取りまくっているどころか興味の片鱗すら感じないと思うので、あくまで引きこもっていくしかないのである。でもヒマさえあればゲームをしていますなんて書いていてこれでは、ウソつきということになってしまうではないか!!!! でも、インターネットをしているのは紛れも無い事実だし、わかり易いゲームにはちゃんとハマッているのだから、まあそんなにウソってことは無いかな。
 さて、Youtubeはブログにもサイトにも革命を起こしそうですね。画像感覚で埋め込めるんだもんな……。こりゃあ旅行記に使わない手は無いということで、将来的にアジア旅行記ではこのようにどんどん動画を貼り付けていきたいと思います。多分、おもしろくなるんじゃないかと。

わたしわたし詐欺

 うちから徒歩2分ほどのところに阿藤海さんが住んでいる。阿藤快さんと最近では改名したらしい。にしても、しょっちゅう見かける。普通こんな頻度で近所に住んでいる人と会うものなのだろうか。外でタバコ吸ってたり自転車でどこかへ行くところだったり奥さんと歩いていたりと、なんかオレも阿藤さんもヒマなんだなと思ったのである。いや、あちらは職業柄夜のお仕事が多いんだろうけど……。

 てな話は置いておいて。

 なんと恐ろしいことか。オレオレ詐欺に対抗して、妹を装って「おにいちゃん、ワタシワタシ。ねえ、お金がほしいんだけど……」と金を振り込ませるわたしわたし詐欺が登場しているらしい。

 これは全国に散らばるオタクを狙った詐欺なのか?? オタクなら騙しやすい、そして断ることが苦手だと思ったのだろうか。いや、しかしそれはかなりオタクというものをわかっていないと思う。簡単に騙せると思うなかれ、通常オタクというものは例え妹がいようとも、妹からはそれはそれはひどい扱いを受けており、いきなり「ねえおにいちゃん」なんて呼びかけられても普段の態度とあまりにも違いすぎて(涙)絶対に本物の妹じゃないとすぐに見破ることができるのである!!

 それに、オタクが妹に萌えるからといって妹を装ってもそれは無駄というものである。オタクは、本物の妹などには欲情しないのである!! あくまでも、ある日突然なんらかのハプニングで妹になってしまった基本的には他人に萌えるのである!!! むしろ妄想の妹に萌えるものなのである!!!

 ちなみにオレの場合は妹などいないのでこんな「わたしわたし」なんて電話がかかってきてもちーとも怖くないと思いきや、よく考えたら妄想の妹は常駐しているため、「ねえおにいちゃん、アタシ。ねえたすけておにーちゃーん~~」なんて甘えられた日には、現実と空想の区別がつかずに「ええっ! 大丈夫ゆみちゃん! なにがあったの?? 初めてお話できるのにそんなさみしい声じゃおにいちゃんも悲しいっ! すぐ、すぐ振り込むからね、待ってて!!」なんて96万円を持ってATMに駆け込むかもしれない。

 てそんな現金どう転んでも用意できないや……。

広告のことは書きません

 この悲しい実験を踏まえて、amazonの広告についての日記は金輪際書かないことにします!!! なにがなんでも書きません!!!! 別に表示されたところで売れるわけでもないしねー。いいよねー。

磯山さやか

ムチムチ水着……

さくら剛

 まちがえた!! ゆうなちゃんじゃなかった。さくら剛!! さくら剛 さくら剛 "さくら剛" 「さくら剛」 <さくら剛> これでどうだ!! 広告出てるだろう!!

水元ゆうな

 水元ゆうなちゃん

amazonの広告最終章

 先日以来、左下のamazonの広告にどうやったら作者のインド旅行記を登場させることができるかと奮闘しているのだが、二度と行くかとかさくら剛とか叫んでもぜ~んぜん出てこない。よって、これからそれのみの日記をあげることにする!!! それのみなので、もはや日記ではない。タイトルと本文にたださくら剛と書くだけである。「インドなんて(以下略)」と本のタイトルを書くと「インド」の部分で他のインド旅行記を拾ってきてしまう可能性があるので、あくまで「さくら剛」という著者名だけでいく。さすがにこの名前で本を出しているのは世界に1人しかいない。多分。よっしゃ!! どうだ!!! これで、画面左上のタイトルの部分、「さくら剛」のタイトルをクリックすれば、さすがにamazonも観念するだろう。さあどうだ!!

エジプト旅行記

 現在旅行記もエジプトに差し掛かり、やっと人並みの観光旅行記というものを書けるようになったのだが、しかし人並みの観光旅行記だけに書くことは少ない。旅行記を書く時は、あらかじめこの国は何章分だなとかは全く考えておらず、ただひたすら当時殴り書きした日記を読みながら出来事を並べて順番に書いて、ああこんなくだらないことなのになぜかたくさん書いてしまった……残りは次の章だな、とりあえずファイナルファンタジーやってから続き書こーっと、とか基本的に予定より長くなってしまうことが多くなんも考えていないのだが、ざっと見てみてエジプト以降は非常に早く進むのではないかと思う。エジプト~中東の旅行記は、今までと比べて短く、1年くらいで書ききれるのではないだろうか。って長いな!!!! 1年もかかるのはいやなので、ほんの数ヶ月で書ききって、次のアジアルートへつなぎたいところである。なにげに去年のアジアルートはインドもあることだし、かなーり書くことが溜まっている。インドとかはどう考えてもエチオピア編やスーダン編より長くなるだろう。ふりむけばインディアンくらいのボリュームになるのではないだろうか。そしたらインドだけで書くのに1年くらいかかるな……(涙)。

 この旅行記の主人公の作者くんはひどい目にばかり遭っているので、これからしばらくは普通の楽しい観光旅行をさせてあげたい。時々は旅先の恋なんかも経験させてあげたい。そしてまたインドで苦しみを味わってもらおうじゃないか。今からインド旅行記に向けてプロットを練っております。作者にどんな苦行を体験させようかなと。はじめは自分の分身として旅に出た作者くんも、今ではすっかりオレの手を放れて自分で自由に行動しているようである。でもこれが物語を作る時の醍醐味であって、作者自身も作者くんが今後どんな冒険を繰り広げてくれるか非常に楽しみである。

 なんてことをよくマンガ家なんかが話しているのでちょっと言ってみたかったのだけど、残念ながらこれは旅行記だけに、旅先の恋なんて経験したくても無かったもんは無かったんじゃ!!! たまには捏造してベッドシーンなんかも体験させてやりたいけど、それはオレがむなしくなるだけなんじゃーっっ!!!!!!!!

 今まで現地人や外人との会話を捏造したことこそあれど(え?)、イベントやトラブルというのは体験したことが無ければ書けないものだったりする。なにしろ、旅先の出来事なんて人の話を聞いていてもありそうなことかなさそうなことかすぐわかってしまうのだ。自分が旅行者で、しかもその地域に行ったことがあればすぐわかる。旅人が集まる宿なんかは、時々武勇伝を語りたがる旅行者がいるのだが、ある一部分でも話を作ってしまうとすぐバレるのである。その人間の前では言わないが、後で一緒に話を聞いていた友人と話すと「さっきのあの部分は絶対ウソだよな……」などと意気投合することが多いのである。だから旅人のみなさんは気をつけてほしい。強盗や盗難に遭った話をする時も、自分だけ助かったこととか戦ったこととかにしないで素直にダサくてもありのままを全て話した方がよいと思うのです。

 ちなみにオレも飲み会とかで自分の体験を得意気に話す時は、話を膨らませてかなり実際より大げさに語ったりするけど……。まあ他に旅人がいない時は多分ばれないからいいやとか思ったり……。旅の話くらいしか話題持ってないからしょうがないじゃないの。日常生活の話をして普通に人を楽しませられる話術なんて到底持っていません。僕が誰かと2人で飲みに行っても、半分くらいの時間は沈黙です(号泣)。誰か盛り上げる技術を教えてください。

「話し方」の達人―その、『人』を魅了する技術に学ぶ Book 「話し方」の達人―その、『人』を魅了する技術に学ぶ

著者:生井 利幸
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インドなんて二度と行くか!2

 前回の日記、見事に恥をかくことになってしまいました。個別リンクに飛んでもぜんぜん「インドなんて(以下略)」が出てこない!!! インド サリナ・シングとか出てくるのに。NEUTRALなんかも出てくるのになんでインドなんて二度と行くか!ボケ!!は出てこない!! なんだサリナシングって!!! 鈴木紗理奈の歌か!!! これは、amazon的にぜんぜん私の本は認知されていないということではないだろうか。インドなんて二度と行くかと何度書いてもインドなんて二度と行くかという本は広告スペースには出てこないというのか!!! って言っているうちにもう「インドなんて二度と行くか」という単語を何度も書いているので、さすがに今回は広告でてきたんじゃない? さあ、もう一度左上のリンク部分をクリックしてみましょう。今日の部分をクリックすると、これだけ「インドなんて二度と行くか!」と書いている限りは、もう「さくら剛」の「インドなんて二度と行くか!」が出てくるでしょう。そうそう、さくら剛という言葉も重要だね。さくら剛さくら剛って連呼すればいいんだよね。これでもう間違いなく出てきているはず。今回こそはさくら剛のインドなんて二度と行くか!ボケ!!が出てきているはず!! 広告にさくら剛のインド旅行記が!!! 絶対に!!! さくら!!! 剛!!! さくら剛のインド旅行記!!! さくら剛って誰じゃ!!!! 自分でもぜんぜん馴染みないんじゃ!!!!

 さて、話は変わるが、昨日のさんまのまんまスペシャルのさんまの奇行にはまいった。なぜさんまのまんまを見たかというと、もちろん長澤まさみちゃんが出ていたからなのだが、まさみちゃんに対してさんまの芸能界のDONの立場を利用した数々のセクハラ!! ただ自分の欲求を満たすためだけに、まさみちゃんに「彼氏を待っていたらいつの間にか寝ちゃっていて、帰ってきた時に眠そうにして『あ、おかえり~』と言わせる」とか、今度は「先に寝てしまった彼氏にひそひそ声で『ねえねえ、寝ちゃったの?』と体をつつきながら聞く」とか、そんなさんまの好むプライベートのシーンをまさみちゃんに演じさせて自分だけ満足しているのである!!!! なんという非道!!!! ゴールデンの番組を自分の欲望のためだけに使用するなんて!! そんな身勝手な行動が許されていいものか!!!!

 いや~、しかし興奮したな~。さんまの演出とはいえ、まさみちゃんがプライベートで僕の帰りを待っていてくれるシーンとか、誕生日プレゼントを必死に隠している姿とか、そんなのを実際に見られたのだから。なるほど。今までは妄想だけだったが、たとえ分け目が真ん中でイマイチ実力が発揮しきれていないまさみちゃんといえども、実際に見てみるとここまで衝撃的にハートを射抜かれるとは。もう世界最高クラス、銀メダルの山本先生くらいの射抜き方である。やはりこの長澤まさみという逸材が、磐田の片田舎(磐田に失礼ですが)に埋もれていたというのが大変な驚きである。それがゴンの奥さん生田智子によって、長澤まさみという一少女から「女優・長澤まさみ」に転身を遂げることになったのである。その女優・まさみちゃんのプライベートなシーン。忘れていた、磐田のころの長澤まさみが明石家さんまという天才によって長い年月を経て姿を現したのである。

 うーん。さすがさんま……。一生ついていきます……(号泣)。

 もーいーくつ寝るとーセーラー服と機関銃ー♪ オレって、大人としてダメかな……。

インドなんて二度と行くか!

 実験中である。何を実験中かというと、このページの左下に入っているamazonの広告があるのだが、この広告はブログの内容にあわせて自動的に変わるらしい。つまり、ブログに書かれているテーマに沿った商品が広告として登場し、購入意欲をそそるようになっているらしいのだ。今のところ、なんかTOPページでは広告の変化はあまりなく、いつもいつもプーリッツとかウーウェンの小麦粉とかなんのことやらさっぱりわからんものが並んでいるのだが、どうやらメインページには適用されずに、個別のリンクへ飛んだ時にのみ広告が変わるらしい。つまり、左上にあるその日のブログのタイトル、その部分をクリックして個別のブログに飛ぶとそこで初めて広告がその日のテーマに沿って変わるということである。

 例えば、左上にある「今日のまさみちゃん」という記事の部分をクリックしてみてほしい。それからamazonの広告欄を見ると、全ての商品が実際まさみちゃんに関連した項目になっていることだろう。ドラゴン桜もタッチもラフも「(涙)そうそう」もどれもこれもまさみちゃんの登場する映画である。こんな感じなのだ。他にも、「核戦争」というタイトルに飛んでみれば、戦争系の本やDVDの広告に切り替わることだろう。

 ということで試しに今日のタイトルにはインドなんて二度と行くか!とつけてみた。これで左下のamazonスペースには我がインド旅行記が並ぶはずである。こうしてインドインドと本文で書いていることも広告には影響あるのではないか。「インド旅行記」と書けば書くほどインド旅行記が出てくるに違いない。インドなんて二度と行くか!と書けば、ちゃんとさくら剛の本が広告に出てくるのだろう。今出てる? 左下にちゃんと出てる?? 出てるとしても一番上に出てなきゃダメだよ。ちゃんと日記のタイトルにもつけているんだから。少なくとも中谷美紀のインド旅行記なんかより上じゃないと困る。まあ別にそこに広告が出たところで、別にその部分をクリックする人などいないとは思うが。あくまでレイアウトとして楽しむ場合は、むしろいつものようにグラビアアイドルを連呼して日替わりでアイドルの写真集やDVDの広告を掲載するのもいいだろう。なので、これからはブログのタイトルと本文が関連性の薄いものになりますが、amazonにアイドルを登場させるためということでどうぞ優しく見守ってください。

武蔵1回戦で散る

 とりあえず2つほどお知らせを。まず、インド旅行記の開設より長らく設置しておりました掲示板を、今月より撤去いたしました。ほんとに長いことお世話になったもんです。実に励まされること幾度となく、時にはわけのわからん書き込みもありましたがサイトの開設当初などはあの掲示板というか書き込んでいただくコメントがあったからこそ旅行記が書き続けられたというくらいの価値ある掲示板でした。まあ数年の年月を経て、残念ながらやたらエロサイト出会い系そのへんのスパム書き込みが多くなり、コメントは普通にブログでも機能がついているため掲示板さんはその役目を遂に終えられたのです。掲示板さんありがとう!! 今までありがとう!! そしてお疲れ様!!

 もうひとつは、今日発売のオレンジページP138、カリスマ店員さんが勧める今週の1冊に我がインド旅行記を紹介いただきました。一応写真と紹介文で1ページ使っていただいております。ちなみにそのカリスマ店員さんとは誰か?? というと、メルマガを登録いただいている方ならだいたい予想がつくでしょう、今は懐かしいヨロシクネー!! でおなじみのカリスマ店員さん、アベさん(仮名)です。もっとも、雑誌ではもちろん本名で登場していますが。たしかにあの方はカリスマです。1店舗であのインド旅行記が200冊も売れたというのですからその企画・営業力はただならぬものがあると思います。少しだけ著者の力もあるかなーとか思ったり思わなかったり梅酒の飲みすぎで歯が痛かったり痛くなかったりしていますが。いや、歯の方はたしかに実際に現実に痛いです。なんで梅酒を飲むと歯がいたくなるのでしょうか。いい加減にして欲しいです。しかし、アベさんに僕はこの先10年経とうが20年経とうが完全に頭が上がりませぬ。200冊ついでに、もうひと声で2000冊いってほしいです!!!

 さて、話は変わってしまいまして、武蔵判定負けだそうな。チェホンマンも初戦敗退ということで、アジア勢は誰もいなくなってしまったとのこと。といっても、別に毎年K-1を観る時に、アジア勢の活躍なんて期待したことは一度も無いけど。だいたい設立当初からK-1はアジア以外の地域の格闘家が戦うイベントであって、今さらアジア勢が全員消えて切腹ものですすみませんと谷川プロデューサーに言われたところでどうでもよい。それよりも、この間桜庭が死にかけになるまで殴られたのに、参戦したばかりで負けさせるわけにはいかぬとレフェリーと結託して試合を止めなかったことについて責任を取ってもらいたい。前田日明が激怒して谷川Pに詰め寄ったというが、それが普通の感覚だろう。このへん、稼ぎ頭にはなんとしても勝ってもらわねばならんという、結局選手の体とか公正なジャッジとかそういうものより儲けが全てであるという考えはTBSと完全に一致するものである。

 ちなみに、武蔵敗退の記事……

http://www.sanspo.com/fight/top/f200610/f2006100100.html

 別に試合内容やコメントについては気にならないが、気になったのはこの部分であった。なんでも10日間、武蔵はタイで本場のムエタイを学ぶ合宿を行ったというのだが、「あえて1泊1500円の安宿に宿泊して、国技ムエタイ流のキック技を習得し、ハングリー精神を心に刻み込んできた」というのである。

 なるほど。安宿に宿泊して、ハングリー精神を心に刻み込んできたのか……。いや、そのところ、異議あり。1泊1500円の安宿って矛盾している!!! その言葉は矛盾を大いに含んでいる!!!

 別にオレだけではなく、一般的に旅をして「安宿に泊まる」といったら、せいぜい1泊600円までの宿を指すのである!!!! 1泊1500円といったら、もはや中級ホテルである!!!! だって1500円も払ったら、こぎれいなシングルルームでバストイレもきっちりついているだろうし、不自由など何も無いのである。それでハングリー精神を心に刻むとはこれいかに!!! そもそもバンコクなんて、本当に安宿に泊まったってハングリー精神なんて身につかないのだ!!!! みんなは覚えているだろう、バンコクで1泊90ルピー(240円)の宿にステイしていたオレが、あまりにも居心地がよすぎてひたすら毎日マンガを読み、その宿から出られなくなったことを!!!!

 だから1500円の宿でなんてとんでも無い話で、それどころか本当の安宿に泊まったとしてもバンコクなんかでハングリー精神はつかないのである。安宿でハングリー精神をつけたいのだったら、エチオピアか中国へ行くべきである。どっちも安宿に泊まればハングリー精神がつくどころか、あまりにも過酷な環境すぎて精神をやられる。明日の朝のトイレのことを考えると恐怖で練習どころではなくなるだろう。だから、普通に高いホテルに泊まって練習すればいいと思います。ちゃんちゃん。

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