新刊が出ました

もはや閉鎖してもよいこのブログですが、過去の記事をたくさん書いていますので、どうもそれも勿体ないと思い、放置している昨今です。
さて、この度、私さくら剛の新刊が発売になりました。

タイトルは、

です。

おなじみの学問入門系、今回のテーマは哲学なのですが、加えてこの本はストーリー仕立てとなっております。
ゾンビと非モテ少年の会話を通して、哲学を楽しく、わかりやすく学べる本です。
よろしければご覧ください。

こちらのパネルをご覧いただくと雰囲気がわかると思います!

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なお、この本を書くことになった経緯など、ネットラジオさくら通信にて話しております。こちらもお聞きいただけたら嬉しいです!

10年ぶりに中国旅行してきました

この冬、ひさーしぶりに中国へ行ってまいりました。

仕事じゃありません。ただの観光旅行!!
しかしツアーじゃありません。一人旅!!! リトルバックパッカー!!
バックパッカー的な旅行は中南米以来5年ぶり。中国はなんと10年ぶり!!!

あれから10年……、しばらく見ないうちに、中国と私はどれだけ成長できたでしょうか。かつてはあんなにいがみ合い殺し合った我々も、10年という月日が経てばすっかり丸くなり、お互いを認め合い尊敬し合い優しく和気藹々と、国際協調し仲良く振る舞えるような関係になれたのでしょうか?

はい、なれました!!

中国ぶっ殺す!!!

旅行の模様はpodcastさくら通信で連載しますので、こちらをお聞きくださいませ。

動画界の黒船

 この度、拙著「俺は絶対探偵に向いてない」の文庫版が発売されまして、なんと帯のコメントをGLAYのTERUさんに書いていただくという光栄に預かることができました。感無量です……(涙)。

 

 さて。

 僕(さくら剛)の文章には芸能、テレビ関連の例え話が多数登場するためもはや言うまでも無いと思いますが、子供の頃から今に至るまでずーーーっと僕はテレビっ子です。

 そう一人っ子であり、コミュニケーション能力というものも持ち合わせておらず、犬しか友達がいないとなればこれはもう映像の世界に逃避するのは必然のことなのです。人は1人では生きていけないのです。だからテレビが必要なんです。テレビは人ではないが、その画面の中に人間の営みを感じられるという点ではテレビは「人に類するもの」であると堂々と言えるのです。だって我々はテレビ画面の中のものたちに欲情したりするでしょう。あのような金属の箱に対して我々が欲情してムラムラして時には我慢できず「さとみちゃーーん好きだよーーー!!(※まさみちゃん、まおちゃん、はるかちゃんの場合もあり)」と叫んだりしてしまうのですから、そうなればもはやテレビというのは金属の箱でありながら同時に人でもあるわけです。そして彼は本物の友達よりも楽しいことを話すし、本物の彼女よりもかわいく美しいのです。考えてみてください。現実の友達が、テレビの中で発せられるコメントよりもおもしろい話をしますか? しないでしょうがっっ!!! ド素人の友人と場末の居酒屋でサムサム話をするよりも家でバラエティ番組を見てた方がずっと楽しいんだよっ!!!!

 彼女だってそうです。現実の彼女を見つめているよりも、テレビの中の女優さんやアイドルを見つめていた方がずっと楽しいし欲情するし、文句も言われないし胸も大きいし若いし、ともかく現実の彼女を見ているよりテレビの中のあの子を見ていた方が遙かに癒されるのです。って僕の友達が言ってました。あの悪い奴が言ってました。ほんと最低な奴ですあいつは。そんな最低なことを言うんだから、やっぱり友達なんていうのはろくでもない存在なんです。そんなろくでなしと付き合うくらいなら1人でテレビを見てた方がマシだっっ!!!!
 というわけで、三つ子の魂百までということで三つ子として生まれた僕(2人の兄弟は生まれてすぐに死んでしまいました)は子どもの頃のテレビっ子魂そのままに今はテレビっおっさんになりつつあるわけですが、近頃テレビというか映像サービスというものが転換点を迎えている気がします。
 
 思えば世にレンタルビデオというものが登場したのがおよそ30年前……、まだ私は生まれる前ですが、当初はビデオ1本借りて650円くらい払ったのを覚えています。最新の劇場版あぶない刑事だと思って借りたのに、家に帰って再生してみたら最新の劇場版あぶない刑事のメイキングビデオだったという悲しい経験もしました。当時はひと月の小遣いが500円だったのに(号泣)。
 今の、ゆとり世代の若者は知らないでしょう。「レンタルビデオは巻き戻さないといけないから見終わってから巻き戻し作業が終わるのを待つのがめんどくさかった」ということを。まったく最近の若者は甘やかされてますねっ!!!
 それからジワジワとレンタル料金は下がり1本500円になり、3本1000円になり、時代はビデオテープからDVDへ、それでも私たちは「レンタルショップに映画を借りに行く」という行為は変わらずおこなって来たのであります。
 
 そこに最初の革命が起きたのが、宅配レンタルの登場でした。宅配レンタルというのは宅配DVDレンタルサービス……、つまりレンタルビデオ屋、レンタルDVD屋に行かなくても、ネットでポチッとやれば借りたいDVDが自宅に勝手に送られてくるというサービスです。TSUTAYAがやっているTSUTAYA DISCASがそれになりますがね。
 
 なんといっても、僕が感じた最大のメリットは家に届くというところではなくて、借りる時に人と対面する必要が無いというところです。
 
 なんで借りる時に人と対面したら恥ずかしいのかって……? そりゃあ、AVを借りるからに決まってるやろうがっっ!!!!
 
 新宿東口のTSUTAYAとか、ああいう巨大店舗でワンフロアがまるまるAVコーナーになってるところならいいんですよ? なにしろそこにいるのは全員同志。全員がAVを借りるためだけに南は琉球から、北はカムチャッカ半島から新宿へ集まって来ている猛者なわけですから、そこへ自分が混ざったとしても「あーあの人エッチなDVD借りてる-! 恥ずかし-(笑)!」なんて後ろ指を指されることは無いわけです。そこにいるのは誰もが恥ずかしい男であるという点では平等であるし、皆が少しでもかわいい女優さんを、少しでもエロいDVDを探すのに必死、決して大きく修正がされたパッケージ写真に騙されることなく(専門用語で「パケ写詐欺」と呼びます)、パッケージ写真の修正された女優さんを見て脳内で修正を元に戻し、完璧なメイクと修正がされた静止画ではなく乱れて動く全裸の動画となった時にパッケージと大きく異なることなく本当に美人でスケベな女優はどれなのかということを見抜くため、そのために我らは命がけになっているのです。そんな時に他人を気にしている場合ではないのであるし、そしてそのフロアの店員さんはアダルトフロア専属の店員さんであり、そこに来る全客がアダルトを借りるのだからこちらとしても素人ナンパものを借りようが人妻ものを借りようがスカトロを借りようが「出会って○秒で合体!」シリーズだけを10本まとめて借りようが、そんな客は大海の一滴、世界中の変態が集うこのフロアでは僕のようなにわか変態など大樹の一葉、見向きもされないわけです。
 
 ところが……、それが近所のローカルTSUTAYAとなると事情が違う。たとえ世界的に見たらまだまだこわっぱのニワカ変態の私でも、ローカルショップに入ったら町内一の変態になってしまうのです。
 地域密着型ショップのAVコーナー、入りづらい!!! 出づらい!!! 選んでいる時のプレッシャー!!! 落ち着いて吟味できない!!! レジを通りたくない!!! バイトのお姉さんに「顔は原宿、カラダは車中」のDVDを提出したくない!!! しかも借りる時だけでなく返す時も「顔は原宿、カラダは車中」のDVDをバイトのお姉さんに提出しなければいけないのだ!!!
 
 という悩みを、全部解決してくれたのがTSUTAYA DISCAS様でした。
 そもそもAVもそうだがそれ以外、普通の映画やドラマDVDもローカル店舗の100倍くらい種類があるし、なにしろそれを自宅のパソコンやスマホでじっくり選定できるんです。プレッシャーが無いんです。恥を知らなくていいんです。棚を歩き回らなくていいんです。そして、それだけの利点がありながら定額で月2000円ほどなので順調に借りれば近所の店でレンタルするより安くなるという……。これを革命と呼ばずしてなんと呼びましょうか?? 革命と呼ばないなら、オチンチンとでも呼びましょうか? いえ、ダメです。
 
 はい、そんな素敵な宅配レンタルの世界ではや5年ほど生きて来た私ですが、なんとこの今月になって、その私がテレビっ子人生で2度目の革命に襲われたのです。
 Hulu……
 そう。Huluと書いてフールーと呼ぶニューカマー、アメリカから来た憎い奴の存在を知ってしまったのです……。
 余談ですが僕がテレビっ子、テレビっおっさん人生の中で最も最強に爆裂面白いドラマだと思ったのがプリズンブレイクです。あれほどまでに続きが気になって仕方なく、止めようと思えど体が言うことを聞かず仕事も休みいつしか婚期も逃しそれでも見るのが止まらなくなったドラマはプリズンブレイクの他にありません。強いて言えば熱中度でプリズンブレイクに対抗できるのは「あいのり」くらいでしょうか。あいのりはドラマじゃないけど……。さくら通信でもあいのりについて語っているので聞いてね!
 プリブレ(プリズンブレイクの略)を見始めるまではレンタルといえばもっぱらAVだったんですが、いやAVの話は置いておいて、エロ以外で言えばレンタルといえばもっぱらハリウッド映画だったんですが、プリブレをきっかけに、ここ数年の私は海外ドラマコースに進学するようになりました。
 でプリブレが終了した後に最近よく見ているのがこれは大人気なのでみなさまご存知でしょう「ウォーキングデッド」シリーズ、 それから最初は静かだども後半怒濤の展開で全米が熱狂したのでこれは見た方がいいとあちこちで言われて見ることにした「ブレイキングバッド」シリーズでごわす。
 毎日毎晩毎深夜TSUTAYAに行っては借り、家に帰っては見て、見ては返し、そんなことを繰り返していたのですが、Huluに入ってからその不審者浮浪者な生活も終了しました。
 うちの東芝REGZAは6年ものなので直接は対応してなかったのですが、なんとプレステ3が対応していたため、プレステ3を使ってHuluを楽しんでいます。
 
 フールーフールーフルルルルと言うけれどそれはいったいなんですの? という点ですがつまりフールーっていうのに加入すると、ネットを介して動画が見れるんです。ネットというからには小さいパソコンやスマホのモニターで見なきゃいけないのだろうと思ってそれまで敬遠していたのですが、あらなんということでしょう、テレビで普通に見れるじゃないですか!!! 今まで「あ、続きを見たいな、借りに行かなきゃ」と思い立って着替えて出かけて最寄り駅のTSUTAYAに行って棚を探してレンタル中だったらガッカリ諦めて運良く他の人が借りていなかったらケースからDVDを取り出してレジに持って行ってお金を払って持ち帰って家のDVDデッキにDVDを挿入してレンタルDVDは不潔な感じがするからDVDを触った後は必ず手を洗ってそして再生すると他の作品の長いCMが始まるけど飛ばせなくてイライラしてそんなこんなでやっと続きの話を見られる……。という作業をそれこそ30年ほど繰り返してきたわけですが、Huluに入った今、「続きが見たいな」と思ったらその場でプレステ3を起動してコントローラーを操作すればその瞬間に見られる!!!!! 出かけなくとも店の棚を探さなくともレンタル中で諦めなくとも店員さんと話さなくとも使い古されたDVDをつままなくとも長い予告を見せられなくとも、家のテレビで見たい時に見られる!!!!!
 
 こんなことがあっていいんでしょうか?
 信じられますかみなさん? これは本当の話なんでしょうか? 都市伝説じゃないんでしょうか?
 本当です。
 ちなみに、僕は海外ドラマにはまりこむと月に20本くらい借りるのでだいたい2000円~3000円くらいレンタルで使っていたのですが、Huluはどれだけ見ようが月額が決まっていて税抜きで月933円です!! エエエ~~~~ッッッパチパチパチパチ(※拍手とおばちゃんたちのビックリ声)!!!
 
 わたくし、これにはKindleを初めて見た時と同じくらいの衝撃を受けました。既存の物質メディアよりも早く省スペースで便利になっているのにさらに安いという。衝撃を受けるというのはもちろん良い意味でもありますが、果たして今まで何十年と存在してきたサービスとそれに関わる人たちはこれから一体どうなってしまうのか? こんなことがまかり通ったら今後失業率は増え日本の経済活動は大きく停滞してしまうのではないか? そのあたりにまで想像力を及ばせると、喜び驚きと同時に恐ろしさも感じてしまうのです。
 つまり時代は究極のデジタル化に向かって待ったなしでどんどん突き進んでいる。我々はデジタルと共存し、少なくともいくらかは生活と仕事にデジタルを取り入れて行かなければ取り残されてしまう。「俺はそういう難しいことわかんねーからさー」とか言うのは自由ですが、新しい情報を集めたり勉強したりすることから逃げていると損をするだけ、いつか彼と我との間についた大きな差に愕然とさせられる日が来ることでしょう。
 
 まあ今回は真面目な話は置いといて、私がフールーの手先になったかのごとく(なんらフールーの人と関係があるわけではありませんが)フールーのおすすめをしたいのですが、フールーのおすすめというよりは僕がまず1番おすすめしたいのはプリズンブレイクですね。2週間くらい無料で試せるので、まずはフールー無料登録だけしてその無料2週間の間に昼夜見倒して最後まで見切るという手もありますが、シーズン4まであるので全部は難しいでしょう。まあともあれ続けるかはともかく環境(以下記述)のある人は1度登録をしてみることを激しくおすすめします。「こんな時代が来たのか……」と実感させられますし、この黒船の襲来を経験することによって今後の自分の仕事の方向性や、時代に取り残されないために自分にはどのような変化が必要なのか(あるいは必要ないのか)、考えるきっかけにもなると思います。プリズンブレイクを見終わっても、24がある。ウォーキングデッドがある。FRIENDSハンニバルHEROSブレイキングバッドBONESハケンの品格高校教師勇者ヨシヒコと魔王の城がある!
 
 最近のテレビならテレビそのものが対応していますし、たとえテレビが対応していなくとも、プレステ3、4かxbox360かWiiかWiiUがあれば見られます。当然ネットなので、パソコンでもスマホでも見れる!! 家のテレビでプリズンブレイクシーズン3第15話まで見たら、通勤中にスマホでシーズン3第16話から続きを見ることができる!!! 早送り巻き戻しなどの操作もDVDと遜色なく、というかDVDよりスムーズにできます。プリズンブレイクとウォーキングデッドと龍馬伝とJINとウルトラマン80と家政婦のミタを交互に見たい時にも、DVDを入れ替える必要なし!! ボタン操作で勝手に前回の続きから再生!!!
 こうなってくると、今さら「DVDを借りに行く」という行為を実行することが非情に愚かなことに感じてしまいます。決して愚かではないのに。ただ知らないだけなのに。人には誰にだって良いところがあるのに……。とはいえ、Huluはまだ映画のラインナップがさほど多くないので、そこに無い映画やアダルティーな作品、例えば「出会って○秒で合体!」シリーズなどを見たいという場合には先のTSUTAYA DISCASが良いでしょう、こちらも1ヶ月は無料期間があるので1ヶ月の間に根性を出せばタダで膨大な量の映画やアダルティー作品(「出会って○秒で合体!」「顔は○○カラダは車中」シリーズ含む)まで見まくることができます。
 
 恐ろしい時代になりました。Huluの襲来によって。
 
 日本のレンタル業界は黒船に飲み込まれてしまうのか……それとも攘夷を果たすことができるのでしょうか……。

新刊発売になりました。2015年8月7日

「感じる科学」「困ったココロ」に続く、学問バカバカしく解説する系の新作単行本を発売いたしました。

世界のニュースなんてテレビだけでわかるか!ボケ!!…でも本当は知りたいかも。

リーマンショック、ギリシャ危機にウクライナ危機、イスラム過激派問題、iPS細胞とはなにか? など、21世紀に世界で起きた出来事についてわかりやすく、バカバカしく解説を試みました。
いろは出版から、1400円+税となっております。
これが最後の本になるかな……?
みなさまどうぞ書店でお買い求めください。
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新刊「俺も女子高生も絶対探偵に向いてない」

新刊情報です。

 

さくら剛著「俺も女子高生も絶対探偵に向いてない」が発売されました。

内容紹介

 あのダメダメ探偵、伊藤たけしが帰ってきた! ――

・アイドルを襲う大物司会者のセクハラ
・幸せな夫婦を悩ませる恐怖のストーカー
・舞台は秋葉原のJKおでかけ散歩♪
・今度のターゲットはあの○○連合!!
・初めての後輩はなんと女子高生!?

笹野探偵事務所には今日も刺激的な依頼が舞い込んで……

元ニートのたけし、ドSの美女探偵・恵梨、武闘派のトガシ、
さらには「ちょりーーーす! 」な新入りを加えた最強(?)カルテットが今回も所狭しと大活躍! 爆笑ノンストップ小説の続編、ついに登場!!

前作「俺は絶対探偵に向いてない」ともども、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

イベント出演告知

みなさんこんにちは。さくら剛です。

2014年8月に、2本のイベントに出演させていただくことになりました。

以下、詳細へのリンクとなります。

8月7日 高円寺にて 海外ブラックロードpodcast公開収録 詳細はこちら 

8月30日 お台場にて トリカゴナイト2014 詳細はこちら 

どうぞよろしくお願いいたします。

三国志男

「三国志男」が幻冬舎より文庫本として発売されました!!

どうぞよろしくお願いいたします。

サイン会のお知らせ

みなさんこんにちは。さくら剛です。いつもお世話になっております。

新刊「困ったココロ」発売を記念いたしまして、4月4日(金)19時から名古屋にて、4月5日(土)13時から浜松にて、ミニトークイベント&サイン会を行います。

東京以外にさくら剛が出没する貴重な機会でございますので、お近くの方はご参加いただければ幸いです。
参加いただくには一応事前に該当書店さまで本を買っていただく必要があるのですが、当日会場での販売もしておりますので、当日直接来ていただいても参加可能でございます。

詳しくはこちら、サンクチュアリ出版さまのホームページに概要が記載されておりますのでぜひご覧ください!

新刊発売になりました

「感じる科学」に続くサイエンス本第二弾、心理学についてバカバカしい例え話で解説した、心理学の入門書のさらに入門書、「困ったココロ」がサンクチュアリ出版より発売になりました!

 

心理学はおもしろいですよー。
いえ、基本的には難しいんですけど、バカバカしく解説してかみ砕くと、こんなに面白い学問だったのか、ということに気付かされます。

 

ぜひチェックしてみてください!

テレビ

 Qさま!で、早押しクイズに勝間和代が出ていて、早押しで押し負けてすごく悔しがっていた。「押したのにーー!!」と何度も繰り返し文句を言っていた。しかも早押しボタンを悔しそうにガンガン叩いていた。好感度が大事なタレントさんだったらカットされてしかるべきシーンだと思う。それほど醜いシーンだった。でも普通に放送されていたのは勝間和代は女優じゃないし特に好感度を気にかける必要は無いという判断と、そして編集する人が勝間和代に特別好意を持っていないからだろう。「スイカは英語でなんというか?」という簡単な問題で、みんなわかるんだから早押しで負けることなんてタイミング次第で当然あり得ることなのに、「押したのにーー!!」とボタンをガンガンやる。しかも本気でめちゃくちゃ悔しそうだった。あまりにも恥ずかしい。素人ならまだしも、タレントさんと同じように何度もテレビに出まくっていてテレビ慣れしているはずの人間がそんなことをやるとは。美人だったらそんなことやらないと思う。よしもとばななさんも言っていたが、人間、内面が100%顔に出るというのはよくわかることである。

 

 なお、最近「レジデント 5人の研修医」というドラマを見始めた。つまらなすぎて1話で見るのをやめた。仲さんが主人公の研修医役だったのだけど、彼氏にふられて何度も自殺しようとして運ばれて来る女の子に対して激怒して、たった今事故死した人の周りでその家族が号泣している場面を見せて「ほらみなさい、こうやって死んだら家族が悲しむってことわからないの!」と説教していた。きっと脚本を書いた人は今までの人生でたいして苦しんだことの無い、幸せな人なんだなと思った。自殺しようとするっていうのはそういう問題じゃありません。普通の精神状態じゃないのだから。「家族が悲しむのがわからないの!」と激怒されたくらいで考え直せるようなしょーもない軽々しい悩みで死のうとしてるわけじゃないんです。しょーもないのはこのドラマの脚本ですね。バカバカし過ぎて、録画していた残りの全話を消去しました。別に仲さんには罪は無いけど、やっぱりTBSの医療ドラマは安っぽい。フジテレビと比べてしまうとあまりにも霞んで見える。なにしろ医療ドラマといえばフジテレビのレベルには他の局ではかなわないと思う。このレジデントと、フジテレビのコードブルーや医龍や救命病棟24時では5年や10年では埋められない差があると思った。とはいえ、コードブルー2はあまりおもしろくなかったけど。救命病棟24時パート4は、進藤先生がいなくなったので見る気がせずに見ておりません。だから何? と自分でも言いたくなるようなどうでも話ですハイ。別にだからなんでもありません。

 ちなみにレジデントを消去した後に見始めたのは「あぽやん~走る国際空港~」です。伊藤淳史さん主演の、成田空港を舞台にしたドラマ。こっちは同じTBSなのにはまって見ております。健康的なドラマで、キャストも良いし見ていて楽しいです。伊藤淳史さんが主役のドラマはなんとなく外れがないような気がしています。他には電車男やチームバチスタの栄光シリーズなど。以上です。ははは。

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